当社のオフィスはかなり変わっていて、入り口には、中国で作られた大きな観音扉があります。それを開けてオフィスに入ると
「たみお、・・・・・・・・・・・」
「ジャック、・・・・・・・・・・・・・・」
「ピュア、・・・・・・・・・・・・・・」
「アレン、・・・・・・・・・・・・・」
といつもの聞き慣れたニックネームで語り合っている社員の姿が飛び込んでくる。
そう、うちの会社は、全員ニックネームが決まっていて、ニックネームで呼び合うのが習慣なのです。
入社した社員が、まずすることは、自分のニックネームを決めることです。(子供じゃあるまいし、ニックネームですか。。)と抵抗を示す社員も最初はいますが、いざニックネームを付けられて、周りの社員からニックネームで呼ばれると、意外と心地良くなりすぐに慣れる。そういえば、小学校の頃は、ニックネームで呼ばれていたなあ。
この制度は、自分の夢が入っているニックネームで呼ばれることにより、本人の夢が常に意識化され、モチベーションアップが上がるということで、2006年の創業時から始まりました。
私たちは、ニックネーム制度で・名前や役職で呼び合うよりも、お互いの距離感が縮まり、親近感が強まる。・社員各自のポテンシャルが最大限に発揮でき、自分の夢が追いかけられ、強い信頼関係を生み出す。と信じています。
我が社の人材育成の理念は、「ビジネスを通して、自分の夢を叶える」なので、ニックネームを付けるときに、自分の夢を意識できるようなものにしています。
■自分の夢が入ったニックネームニックネームを付けるには、儀式があって、まず、社員各自が自分のニックネームを考え、最終的に社長承認で決まります。名前は大切であるため、自分の夢が入っていることが絶対条件です。
当社は、「ドリーム企業」という概念の元、IT支援事業の他、タイビジネス支援、メイドインジャパン雑貨店の運営、教育セミナー等、多岐にわたる事業を展開しています。この「ドリーム企業」は、生活のためだけに働くのではなく、ビジネスをとおして、自分の夢を叶えるという定義です。人生の中で多くを占めるビジネスタイムと、自分の夢実現のために費やす時間の融合が出来たら、自分の人生も豊かになり、会社も成長し、しいては日本の発展の貢献にもつながります。社員のニックネームは、先陣を切っていく「戦士としての新しい名前」の意味を持っています。
ニックネームの例をあげます。●人民 Oh 虹(ジンミンオーニジ)憧れのジミー大西に似たニックネームをつけたかった。「人民」とは会社の仲間を指し、 仲間を見たときに覇気のない白黒でいるのではなく虹色に輝いていている方が素敵だから、仲間を見て「Oh! 虹色♪」と感嘆していきたいという思いも乗せている。
●ピュア・ピュア・リップス「心地よさでつながるような人になりたい」という夢と、本名が「純」なので「ピュア」というニックネームにしようと思った。また入社時に「唇が綺麗」と褒められたので、松田聖子の「Rock'n Rouge」の歌詞をつなげ「ピュア・ピュア・リップス」になった。
●さささやかながらちょっとジャック夢探しに出る海賊船の船長をイメージし、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の「ジャック・スパロウ」から取って「ジャック」とつけようとしたが、社長から「まだ船長のジャックのイメージにはなれていない」とダメ出しされる
●となりにまにあっくなアレン夢心溢れるものといえば、ジブリ。『となりのトトロ』が思い浮かび「となりの」という名字を付けようとしたら、社長に「となりに」の方が面白いからそうしようと提案された。また、社長に自分の価値観を話していたら「君はだいぶマニアックだなぁ。それもニックネームに入れよう」ということに。
とまあ、なかなか面白いニックネームが多い。
興味がある方は、一度是非我が社に来てほしい。
参考リンク
社長も役職も関係なし!「ニックネーム」で互いを呼び合う会社
ジー・ブーン株式会社's job postings