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芦田陽香
中川政七商店コレド室町店 店長
2015年 中川政七商店みなとみらい店 入社前アルバイト
2016年 入社
遊中川 ルクア店 配属
2017年 遊中川 ルクア店 店長
2017年 中川政七商店 ジェイアール名古屋タカシマヤ店 店長
2019年 中川政七商店 大名古屋ビルヂング店 店長
2021年 日本市 エキュート東京店 エキスパート
2021年 中川政七商店 コレド室町店 店長
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中川政七商店を知ったきっかけは、就活を控えた2014年に放映されたカンブリア宮殿でした。
仕事について考えるときに、「将来何がしたいか」「どうなりたいか」という軸ではなかなか考えられなかった私ですが、おじいちゃんやおばあちゃんの家が好きで、田舎で育ったのもあり、古いものやものづくり、伝統的な文化や風習に対しては、「なんか好き」という気持ちや「こういうのがなくなってしまったら悲しい‥‥」という思いを持っていました。
番組を見て、中川政七商店が「日本の工芸を元気にする!」というビジョンに向かい事業を進めていることを知り、「そんな気持ちと仕事が結びつくなんて!」「会社のビジョンが意思を持っているなんて!」と驚き、この会社で同じ価値観を持って同じ方向を向いている人たちと一緒に働きたいと思い、ご縁あって300周年という節目の年に入社しました。
現在は都内の店舗で店長として、とても頼もしいメンバーと一緒にお店に立っています。
日々のお仕事のなかで、大事にしていることは「正しくあること」と「気持ちよくいる(ある)こと」です。
前者は、当社ではたらくうえでの心構え10か条が書かれた「こころば」にも含まれる言葉で、会長や社長からのメッセージでもあります。
自分に対して、お客さんに対して、同僚に対して‥‥人として正しくあるか。
直感的に思う「正しい」を大切にできているか。
いろいろな理由をつけてそれを後回しにしたり、曲げてしまうこともありますが、ふっとこの言葉を思い返しては「あかんあかん!」と自分に喝を入れて背筋を伸ばすようにしています。
後者は接客のなかで大事にしている言葉です。お店は、いろいろな人の手を経てできあがった商品を最終的にお客様にお届けする場所であり、会社や商品、作り手さんとお客様との接点でもあります。
そんなお店で、お客様を気持ちのよい笑顔でお出迎えし、気持ちのよい空間で気持ちのよい時間を過ごしていただけるよう、そして自分たち自身も気持ちよく働けるように整えることを意識しています。
なかでも嬉しいのは、やっぱりお客様からのお言葉です。「これ使ってるの!」と教えてくださったり、「いい商品に出合えた」「気持ちのよい買い物ができた」などと言ってくださったりすると、心のなかでは小躍りするくらい喜んでしまいますし、こちらこそ商品を手にとっていただいてありがたく、作り手さんからお客様への橋渡しができたことが嬉しい限りです。
中川政七商店には暮らしのなかで使う商品が並んでいます。各商品の”推しポイント”をしっかりとお伝えし、愛着を持って使っていただけたら嬉しいです。
お客様それぞれにご来店の目的も気持ちのよいお買い物の仕方も違うと思いますが、私たちのお店や接客を通じてよい出合いを見つけていただけるよう、力を尽くしていきたいです。
<愛用している商品>
先輩に、「芝生の上を裸足で歩いてるみたいだよ!」とおすすめされて試すと、まさにその通りの爽快感に感動し、数年愛用中。べたつかず、裸足で履いて気持ちがよい、汗っかきな私の夏のマストアイテムです。
シンプルに丁寧に保湿をしてくれる化粧水で、季節を問わず肌のうるおいを保ってくれている感じがします。柚子の香りも心地よいので、癒されながらこれまでよりもゆっくりと肌をケアするようになりました。
塩壷と砂糖壷をセットで使っています。陶器の調湿機能を利用して塩や砂糖を固まりにくくしているのが面白く、またふたつ並んでいる姿が可愛らしいのもあって愛用中。使い勝手もよく、これからも使い続けたい商品です。
「しめつけないくつした」、「さらっとするくつした」など、各靴下の特徴をストレートに表現したネーミングに加えて、何より奈良でつくられたこの2&9(ニトキュウと呼びます!)は、機能性もデザインもとてもいいんです。季節ごとにシリーズを変えながらほぼ毎日履いていて、足元からその日の私を支えてくれる心強い相棒たちです。