パソコン・携帯電話等の家電製品に含まれる金属・レアメタル等の資源は、「都市鉱山」と呼ばれています。また、日本の各家庭に眠る都市鉱山の埋蔵量は、世界の資源大国を凌ぐ量があるとも言われています。

これら都市鉱山を有効に活用するため、2013年に小型家電リサイクル法が施行されました。
当社は、2014年に環境大臣・経済産業大臣から小型家電リサイクル法の認定を取得し、全国で唯一、使用済小型家電を宅配便で回収するサービスを展開しています。
さらに、全国300を超える自治体で、行政サービスの一環として宅配便回収サービスが採用され、自治体から住民に対して、当社のサービスが案内されています。

宅配便回収サービスで重点的に回収しているのは、パソコンです。
パソコンは、家電製品の中でも多くの資源（都市鉱山）を含んでいます。
さらに、年間1,000万台以上の買い替え需要があるだけでなく、データが心配で処分できない等の理由から、約半数の家庭に古いパソコンが眠っているとも言われています。

私たちは、不用になったパソコンを「便利」にデータも「安心」して処分できるサービスを開発し、お客様・自治体様からも高い評価をいただいております。
回収後は、手作業で分解します。この分解作業には、知的障がいのある方がフレンド社員（当社へ一般就労）として活躍しています。

正しいルートでパソコンが回収されれば、知的障がいのある方の雇用の創造につながり、資源の循環利用も実現できます。
環境と福祉の連携、本業のビジネスの中に社会貢献の仕組みを組み込んだモデルとして、この取り組みの拡大に挑戦しています。

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