1
/
5

Eli/不動産データ分析プラットフォーム

Edit

894 views

ABOUT

【概要】
Eliは自社の不動産に関するレポートを提供することで、不動産業者の効率を劇的に向上させることを目的としています。これは自動化されたドキュメントをデータ化した強力なマーケティングツールです。 Eliレポートを使用することで、不動産業者はマンション建物の財務上および物理上の健全性を迅速かつ徹底的に理解でき、顧客は実際の情報に基づいてより詳細な情報に基づいて購入を決定できる仕組みになっています。

カナダでベータ版リリース済みの大型不動産ソフトウェアプラットフォームであり、洗練されたブロックチェーンと人工知能をベースに弊社が開発を行ないました。

【課題】
•不動産を購入する前に不動産業者・購入者共に大量の書類を時間を掛けてチェックし、以下の項目を別物件と比較検討しなければならない。
    ◇物件の広さ、年数、設備
    ◇物件の販売価格の市場価格と比較
    ◇マンションの規則:ペット可・不可、喫煙不可など
    ◇建物の維持管理費の財政状態
    ◇過去の修復改善工事の履歴や欠陥の有無   など

•衝動的な購買により欠陥物件を購入し顧客よりクレームが発生。

•膨大な時間を割いて書類に目を通すことにより、検討している物件が
他者に購入されてしまう。

【解決方法】
•ソリューション1:レポートを作成して購入判断基準をコンテンツ化
    ◇自然言語処理を使ったAIモデルによって大量の文書を数分で要約し、レポート化して不動産業者に提供。そのレポートは購買者と共有可能。

•ソリューション2:AIの学習によるデータの最適化
    ◇Eliのアドミンシステムは新たな物件情報・市場情報に合わせてAIに必要な情報を与え、学習させることによって更に効率よく、優秀で適切なレポート作成が可能。

•ソリューション3:成約数の向上
    ◇数時間かけて仕上がるレポートが20分以下で作成されることにより、両者の時間短縮を実現。
    ◇コンテンツ化したレポートにより、購買者の即決即断に繋げられる。不動産業者の売り上げ向上につながるマーケティングツール。

【機能】
•マルチユーザー対応可能なウェブアプリ
•NLP(自然言語処理)が出来るAIエンジンの導入により正確に様々な文書の分析が可能
•購買者向けに物件情報の検索・カスタムレポートの作成
•クラウド・インフラの導入によるデータ管理と自動バックアップ機能

【開発環境】
フロントエンド
•ReactJSを用いたリアクティブなWEBアプリケーション開発
• コンポーネントの作成、再利用によりリソースコードの保守性、可読性を向上
•データ管理、フローを明確に捉えるためReact+Reduxを使用
•GraphQLを使用し、ソースコードの保守性、可読性を向上

バックエンド
•NodeJSを用いたバックエンド開発
•データベースにMongoDBを使用
•GraphQLを使用し、ソースコードの保守性、可読性を向上

インフラストラクチャー
•AWSのCloudFront、EC2、S3を利用し、WEBアプリのユーザーアビリティーを向上
•ECS、Load Balancerにより高可用性を実現。自動でバックアップを取り、万一ダウンタイムが来てもいち早く復旧できる体制を維持

クオリティーコントロール(品質管理)
•GitHubでのソースコード管理
•ビルド・テスト・デプロイをCircleCIで自動化

AI(人工知能)
•NLP(自然言語処理)モデル
•Tensorflowを使った書類分析プロセスの自動化
•NLPモデルを、AWS Lambdaで、簡潔かつ低コストでバックエンドに統合