某化学メーカー / 製品開発部
自動車ボディーカラー塗料の新製品開発および既存製品改良を担当
【目標・課題】 自動車ボディカラー塗料の新製品の開発業務において研究が行き詰まっていた。期日までに製品性能の向上とコスト削減の達成を求められており、早急に改善する必要があった。 【目標達成戦略として以下を実施】 様々な取り組みを実施しましたが、特に効果があった施策を3つ抜粋 ①問題の原因調査 - さまざまな角度から問題を検証して根本的な原因調査に注力した - 原因と思われる材料の量や性質、不具合のリスト化、組み合わせをチェック - 実験計画を詳細に立案し、優先順位を設定して効率的に作業を進行 ②新しい知識のインプット - 研究開発は常に学習が求められるが、今まで以上にインプットを強化した - 関連しそうな材料を学び、性質や特性を誰よりも理解することに注力 - 先輩社員に相談したり、業務外に自己学習するなど取り組んだ ③さまざまな観点でのトライアンドエラー - 新製品の試作を行い、各試作品の性能評価を30件以上実施した - 試作品ごとのデータを詳細に分析し、性能向上のための改良点を特定 - 改良案を取り入れた再試作を行い、最終的な製品設計を確定 【成果】 ・新製品の性能評価を30件以上実施し、製品性能の向上に貢献 ・材料の選定により、製品コストを10%削減 ・既存製品の改良に成功し、早期生産導入され、導入後も製品の品質が維持された 【学んだ点】 論理的な思考と計画的な実験設計の重要性を学びました。さらに新しい材料や技術の導入における柔軟性と適応力を強化しました。これらの経験は、エンジニアリングプロジェクトにおける問題解決能力として活かせます。