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ABOUT
Issue
国内の大手企業においては、将来の成長を支える事業の創出に向けて、社内の専門技能を集約した新たな組織の立ち上げを計画していました。
新規事業開発活動においても、各案件の有望性や進捗を、同一的な基準で評価し、活動を促進していくためのガバナンスモデルの設計・導入を必要としていました。
Team
新組織立ち上げに向けたクライアント社内のコアチームに、当社チームが専門家として伴走する形で、組織設計・ガバナンスの仕組み構築を推進しました。
Approach
当社が保有する組織設計のアセットを有効活用しながら、組織設計に向けた論点を明確にするところから検討を開始しました。
マネジメントとの対話を通じて、組織のビジョンやKPIを見定めながら、事業開発推進の具体的なガバナンスモデルを設計しました。
特に、先行する他社における事例スタディに基づきながら、ステージゲート管理の仕組みや基準を精査し、対象企業の状況に合わせて最適設計を行いました。
既に推進中の複数の案件についても、担当者との対話も通じて、新たな基準で再評価を行い、ステージの割り振りと、推進方針の決定を行いました。
Highlight
ステージゲートの仕組み設計においては、それまで社内で運用されていた基準も有効活用しながら、マネジメント、実案件の推進者の双方が納得できるモデルを構築しました。
会社全体としての効率的な管理を行いながら、個別活動推進の足枷にならないことが重要な要件であることを学び、スタートアップでなく、大企業で新規事業開発を推進するからこその特有の課題を解決する、重要な知見を得ました。
Outcome
本設計に基づき、新組織の設立を行いました。
新組織内で、事業開発を管理するための一連のガバナンスの仕組みについて、実運用を開始しています。