こんにちは！ユーネット採用担当です。

弊社では、未経験エンジニアが数多く活躍しています。

今回はそんなユーネットでエンジニア研修の講師をされている光安理恵さんに、具体的な研修内容や研修終了後のお話をインタビューしました！

市場のニーズを盛り込んだカリキュラム

ーー早速ですが、貴社の研修ならではの特徴や強みを教えてください。

弊社の研修では、アルゴリズムの理解から始まり、開発言語の学習、また最終的には、実際に個人開発やチーム開発を実施しています。

細かい流れとしては、まずJava言語の学習を、会社で作成している問題集とe-ラーニングを併用して行います。
Javaのコードを書けるようになったら、SQL（データベース）の学習へと移行します。

研修カリキュラムについては、常に決まりきった内容を実施するのではなく、IT市場のトレンドやニーズに合わせて柔軟にカスタマイズしています 。
市場でReactの需要が多いときは、Reacytをカリキュラムに盛り込んだこともありますし、最近ではAWSの需要が高まっていることもあり、カリキュラムに盛り込んでいます。

最新技術や言語を盛り込む形を取ることで、実際に現場に立つときも、ニーズに応じた力を発揮してもらえるように工夫しています。

実践に関しては、まずは個人でWebアプリ開発を行い、その後チームでの開発を行います。

個人開発からチーム開発を行う目的としては、現場でのチーム開発の重要性を踏まえており、チーム内での相談や問題解決、遅延時の対応など仕事の基礎を学ぶことです。
言語や技術だけでなく、要件定義～テストの一連の流れやビジネススキルまで習得できる仕組みにしています。

ーー研修期間はどのくらいの期間なのでしょうか？

基本的には3か月間の実施となります。
但し、IT系のスクール出身者や職業訓練経験者など、ある程度の経験がある場合は期間が短縮される場合もあります。

ーー未経験者が躓きやすいポイントはどんなところでしょうか？また、それを乗り越えるために、どのようなサポート体制がとられていますか？

Javaにおける入力処理や配列などの概念の理解で躓くケースが1番多いです。

弊社では社内で研修しているため、先輩社員も近くにいるので、研修講師だけでなくエンジニアの先輩たちが研修生をサポートしています。
進捗確認をしたり、相談に乗る体制も整っているので、研修生は一人で思い悩んだり、解決しないままその日が終わってしまうようなことは起こらないようにしています。

研修についてのディスカッションを行う光安さん(左)・原田さん(右)

主体性が未来を変える──講師が見た“伸びる人”の特徴とは

ーー講師の方の役割や、工夫していることを教えてください。

全体的には、新人研修、内定者フォロー、インターンシップ、採用業務を行っています。

講師として研修の進捗管理を行ったり、朝会や夕会で研修生の状況を確認したりしています。
研修中も研修生の近くに座って教えながら、積極的に質問を促したり、困っている点がないか声かけをしています。

また、研修では個人の進捗状況に差がでてしまうことも少なくありません。もちろん、本人からキャッチアップの方法を提示してもらいますが、進捗が順調なメンバーにも自分事として捉えてもらい、一緒にキャッチアップ方法を考えてもらうようにもしています。

研修も”チームで取り組むもの”と思っていますし、今後実際に現場に出てチームで開発を行うときのためにも、研修の段階からチームの意識を持ってもらうようにしています。

ーー技術的なスキル以外で新入社員に最も伝えたいことは何ですか？

スキル以外では、年齢や立場に関わらず、話しやすい関係値をつくり、円滑なコミュニケーションを築くことの重要性を伝えています。

現在も、チーム同士の会話などを細かく見て、必要に応じてフィードバックをするようにしています。

”エンジニア”と聞くと、一人で黙々と作業をするというイメージを持っている方も一定数いらっしゃるかと思いますが、チームとして業務をスムーズに進めるためにも連携は必要不可欠で、コミュニケーションがとても大切になってくるので、これからもしっかりと伝えていきたいと思っています。

ーーこれまでの研修で、特に印象的だった新入社員の成長エピソードを教えてください。

未経験で入社し、ソース解析の作業を担当していた男性社員が、最初は「この作業が今後のキャリアに繋がるのか」と不安を感じていました。ただ、徐々に経験を積むことで自身の業務内容を理解し、自信も持てるようになり、数年経った今では不安や不満もなく、前向きに取り組めるようになったことが印象的でした。

誰しも、今後への不安を抱くタイミングはあると思いますが、経験を積むことで一つ一つの工程への理解も深まり、視野も広がるという”成長”を、身近に感じられた経験でした。

ーー講師として、新入社員のどんな「姿勢」や「行動」に将来性を感じますか？

一言で言うと、「主体性」を持って自ら行動できる方には将来性を感じます。

具体的には、人と話すことが好きで、向上心があり、分からないことを周りに相談したりと、周囲を上手く巻き込みながら人に頼れたりリードできたりする方は、活躍していけると思っています。

未経験だからといって、億劫になったり受け身になったりするのではなく、チャンスを掴みにいく積極性も大切ですね。

入社後も安心！独り立ちまでの流れと充実のスキルアップ支援制度

ーー研修を終えた新入社員は、どのようにして最初の案件にアサインされますか？

基本的には社内にある案件にアサインされます。

営業担当が、研修を終えた社員の参加可能な案件を探し、レベルや人柄を考慮して決定しています。案件としては、詳細設計レベルからの業務や、テスト案件など、能力に合わせたフェーズから担当することが多いです。

また、安心して業務に取り組めるよう、新入社員が一人で現場に出ることはなく、必ず先輩社員がいるプロジェクトに配属されるようにしています。

ーー入社から独り立ちするまでの一般的な期間はどれくらいですか？その間、どのようなサポートがありますか？

自分に割り振られた業務を一人で対応できるようになるまでというところで、プログラマーレベルとして、入社してから半年程で独り立ちをしています。

SEレベルを目指す場合は、3年程かかる目安です。

ーー入社後も社員がスキルアップし続けられるよう、どのような支援制度がありますか？

情報処理試験の合格者には技術取得祝い金を支給する「資格取得祝い金制度」や、e-ラーニングの学習サービス、また外部研修といった支援制度があります。

弊社では、社員の学習意欲とやる気を重視しており、こういった制度を積極的に活用することを推奨しています。

他にも、ユニットチームで係長が行う1on1も実施しており、社員の状況把握や相談にも応じられる機会を設けています。

ユーネットが求める仲間とは

ーーユーネットに入社する人の傾向や、今後どのような人に入社してほしいと思いますか？

先程と少し重複とはなりますが、「主体性」がある方に入社していただきたいと思っています。

会社の方針としてはトップダウンで明確な指針を示すものの、メンバーからの意見も積極的に受け入れ、双方が納得できるまで話し合う文化があります。
そのため、個人の意見も尊重され、組織全体の成長に繋がる環境となっています。

だからこそ、自ら学び、コミュニケーションを取り、積極的に意見を発信できる人材こそが、チームや組織の成長を牽引していくと考えています。

光安さん、ありがとうございました！

私たちユーネットが特に大切にしているのは、技術スキルよりも、どんな状況でも学び、積極的に行動する「主体性」です。経験ゼロからでも、この「主体性」を持って取り組める方であれば、必ず成長し、プログラマーとして独り立ちできる環境です。

「エンジニアになりたい」という強い想いと、新しいことに挑戦する意欲があれば、あなたの未来は私たちが一緒に切り開きます。

少しでも興味をお持ちいただけたなら、ぜひ一度私たちとお話ししませんか？
あなたのチャレンジを心よりお待ちしています！