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0.5km四方の町並みで世界とつながる面白さ

今週も倉敷に来ています。


僕が倉敷で何をやっているかというと、基本的には自分たちの店舗やスタッフ、お客さんに、いろいろと触れるようにしています。

それと同時に、私たちのお仕事のエリアである美観地区をぶらぶら歩くのも大事な仕事。

その日の美観地区にはどれぐらいのお客さんが来ていて、どういう人が多いのか。
それぞれのお店にどういう人が訪れていて、そのお客さんたちは何を求めているのか。
最近なにか変化が起こったところはあるのか。

などなどを、一人でボーッと歩きながら考えたり、他のお店の人と話したり、社内のスタッフと話したりしています。

例えば美観地区の中のコーヒー屋さんでラテを注文して、待っている間にそこの店員さんと大したこともない話をする、とか。

そういう時間はとても貴重で、どこか楽しく、なおかつ有用でもあります。

ちなみに僕は東京にも住んでいて、他の土地に出かけるのも好きなので、そういった「美観地区のこと」と「他の地域で起こっていること」をかけ合わせながら考えている感じ。

いや、考えるというか、頭の片隅に入れておいて、あるときにポッと思うことが出てくる、みたいな感じでしょうか。

美観地区の範囲は500メートル四方

しかしですね、美観地区ってさほど広くないエリアなんですよね。

いま調べたら、ちょうど500メートル四方ぐらいでした。

※↑正方形で囲んだエリアがほぼ美観地区で、500メートル四方におさまる感じ

500メートル(0.5km)って言ったら、ゆっくり歩いても一辺を10分弱で歩ききってしまえる距離。

そのエリアに年間で380万人以上の旅行者がいろんな国から訪れるんだから、これは改めてすごいことだなと思います。

面白いですよ、すごく。

一つの土地に拠点をもって、その土地と自分たちのスタッフとを愛でつつ、その一方ではいろんな世界とつながりながら歩む感じが。

「東京とか、他の地域でもお店は出さないんですか?」と、訊かれることがよくあります。

それも全く可能性がないわけではないんですが、美観地区の中でもこれだけ思うことがあって、そして可能性もあるので、今はここでお腹いっぱいな感じなんですよね。

あとは美観地区の中でスタッフがまとまって一緒に働いている感じが好き、というのもあります。

(ただ美観地区に何かがあった際の経営的なリスクは考えておかなきゃいけないんですけれども)

どこか春の気配も感じられだした美観地区で、今日思ったことをバーっと書き記しました。

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