こんにちは、フロントエンドエンジニアの中島です。
みなさんは「ITエンジニア本大賞」をご存知ですか?「ITエンジニア本大賞」とは、ITエンジニアのみなさんに読んで欲しい「技術書」や「ビジネス書」を選ぶイベントです。2024年度のベスト10が発表されたので、今回はノミネートされた中から、私が選ぶおすすめの技術本を5つ紹介します!
中島の紹介
職種:フロントエンドエンジニア兼講師
開発経験:大手エンタメ企業にて開発・テックリード・チームリーダーとして研鑽を積み、現在は社内のフロントエンドエンジニア兼講師として活躍中。
得意言語:TypeScript、React、Next.js
①【AWS運用入門】
この本では、システムの全体像から「パッチ」や「ログ・監査」など、広範囲にわたる運用のノウハウを学べます。私自身、業務で扱ったことはあっても、運用まで考えたことがありませんでした。本書は全体的にカラフルな色使いや図表が多いため、イメージしやすく、スラスラと読めました。初心者の方にもおすすめの一冊です。
②【技術書の読書術】
これまでに技術本を選ぶ際は「どのように本を選べば良いか?」「どのように本を読めば良いか?」基準が分からずモヤモヤすることがありました。ですが、この書籍を読むことで、解消されたように感じます。今は新しい言語を学ぶときは同ジャンルの本をレベル別で3冊購入し、同じ本をくり返し読んでいます。この読み方をして理解度がかなり上がったので、おすすめです。
③【Good Code,Bad Code】
本書では、コードの抽象化、エラーハンドリング、テスト、命名・・・など、寿命の長いシステムを作る上で必要な考え方が網羅的に書かれています。その中でもまず意識してほしいところは、「コードを読みやすくする」部分です。わかりづらい名前はコードの品質を下げてしまいます。そのため、コードを書く際にはこの書籍で説明されているポイントを意識して命名するように日々心がけています。
④【単体テストの考え方】
全てのコードに対してテストをすると労力が多く、開発速度が落ちてしまう。一方でテストの価値は最大限に発揮したい。そんな悩みを持った時に読んだ書籍です。「そもそもテストする目的はなんなのか?」「何に対してテストすれば良いか?」「どのようにテストするのか?」が的確に言語化されているため、自分と同じような悩みを持っている人やテストをやり始めた人に是非とも読んで欲しいです。
⑤【プログラマー脳】
コードを読むときに、人間の脳はどのように働いているのかが説明されています。実際に業務で感じていることが言語化されており、「だから、コードを読むと辛いのか」と認知負荷がかかっていることに気付かされました。その認知負荷をどのように軽減するか?が書かれており、その方法の1つにGoodCode、 BadCodeでも書かれていた命名があります。日々の業務でもコードは人に見てもらうことが前提なので、認知負荷が上がらないよう取り組んでいます。
いかがでしたか?ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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