こんにちは。大和株式会社、事業推進統括の髙橋です。
今回は2024/7/9(火) に弊社主催で開催されたAEM Delivery Partners Meetup#1の模様をお届けいたします。
弊社WCM事業部では、10年ほど前からAdobe Experience Manager(AEM)というアドビ社の製品に関するサービスをEnd to Endで提供させていただいておりますが、今回のMeetupは同様にAEMビジネスに関わる企業様を集めての交流会になります。
※Adobe Experience Maneger(AEM)とはアドビ社が提供するWebコンテンツ管理システムです。
AEMはコンテンツ管理システム(CMS)とデジタルアセット管理(DAM)が統合されており、Webコンテンツ全体の制作から公開を一元的に管理することが可能な製品です。
CMS(Content Management System)というと、単純にホームページを作成するツールをイメージする方もいらっしゃるかもしれません。しかし、AEMはアドビ社のデジタルマーケティング製品群の中核をなす製品で、グローバル企業向けの数十万ページに及ぶWebサイトの構築や、多国・多言語展開に対応しています。さらに、アドビ社の様々なDX製品と連携可能な大規模サイト向けWebコンテンツ管理システムになります。
AEMでのWebサイト構築に必要なスキル領域は下図のようになります。
AEMサイト構築・運用に求められるスキル領域
弊社の対応領域は下表の通り。
大和株式会社の対応領域
冒頭でEnd to Endと記載しましたが、求められるスキル領域に対して、弊社ではデザイン制作以外のほぼ全てに対応することができます。ですが、リソースに常に空きがある訳ではありません。特に開発の上流工程をこなせる技術者やコンサルタント、PMは限られており、複数の案件を兼務しても、常にリソースが不足している状態です。そしてこれは弊社に限った事ではありません。
こうした慢性的なリソース不足が日本におけるAEMビジネス拡大の足枷になっている。そう考える弊社WCM事業部長の発案で今回のMeetupが開催されました。
足りないリソースを補いあえるリソースパートナー作り、つまり、エコシステムを醸成するのが目的です。
各社がメンバーの育成で協力したり実案件で協業することにより、レベルの高いリソースを安定的に供給できる体制を組めるようにして、AEMを導入・運用するお客様に安心して頂く。それによりAEMビジネスをより大きなビジネスへ発展させ、製品ベンダーであるアドビ社・お客様・パートナー企業が製品市場レベルでWin-Win-Winかつ大きな利益を得ることができるというのが根底にある考えです。
WCM事業部長 小林による主催挨拶の様子。
主催挨拶スライドより抜粋。
当日は以下のようなプログラムで進行しました。
AEM Delivery Partners Meetup #1 アジェンダ
上述した主旨を述べる主催挨拶を皮切りに、
セッション1 : Adobe Summit 2024 最新情報では、アドビ社により毎年開催されている世界最大級のデジタルマーケティングカンファレンス「Adobe Summit」についてお話しをいただきました。
アドビ株式会社 鵜瀬様によるAdobe Summit2024の振り返りの様子。
投影されたスライドより抜粋。
セッション2:ライトニングトーク(LT)では、参加各社様による事業紹介をいただきました。第二部の懇親会に向けての自己紹介的な位置づけになります。
会場ご提供と運営のサポートをいただいた株式会社ミツエーリンクス 藤田社長のLTの様子。
第一部の最後、パネルディスカッションでは、アドビ社と大和によるトークセッション。事前にいただいた質問やテーマにそった討論が交わされました。
アドビ株式会社 鵜瀬様、弊社 小林によるディスカッションの様子。
ホストは企画よりサポートいただいたiGarden合同会社 今井様。
第二部はトップ画にある記念撮影を挟んでの懇親会。
各社協業しやすくなるよう、軽食を取りながら親睦を深めていただきました。
後日、ご参加いただいた企業の皆様より、謝辞と共に「協業についてきっかけをいただき、お声掛けしやすくなりました」という嬉しいメッセージをいただくことができました。
今回は第1回ということで、顔合わせの意味合いが大きかったMeetupですが、第2回、第3回と参加企業各社様でテーマを持ち寄りながら継続開催していければと思います。
最後に、ご参加いただきましたAEMビジネスに関わる企業の皆様とサポートをいただきました企業の皆様に厚く御礼申し上げます。
参加企業 ※英語名abc順
Sutrix Solutions Japan合同会社様(Sutrix Solutions Japan)
協賛、協力企業
アドビ株式会社様:ご登壇および懇親会のスポンサード
株式会社ミツエーリンクス様:会場のご提供、および運営サポート
iGarden合同会社様:企画から全ての運営に関するサポート
この度は誠にありがとうございました。