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目標を見つけた時、「選べる自分」でありたい――大手の内定を辞退してベンチャーに進んだワケ

2020年4月に入社した新入社員メンバーをリレー形式で紹介するコーナー「Animals Real」

大手の内定を辞退し、その後ZUUに入社することを選んだY.Yさん。ベンチャーを選んだ理由や、入社してからの毎日、仕事のやりがいについて、率直に語っていただきました。

反骨精神あふれるY.Yさんは、飾らない誠実な人柄が魅力。新卒1年目にしてすでにZoom講義の講師も務めています。

プロフィール
2020年3月早稲田大学卒業。株式会社ZUU入社。鬼速PDCAエンジニアリング事業本部にて新規プロダクト開発を担当。現在はマーケティングチームで顧客開拓をはじめとするプロモーションプランの立案から実行に従事。

――最初に、大学時代について教えてください。

Y.Y:僕は大学からアメリカンフットボールという競技を始めました。当時は体が小さくて細かったので、周りから「選手は無理だろう」と思われていたと思います。でもそこで、なぜ周りに自分の「できる・できない」の可能性を決められなければならないのか、という思いに火がつき、とにかく猛練習。最終的にはスターティングメンバーとして試合にも出場し、最後の大会では全国準優勝の成績を収めました。


――どんな就活をしていましたか。

Y.Y:大手企業を1社受けて内定をいただいたので、僕は就活をほとんどせずにアメフトに注力していました。でも、大学4年の12月に部活を引退し、このままでいいのかと葛藤が生まれました。

4月から待受ける生活、そしてその先にある人生にワクワクしていない自分に気が付いたんです。一度きりの人生、自分でも想像ができないような人生を歩みたかった僕にとって、目の前にある人生は予定調和すぎた。・・・今思い返してみると、すごく贅沢な話だなと思いますね(笑)

そして気づいたときには内定を辞退していました。その後、就活にももう一度しっかりと向き合いました。

――大手からベンチャーに舵を切った理由はありますか。

Y.Y:最初、ベンチャー企業は視野に入れていませんでした。でも、上記の通り、考えが変わりました。

早稲田に入り、全国2位の成績で部活を終え、大手企業に入社。大きな挫折を経験することもなく、普通に生きて、普通にお金をもらう。いわば順風満帆の生活を送りながら、自分の人生のピークは大学時代の決勝の舞台だったと、時々思い返す――。そんな人生を想像して、ダサいしつまらないなと率直に思ったんです。

だからこそ、再スタートの就活では「何かを成し遂げないと評価されない場所」を求めるようになりました。

日々自分に足りないものを痛感しつつも、昨日よりも今日、今日よりも明日、と常に自分をアップデートし続けられるような環境。そして自分が責任感を持って、組織にとって大きな歯車としての役割を担える環境と考えた時、自分が求めているのは大手よりベンチャーだと気づきました。

――ベンチャーの中でもZUUを選んだ理由を教えてください。

Y.Y:エージェントさんに「熱いベンチャーを紹介してほしい」と頼み、紹介されたのがZUUでした。

正直にいうと、ZUUの第一印象は「この会社は自分には合わない」でした。代表の冨田さんの『鬼速PDCA』を読み、これを組織として本気で実践している会社だとしたら、絶対にしんどいなと(笑)

でも、だからこそ入社しようと思いました。僕は、圧倒的に不利な場所に身を置くことが、一番の自己成長につながると思っています。不利な状況で自分に足りないものを考え抜き、最善のアプローチができることが僕の長所。アメフトという競技を通じてそう自負していたからこそ、あえてZUUに決めました。

――入社してからの印象を教えてください。

Y.Y:想像通り、ZUUはまさに鬼速PDCAが常識の会社でした。鬼速PDCAでは、目標と現状のギャップから課題を見つけ、課題を解決していきます。

そのため、会話のスタートが「こんな課題があります」じゃ遅いんです。「課題に対してこんな仮説を立てました」が当たり前。それも、筋の良い仮説じゃないと価値がない。そういう文化は、すごく好きだし、僕の肌に合っていると感じています。


――入社後は、どんな仕事に取り組んでいますか。

Y.Y:入社して4ヵ月目に、顧客に鬼速PDCAを伝えるコンテンツ作りを任されました。他社の同期は、まだ研修期間中。僕もまだ「鬼速PDCAを学ぶ立場」という甘えがありました。

だけど、ZUUでは新卒にも「鬼速PDCAを体現して人に教えられるレベル」が当然のように求められるんだなと。ここでならケタ外れの成長角度で伸びていける。そう感じた瞬間でした。

その後は、PDCA Cloudというプロダクトを企画開発する部署で、講師として経営者の方々にZoom講義をしました。講義後のアンケートで、現役の経営者の方から「今まで見えていなかった課題に気づけた。これからY.Yさんに教えてもらった手法を会社の常識にしていきます」と名指しで感想をいただきました。新卒でも、会社のリーダーに新しい視点を提供できるというのは、印象深く刺激的な体験でした。

――仕事をしながら意識していることがあれば教えてください。

Y.Y:今の業務だと、「お客様の課題を一番に考える」ことです。鬼速PDCAをただ売るのは、違うなと。あくまで課題ファーストで考え、お客様の課題に対して最大限コミットできる自信を持てた時、鬼速PDCAを提供しています。

仕事の仕方でいえば、当事者意識を持つことです。他の人が課題にぶつかっている時、「自分だったらどうするだろう?」と考える。自分がその課題にぶつからなかったのは、単にその機会がなかっただけです。当事者意識を持つことで、成長速度も仕事の仕方も変わってくる。新卒としてできないことが多い中で、未知の領域に対しての一歩目のスピードがなにより物をいうと僕は考えています。

――上司先輩について教えてください。

Y.Y:仕事を任された時、必ず最初は「絶対無理だ!」と思うんです。でも、よくよく考えてみれば、なんとか可能にできそうな道筋が見えてくる。仕事を通じて、自然と自分自身のリミッターを外せるんです。

上司や先輩は、僕の力量をしっかり見極めてくれているので、不可能なラインは設定しません。ただ、楽にもやらせてくれない(笑) 成長角度が高くなるぎりぎりのラインで仕事を任せてくれる。そういう信頼と安心感があります。

ZUUは「目標はどれだけ高く掲げても損はない」と思わせてくれる会社です。

ZUUの上司先輩は、とにかく視座が高い人が多い。僕には見えない先の先まで見えている。見える世界が違えば、必然的に考え方も解決策も、行動も変わってきます。僕はまだ見える距離が短いので、視座を上げることが課題です。追いつきたい先輩、追い越したいと思う先輩がたくさんいます。

――ZUUでの仕事を通じて実現したいことはありますか。

Y.Y:鬼速PDCAの考え方は非常に合理的です。お客様がつまずくのは、理解よりも継続的な実践。重要な課題に正しくアプローチし続けられるるかが難しい。だからこそ、第一線でお客様に寄り添えるコンサルやセールスを目指したいなと思います。


――ZUUにかかわりなく、人生で実現したい目標はありますか。

Y.Y:僕は奈良出身なので、奈良に戻ってビジネスをしたいです。

奈良の魅力は、文化遺産がたくさんあるのに、いい意味で“商売下手”なところだと思っています。ホテルも観光客も少なくて、人や暮らしが侵害されていない。現地の生活が残っているからこそ、奈良でしかできない体験がある。そういう奈良のよさを守りつつ、伸ばしていくビジネスに興味があります。

――就活生に向けてメッセージをお願いします。

Y.Y:成長角度の高い会社にいれば、自分がやりたいことを見つけた時の選択肢を増やせます。そういう意味で、ZUUは人生の選択肢を増やしてくれる会社です。

将来、なにか大きいことをやってみたい。普通の人間で終わりたくない。自分の「可能性」に賭けてみたいと思っている人は、大手だけでなくベンチャーという選択肢にも目を向けてみてください。

現状に満足せず、「果たしてこれでいいのだろうか」と常に問い続けられる人は、ベンチャーでこそ輝けるかもしれません。僕は自分自身の実体験から、そう思っています。

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