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カンボジアはGDPの成長率7%が9年間継続、IMFによるとコロナの影響で2020年は一時減速するものの、コロナ禍以降も経済成長は続くと予測されています。
大量虐殺などの内政混乱の時代を乗り越え、カンボジアは、世界で最も貧しい国から経済発展を目指せる時代に入りました。
そんな経済成長のポテンシャルを秘めたビジネス市場の魅力と、まだまだ貧困をはじめとした途上国の課題、その両面を持つカンボジアという国で、私たちは新たなチャレンジをしています。
私たちが、現在手掛けている主なビジネスは、「金融(ファイナンス)市場」と、「人材送り出し市場」です。
かつての紛争により知識人を中心に多くの人材を失ったカンボジア。社会の様々な分野において技術レベルの向上が今後の発展の鍵となります。
そんな中、我々ができることとして、カンボジアでの自動車整備人材の育成と送出し機関の設立を進めてまいりました。長年JICAを通じた現地貢献活動からカンボジア政府の信頼を獲得し、現地最大の国立職業訓練大学校(NPIC校)内に送出し事務所を設置しました。
同訓練校の卒業生を中心に質の高い候補者を選定し、一定水準のスキルを持った自動車整備士を目指す若者を日本へ送り出しています。
そして、彼らが日本での経験を積み、帰国した後は、我々のマイクロファイナンス事業を通じてサポートを行います。
無担保融資により、彼らが独立開業する整備工場などを後押しし、金融の力で若者への支援を行うことで、その先にあるカンボジアの貧困の解消、経済の発展に貢献したいと考えています。