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【就活トクトク情報】就活で無双するには何を鍛えるべき?【vol.16】

「就活で無双してさっさと終わらせたい…」

就活生の皆さん、そう思ったことはありませんか?
どうせ就活をやるならば、いっそのこと受けた企業全てから「ぜひウチに来てくれ!」と言われ、選考もトントン拍子で進みまくるくらい無双してみたいですよね。

ではそのためには何を鍛えればいいのでしょうか?
今回は「就活で無双したい人」に向けて、「そのために何を鍛えればよいのか」をご紹介していきたいと思います。

以前、別の記事でお話ししたように、
就活は「自分という人材の売り込み営業」が本質なので、購入者である企業側の目線に立って物事を考えていきましょう。要するに、逆算ですね。

▽就活の本質について改めて知りたい方はこちら

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つまり、「就活で無双する人」=「企業側が新卒に求めるものをしっかりと兼ね備えている人」ということになります。当たり前のようで、意外と見落としがちなポイントです。

では、企業が新卒に求めるものは何でしょうか?
もちろんこれ1つではないですが、最も重要視されるのは

マインド(=仕事への姿勢や人間性、価値観など)

と呼ばれるものだと思います。
※その他にも「スタンス」などと呼ばれたりもしますが、便宜上ここでは「マインド」と呼称します。

つまり、私がこの記事で言いたいことはたった1つで、

「就活生諸君。無双したいならば、とにかくマインドを鍛えなさい」

ということだけです。
何でそれほどまでにマインドが重要視されるのかについては次のチャプターで説明していきます。

マインドの重要性を語る前に、社会における大前提の話を一度挟みます。

当然のことですが、社会に出たら、どこの企業に行っても必ず成果(=アウトプット)が要求されるようになります。(従来の学校とは違いますよね)
そして、成果に対して評価という概念が発生します。

キャリアが上がるにつれて、成果をベースにした評価の比重が大きくなりますが、
新卒のうちは一般的にマインドやスタンスといった評価の比重がほとんど占めています。

👆こちらはあくまで一例。ただ、どの企業でも新卒へのマインド評価の比重は高い。

なぜマインドの比重が大きいかというと、

・マインドは過去の体験や人生経験をベースに培われるため、鍛えるのに時間がかかる
・当事者の意識に大きな影響を受けるため、他人が変化を与えるのは難易度が高い
・すべての仕事の根底に通ずるため、鍛えないと多方面に迷惑がかかる

の3点が主な理由として挙げられます。
キャリアが上がってから「さて、マインドをゼロから鍛えるか!」と言っても「いや遅いわ」となってしまうため、若いうちに社会で幅広く必要とされるレベルまで鍛えておく必要があります。
若いうちからしっかりとマインドが醸成されている人は育成コストが少なく済むため、企業側からしたらよだれが垂れるほど欲しい人材になるなんですね。

※「育成コストが少ない」:戦力化(=会社に収益をもたらす人材になる)までの時間が短い。

閑話休題。

つまり、なぜ就活でもマインドが重要なのかをまとめると、

・新卒の評価項目のうちマインドが大きい比重を占める
・入社してからマインドの強化が要求される
・そのため、既にマインドが鍛えられている就活生は「育成コストが少ない」と判断される

こうなるわけです。
これは私の主観ですが、育成コストが少なくなるほど企業からの需要が高くなるので、就活無双できます!

さて、マインドが重要視される理由について説明したところで、
具体的に「マインドとは何ぞや」について説明していきます。

「マインド」とは、いろんな書籍やコンテンツで幅広く使われており、いろんな意味を包含する多義語でありますが、この記事では前述の通り、下記の3項目であると定義します。

①仕事への姿勢
②人間性
③価値観

それぞれカンタンに補足していきます。

①仕事への姿勢について…

どういうのが理想的なのか、ざっくり言うと

「企業やチームの目標達成のために、責任感を持って熱心に働けますか」

ということです。

目標への責任感がない人、自己研鑽と努力を怠る人、何に対してもやる気のない人…。
これらの人は仕事への姿勢について低い評価を受けることになります。

個人的に最も大事なのは、責任感だと思います。
自分の言動に何の責任も感じず、常に人に責任を押し付けてばかりの人には何の信頼も芽生えませんし、そもそも一緒に働きたいとも思いませんから。
企業の採用担当者に「責任感のない人だな」と思われるような発言・行動は言語道断ですね。

分かりやすくダメな例で言えば、「待ち合わせなどの約束を平気で破る」「すぐ人のせいにして責任を押し付ける」「自分の担当領域にコミットしない」などでしょうか。


②人間性について…

どういうのが理想的なのか、ざっくり言うと

「誰に対しても思いやりの溢れた、誠意ある対応ができますか」

ということです。

「人間性を疑う」という言葉がありますが、主にどんな時に疑うかといったら、大抵が「誰かに対して思いやりの欠けている」と感じたときではないでしょうか。

一般的な社会マナーやビジネスルールなどもここに該当します。
社外の相手やお客様へ配慮の欠けた言動をとったり、相手によってコロコロ態度を変えたりする人とは一緒に働くことはできませんね。きちんと誠意ある対応を心がけることが大事です。

分かりやすくダメな例で言えば、「面接後にお礼メールを送らない」「社員にため口でやり取りをする」「選考官と選考官以外の人への態度が違う」などでしょうか。


③価値観について…

どういうのが理想的なのか、ざっくり言うと

「自分自身の頭で考え、意思決定し、行動することができますか」

ということです。

価値観とはその人に内在する基本的な考え方であり、「自分でやらなくても誰かが助けてくれるだろう」という考え方が根本的に染みついてしまっている人は、残念ながら企業からの需要はありません。

なぜなら、ビジネスに正解はなく、正解がなくても自分一人で行動することが要求されるからです。
学校では先生が答えを教えてくれましたが、社会では誰も正解を教えてくれません。
もちろんチームワークも大事ですし、困った時に助けてくれる人がいるのも大事なことですが、
結局のところ、最終的に考え、意思決定し、行動するのは自分自身です。

分かりやすくダメな例で言えば、「内定先は親の言うとおりに全て従う」「常に他人と同じじゃないと不安」「自分一人で行動できない」「他人の顔色を常に窺う」などでしょうか。

まとめます。

社会に出たら、人は常に行動で評価されると考えてください。
どんなに内面に素晴らしいマインドを秘めていても、行動に表れなければ残念ながら意味はありません。

「この子、マインドしっかりしてるな~」と思われる行動とはどんなものか?について、
自分なりに一度考えてみることもとても大切ですね。

また、コンサル人気が白熱している昨今、選考で必要とされるという理由でロジカルシンキングやフレームワーク、フェルミ推定などの思考スキルについてのノウハウ本を読む機会が増えたかと思いますが、

ちょっとばかり思考スキルが鍛えられていようが、
マインドが鍛えられていない限りは企業からの需要は少ない

というのが私の個人的な意見です。

余談ですが、もし本当にスキル特化の道を歩みたいのならば、100万人に1人くらいの圧倒的なスキルを保持している必要があると思います。
マインドが要求されない世界に行きたいのならば、それくらい稀有で突出した圧倒的な人材になる必要があるという話ですね。

上記の評価項目の図で言うと、三角形においてスキルはマインドの上に位置する(=土台になる)ため、
マインドが鍛えられていないのにスキルを使うのは困難だということです。

どんなに頭が良くても、責任感なし・誠意なし・自分で考え、行動できないような人は評価されません。
スキルとは基本的にマインドあっての評価であることも理解しておくとよいかと思います。

長くなりましたが、以上です。
この記事を読んで、皆さんが就活で無双できるようになることを願っております!

それではまた!

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