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ABOUT
【特長】
全体がネットでできているアドベンチャー遊具です。1層目のネットの中に、11種12個のエレメントを設置しています。全体のレイアウトは、三角形を組み合わせた六角形をベースにしています。上空からみると星型にポールが設置されています。三角形を組み合わせた六角形にすることで、構造上も強くなります。またより多くのエレメントをいれることができ、遊びの空間が広がります。
床も壁もネットでできているため、ハーネスなどの安全器具をつけずに、思う存分飛び跳ねて遊ぶことができます。
外周は約84m。2層構造になっていて、1層目と2層目を自由に行き来できます。1層目は地上3.5m、2層目は地上7mの景色を楽しみながら遊ぶことができます。
【デザインの工夫】
各ポールに取り付けてあるエレメントデッキを六角形にすることで、従来の四角形よりもコースデザインのバリエーションを増やすことができました。四角形では直角にしか曲がれませんが、六角形にすることで6方向へのアクセスに対応できます。
1層目、2層目共に、最後はスライダーで降りていきます。各層に2本ずつ合計4本のスライダーがあり、2層目のスライダーはかなり長いので子どもたちの冒険心を掻き立てます。
1層目には安全器具をつけないからこそできる、くぐるエレメントなどを取り入れました。12個のエレメントとネットでアクティブに遊ぶことができます。
2層目はネットの回廊になっているので、地上7mの高さをゆっくりと楽しむことができます。また中央に設置しているネットエリアでトランポリンのように遊ぶことができます。
【施工の工夫】
ヨーロッパで定評のあるHUCK社(ドイツ)の台形のネットをつなぎ合わせました。ネットがとても大きいため、レバーブロックでネットを引っ張る際、張り具合を調整することに苦心しました。
2層目からのスライダーは長いため、スピードが出すぎないようにするために何度も高さの調整に注意を払いました。
オープン:2019年10月
コース情報: 北九州市立響灘緑地(グリーンパーク)https://hibikinadagp.org/