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STORE事業部のリーダー4人が勢ぞろい!グループの雰囲気や働き方、仕事への思いを本音で語る

YAMAPスタッフが本当にいいと思える登山・アウトドア道具を厳選したオンラインストア「YAMAP STORE」。2019年7月のオープンから3年9カ月経ち、取り扱いアイテムとユーザー数がどんどん増えて、当初4人だったSTORE事業部のメンバーも20人近くになりました。チームリーダー4人はなぜSTORE事業部にジョインし、日々どんな思いでどんなふうに働いているのでしょうか。ワイワイとお話を聞かせてもらいました。

# 目次

▼ヤマップにジョインした理由

▼仕事の面白さ・やりがい

▼メンバーの雰囲気とコミュニケーション

▼これからやりたいこと

▼こんな人と一緒に働きたい

#参加メンバー

● 乙部晴佳(おとべ はるか):Product Developmentチームリーダーとして、商品開発を担当。大手アウトドアブランドのアパレルMDなどを経て、2021年9月入社。

● 津本万利恵(つもと まりえ):Customer Experienceチームリーダーとして、STOREがより良くなるためのディレクションやカスタマーサポートを担当。大手メディアとアパレル小売のウェブディレクターを経て、2022年11月入社。

● 藤原昌幸(ふじわら まさゆき):Contents/Promotionチームリーダーとして、STOREの読み物などのコンテンツディレクションとメルマガなどの販促を担当。映像編集とメディア系企業を経て、2022年10月入社。

● 石堀隆之(いしぼり たかゆき):新規事業開発/Backyardチームリーダーとして、新規事業と物流を担当。総合物流企業とアウトドアメディアを経て、2022年11月入社。

▼ヤマップにジョインした理由

―乙部さんは入社から1年半、ほかの3人は入社4~5カ月とまだフレッシュですが、皆さんはなぜヤマップに入られたのでしょうか。


 (登山・スノーボード・トレイルランニングとアウトドア全般をこよなく愛する乙部)

乙部「前職で長くアウトドアウェアの企画開発に関わっていたのですが、実は心の奥に葛藤を抱えていました。ものを作ってたくさんの人に買ってもらうのはありがたいけれど、ものはいつかはゴミになる…ゴミが増えることはフィールドにとってマイナスではないのかな、と。であれば、せめてフィールドが豊かになるような保全活動をして還元したいと思っていました。ただ、個人で活動してもその影響力は微々たるものですよね。なので、より影響力を生みやすい、企業としてのCSR活動に積極的な会社に興味があったんです。

そんな中、ヤマップの面談で春山さんにCSR活動について質問すると、『ヤマップにCSRという概念や活動は存在しないです。僕はヤマップの企業活動自体が世の中のためになると思ってやっています』と答えてくださり、率直にすごく素敵な会社だな〜、と感じました。このような理念を持った会社であれば、会社のために貢献することそのものが、自然と社会やアウトドアフィールドへの還元につながりそうだな、と思い転職を決めました。」

津本「子どもの頃から山が好きで、休日は家族で山に行き、大学時代は山小屋で住み込みのアルバイトをしていました。でも、卒業後はウェブディレクターとして働き、子どもができると自由な時間が減って、家族で都合を合わせて山に行くこともなかなか難しく…。自分のキャリアを生かしてどうにか山に関われないかなと思っていたとき、ヤマップの求人を知り、『私が求めている会社があったのか!』と運命を感じてエントリーしました。」

藤原「僕は映像編集からメディア系の企業に転職し、スキルであったりキャリアであったり自分の出来る幅を広げることを意識していました。しかし、自分は何のために働いているんだろうとふと疑問がわいて。ちょうど子どもが生まれたタイミングで、この子が大きくなったときに選択肢を増やせる世の中に貢献したいと思うようになったとき出会ったのがヤマップでした。消費するだけでなく、地球に貢献し還元していくという企業の姿勢と、自分の思いが重なると感じて。実はもともとヤマップを知らなくて、面接を受ける前にアプリを落として山登りを始めた初心者なので、日々学んでいる感じです。」

石堀「物流の会社に15年勤めた後、キャンプ用品のレンタル事業立ち上げに3年携わっていました。ずっと山やキャンプが好きで、アウトドアに関する仕事ができてうれしかったのですが、新事業が軌道に乗ったところで転職を考え始めて。ヤマップの新たな『クローゼット構想』(YAMAPのプラットフォームを生かした循環型の新しい小売の仕組み)を聞き、共にチャレンジしたいと入社を決めました。」

▼仕事の面白さ・やりがい

―今の仕事の面白さややりがいはどんなところに感じますか。

乙部「前職は大きい組織でものづくりをしていたので、商品を企画してからお客さんに届くまでに沢山の人やいろいろな部署が関わっていました。そのため、仕方ないことですが、最初に私が企画した意図とは異なる表現で世に出ることも。また、ファッションとして購入されるお客様も多かったので、山で便利なものを考えて作っても、届けたい人に届いていないようなもどかしさがありました。

ヤマップに入って感じたのは、山が好きな人たちにダイレクトに商品と気持ちを届けられている実感です。商品企画としてユーザーさんがどんなことで悩んでるか、どうしたら喜んでくれるのかを真剣に考えて商品を作れば、コンテンツチームがその気持ちをユーザーさんにわかりやすいように考えて表現してくれます。そして、最終的にはユーザーさんがその記事を読んで、共感して買ってくださる。作ってから届くまでのブレがなく、ユーザーさんの役に立っている感覚が本当にやりがいになっています。」

津本「同感です。私も大手メディアにいた頃、誰に読まれているか見えない状態で発信することに悶々としていました。今はユーザーさんとつながっていて、社内のメンバーもユーザーだから迷いがない。ユーザーさんの思いをもとに何をどうやっていくか考えることができて、感覚の近いメンバーがまわりにいることにも喜びを感じます。」

石堀「そうそう、山好きの人の役に立てて、地球に恩返しできるのはすごくうれしい。ヤマップのパーパス『地球とつながるよろこび。』を自分自身が深く感じています。皆さんにも『よろこび』を感じてもらうために、ぜひ山に行ってもらいたいのですが、現実問題として道具がないから山に行けないという人も多い。道具の購入がハードルになっていて、その課題をクローゼット構想のレンタル事業で解決できることに大きな喜びとやりがいを感じます。」


―皆さん、心の底から山が好きで、他の人にも山の良さを知ってほしいという思いがあるのですね。

乙部「自分がすごく好きなものって、人にすすめたくなりますよね。山に登ると、日本ってめちゃくちゃいい国だなって思えるんです。都心から2、3時間離れるだけですごくきれいな景色に出会えて、四季折々の表情もあって、なんて豊かで恵まれた国だろうって。平日に仕事でモヤモヤしても、週末に山に登ると脳が完全にリセットされてリフレッシュできる。自分の今生きてる環境に感謝できたり、気持ちを切り替えるきっかけになるのも、山の魅力だと思います。」

津本「都市部に住んでいると、私たちは地球で自然環境に生かされていることを忘れがちです。でも、山に身を置くと、人間には全く太刀打ちできない自然の存在をダイレクトに感じられる。私は子どもの頃にそんな体験をしてインパクトがあったので、自分の子どもたちにも体験してほしいと考えています。」

藤原「山を始めてまだ10か月ですが、まさに新たな扉が開くような感覚があります。山のことをSNSで発信すると、自分も登りたいという友人が多くて、一緒に登るように。山での楽しみがどんどん広がっていく感じがして、非常に面白いです。」

乙部「ただ、そんな私たちが好きな山や自然も、『山登りは大変そう』とか、『装備にお金がかかる』というハードルがありますよね。私たちはそのハードルをできるだけ下げられたらいいなと思っています。アプリで危険や不安のハードルを下げたり、レンタルによってものを買うハードルを下げたり。いい商品を作ることで、次に山に行くモチベーション、山友さんに紹介するワクワク感も醸成したいです。」

▼メンバーの雰囲気とコミュニケーション

―お話を聞いていると皆さん明るくあたたかい雰囲気で、チームワークの良さを感じます。

乙部「本当にいいチームなんですよ。若手メンバーの言葉を借りると、『バイブスが合う』んだと思う(一同、笑ってうなずく)。最近メンバーが増えて組織になり、すごくパワーアップしたと思います。チームの雰囲気がいいのは、みんな『山が好き』『会社の考え方が好き』という何かしら共通した思想を持っていることと、採用のとき、一緒に働くことになるメンバーがグループで面談するからじゃないかな。みんなが『この人と働きたい』と思える人を自分達で採用するというステップが重要なんだと思います。」


―ヤマップはどこに住んでもいい「居住地フリー制度」があり、出社も自由ですよね。4人はそれぞれのチームでリーダーをされていて、普段どうやってコミュニケーションを取っているのですか。


                      (二児の母でもある津本の雪山プライベートショット)

津本「2週に1度、STORE事業部全体のミーティングがあります。それ以外はスラック上でめちゃくちゃ会話しているから、隔週しか顔を合わせないという印象は全くないですよ。」

一同(うんうん)

石堀「みんなきちんと目的意識を持ち、やりたいことがあって、何でも意見を言いやすい環境です。ときに厳しい意見が出ても、まず意見をもらったことに感謝して、自分の中で消化して生かしている人たちが多くて、すごくいいなと感じています。


―違うチームでも相談し合ったりするのでしょうか。

乙部「月1度、困っていることを話し合う機会を津本さんが作ってくれたんですよ。ひとりではどうしようもないことを議題にあげると、みんな真剣に考えて全力で助けてくれます。」

津本「個人的にはこれまで、業務に関する温度感の違う先輩に囲まれた職場で、気を遣いながらコミュニケーションするストレスを感じたり、優しい人が多いけど助けてと言いづらい職場にいた経験があります。でも、ヤマップはオープンに何でも言いやすくて、みんなが前向きに助けてくれるので、本当にありがたい。信頼と結束、安心感があります。

ただ、ゆるーく働けるアットホームな会社というわけではありません。みんな自分の業務に対してストイックで、かつ、まわりにも気を配り助け合うマインドを持つ人が集まっている印象です。メンバー間で敬意を払いつつ、日々真剣に仕事に向き合っている。懇切丁寧に教えてもらうというより、自ら他の人に聞いて進めていくマインドが大事です。」

藤原「本当にその通りで、決まった作業がやりたい人より、カオスな状況やゼロから自分で組み立てるところに楽しみを感じられる人にマッチする職場だと思います。みんな基本的に自分で考えて動き、自走しながら連携していく感じです。」

▼これからやりたいこと

―これからどんなことをやっていきたいですか。

乙部「STORE事業部ではオリジナルブランドの創出やクローゼット構想を掲げている一方で、私個人としては今のストアをもっと良くしたい、充実させたいという思いが強いです。そのためにオンラインだけじゃなくて、リアルにお客さんとコミュニケーションを取りたいな、と思っています。例えば期間限定で福岡以外にショップをだしたり、ユーザーさんとの交流イベントをしたり。ユーザーさんと私たちスタッフの顔がお互いに見えて、もっとこのお店で買い物したいと思ってもらえるようなストアにしていきたいと思っています。」

藤原「YAMAP STOREでは、作り手であるブランドさんのこだわりや思いをコンテンツを通じてユーザーさんに届けることを大切にしています。今後はYAMAPを熱量高くご利用いただいているユーザーさんと連携して、より共創感のあるコンテンツも企画し、作り手さんと使い手(ユーザー)さんをつなぐコンテンツ作りをしていきたいです。」

石堀「ユーザーさんからは『STOREでとてもいいものを扱っていて、すごく欲しいけど、たくさんは買えない』という声があるので、レンタルという選択肢を作ることに可能性を感じています。」


     (社内での愛称は「ミスターハッピー」!家族をこよなく愛する山イクメンの藤原)

▼こんな人と一緒に働きたい

―最後に、さらに成長していくSTORE事業部において、皆さんは自分のチームでどんな人と働きたいか聞かせてください。

乙部「スキルセットとしては、商品開発経験の豊富さは絶対条件ではないです。それよりも山を楽しめることと、物への興味の方が大事です。ユーザーさんにとって便利なものを考えて生み出す仕事なので、たとえ今はあまり山に行っていなくても、入社後は楽しみながら山に行って、いろんな商品を積極的に試して『なんでこの商品はこういう構造なんだろう?』と疑問に思ったり『こんなものがあったら喜ばれそう』と自然に考えられるような人が向いていると思います。加えて、ヤマップでは商品開発の一部分だけ担うのではなく、企画から生産、物流までケアする必要があるので、全体をハンドリングすることに対してポジティブな人と働きたいですね。」

(2月に社内登山で日光の氷瀑を見にSTOREメンバーと行った時の写真。月に1度、社内登山に行ける機会があるので、商品テストしながら開発にも活かしている。一番左が石堀)

津本「CSやCXの観点でも、ウェブやECに関する知識がある人は頼もしくて即戦力になると思います。また業務に対するスタンスとしては、登山でいう『藪漕ぎ』のマインドで、自分で藪をかき分けながら道を探し、何なら自分が通ったところが道になるくらいの気構えで何でもやる人がいいんじゃないでしょうか。そして、オープンマインドで、積極的にコミュニケーションを取る方がフィットしやすいと思います。」

藤原「コンテンツづくりにおいては、疑問を持てることが重要だと思います。今やっている施策やコンテンツについて、『これってユーザーさんがどう思うかな』『なぜこれが課題なんだろう』など、なぜなぜと繰り返して深く考えられる人はすごく素敵で、そういう人が来られるとうれしいです。それから、チームで働く上で、人の挑戦を歓迎できて、自分も挑戦に対してポジティブに思える方がいいなと思います。」

石堀「レンタルや新規事業をやる上では、プラスαで思いがあるといいですね。自分の思いをしっかり持っていて、それが会社の方針とうまく重なり折り合いをつけられると、腹落ちして主体的に仕事を進められるので。僕は原体験として、知人を山に誘っても道具がなくて行けないと言われることに課題を感じていたので、レンタル事業に特別な思い入れがあって取り組んでいます。何かしら自分なりの思いを持っている人と働きたいですね。」

YAMAP STOREやヤマップが目指す未来は少しでもイメージ出来ましたでしょうか?

少しでもご興味を持たれたらぜひエントリーされてみてはいかがでしょうか?

きっと同じ志を持った素敵な山仲間との出会いがその先に待っているはずです。

                                       文責:佐々木恵美

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