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ABOUT
スパイラルセンス株式会社(代表取締役 小林俊夫)は2022年3月15日、ハウジングテック企業であるJIBUN HAUS.株式会社(代表取締役社長 内堀雄平)と協同で、ゲームエンジンのUnreal Engine4を使用し、ゲーム開発手法を用いたバーチャルモデルハウスを開発しリリースしました。
このバーチャルモデルハウスはゲームコントローラーを使用して操作する事ができるようになっており、家の中や外を自由に歩き回ることや、スイッチを押して照明を付けたり、壁紙を変えて部屋の雰囲気を変えたりすることにより、仮想空間上で暮らしの疑似体験を体感することが可能となります。
今後はJIBUN HAUS.の加盟パートナー工務店様へ展開が予定されており、仮想空間上でのモデルハウス見学をよりリアルな体験に近づける、ひいては実際のモデルハウス見学の体験を超えるバーチャルモデルハウス見学体験を多くのお客様に体感していただきたいと考えております。
高品質なバーチャルモデルハウスは家づくりの体験が大きく変化するだけでなく、メタバース上での家づくりの体験も見据えています。
メタバース上での家づくりが実現すると、メタバース空間に自分だけの家を持つことができ、遠くに住む家族や友人を招待して、思い思いの時間を楽しむなど現実の制限を超えた体験を生み出していきます。
◆高品質なバーチャルモデルハウスがかなえる自由な家づくり体験
今回リリースしたのは、Unreal Engine4によって制作された3DCGモデルの高品質なバーチャルモデルハウスです。ジブンハウスの規格住宅を内部まで再現し、視点を操作して家の中を歩き回ることができます。
これまでのVRは360度パノラマラウンド型であったのに対し、今回のバーチャルモデルハウスは自由に動き回ることが可能となっています。これまでゲームの世界では当たり前であった自由な動きを踏襲することによって、好きなようにバーチャルモデルハウス内を歩き回り、電気をつける、蛇口から水を出す、コンロの火を点火するなどのリアルな住宅見学での体験を再現しています。
また野外では日の傾きや天候を変えることもできるため、実際の住宅展示場に一回行っただけでは把握しきれないような、日常のイメージを確認することができます。他にも実際のモデルハウスでは変更することが困難である壁紙や床材なども、即座に変更することができるため、現実空間での制約から自由になれるだけでなく、「自分らしい暮らし方」を疑似体験しながら家づくりができるようになります。
◆ライフスタイルの変化までシミュレーションできる家づくり
バーチャルモデルハウス上では、子どもや高齢者の目線を設定することも可能です。通常のシミュレーターでは身長170cm程度に設定されることが多いですが、バーチャルモデルハウスでは目線を好きな高さに調整することができるため、子どもの目線で設定して家具の高さを確認することや、お年寄りの目線に合わせることでバリアフリーを意識した家づくりのお手伝いもおこなえます。
◆現実に縛られず理想の家を追求できる世界へ
スパイラルセンスとJIBUN HAUS.が今回協同開発したバーチャルモデルハウスを体験は、今後のメタバースの世界的広がりに合わせて、住宅の3DCGモデルをインターネット上で販売する「メタバース住宅事業」の展開も見据えた体験の提供です。
この取組みが実現すると、メタバース上に自分だけの家を建てることができ、自分の住処を持つことができます。白い砂のビーチに家を建てて遠くに住む両親と一緒に過ごしたり、自分の趣味性をとことん追求したガレージで海外の友人と語り合ったりと、現実の制限を越えるような経験を提供していきます。