各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介していく【部署紹介】の第20弾、事業推進部、ゲームチームです!
サブマネージャーの河邊淳さんとサブリーダーのNさんにお聞きしました!
― お仕事内容を教えてください。
Nさん:ゲームチームは法人営業のチームとなっており、 法人と契約をして作品をお預かりし配信していく 立場です。主に、メーカーのゲームを取り扱っておりますが、最近では音声制作ソフトや動画もゲームチームで担当しており取り扱う商材の幅が広いことが特徴です。チーム内でグループに分かれ、弊社のサービスである『DLsite』に商材を卸していただくための施策の企画から進行、バナーの作成、ユーザーサポートなどを行っております。また、スマホゲームについては他部署と合同で取り組んでおり、法人の作品だけでなく個人の方が制作されている同人作品も取り扱いの対象です。
―入社のきっかけを教えてください
河邊さん:前職は出版社のグループ会社で商品企画の仕事をしておりました。コミケや通信販売を通じて自分の手掛けた商品が大きな売上を達成できるようになってきた際に、新しいことに挑戦したいと考えるようになったことが転職活動を始めたきっかけです。二次元コンテンツの業界で働いてきた経験を活かせる仕事を探している中でviviON(当時はエイシス)と出会い、 ユーザーやクリエイターに対する真摯な様子に惹かれ入社を決意 しました。
Nさん:私は前職は教育関係の広告代理店で働いており、異業種からの転職になります。ユーザーとしてエンタメが好きだったのでエンタメ業界で働きたいと思って求人を探していた際にviviON(当時はエイシス)を会社として知りました。『DLsite』というサービスはもともと知っており、オリジナルIPの『Clock over ORQUESTA』も当時から好きだったので、 自分の好きなものと関われる というところが大きかったです。また、『Clock over ORQUESTA』の展開が始まって間もないころだったため 新しいことに挑戦している会社 という印象が強く、その点も魅力に映りました。
―実際にご入社されてからどのような点に魅力を感じましたか?
河邊さん:もともと商品企画の仕事で物理的なグッズを作っていたので、利益ベースで見た際にデジタルとアナログでは大きな差があることに驚きました。 デジタルで費用が掛からない分をユーザー様やメーカー様に還元できる 環境は非常に魅力的です。
Nさん:昔の名作で パッケージでは今は買えない作品も電子販売の『DLsite』なら買える というユーザーさんのご意見をいただくと、電子販売の良さを改めて感じますよね。
また、私は 人が魅力の会社 だと思っています。四半期に一度の全社会で、社長が 「ユーザーとクリエイターを大切に」というパーパスについてお話しされながら、 「一緒に働く仲間も大切にしましょう」**という発信をされており、実際にその文化が定着していることを日ごろから感じています。私が積極的に利用している 「アフター6」 という制度もとても良い制度です。従業員の交流を目的に社外余暇活動に会社が一定額の助成を行う福利厚生ですが、 様々な部署の方とコミュニケーションをとることができ楽しく働けることに繋がっている と感じています。
―チームならではの魅力はどんなところにありますか?
河邊さん:ゲームチームはBtoBのチームなので施策の提案をする機会が多く、 裁量を持っていろいろなことを試しながら動いていけます。 『DLsite』という 多くのユーザーに利用されているサイトに対してアプローチできる ので、非常にやりがいもあって面白いお仕事です。
また、個人的に プラットフォームは最強 だと思っています。メーカーの場合は自社商材しか売ることができませんが、プラットフォーマーであれば許諾をいただければ 様々なものを取り揃えられるのでユーザーに多くの選択肢を与えることができます。
Nさん:特にゲームチームは扱える商材の幅が広いですよね。ゲームだけでなく制作ソフトや動画なども扱っており、 多面的なアプローチができ自由度も高いので、その分可能性が広くやる気に繋がる と思います。
──できることの幅が広いと提案のし甲斐がありそうですね。では、お二人にとってのお仕事のやりがいはなんでしょうか?
河邊さん:『 DLsite』のよさは、熱量の高いユーザーがいろいろな作品を見てくださるところ にあると思っています。コミックや音声作品などを好きな方にもゲームを買っていただける可能性がある中で、 想像を越えるような売上を出せたり、みんなで考えたものがより広い形でスケーリングしたり した時にやりがいを感じます。
Nさん:狙い通りに施策が響いた時はやっぱり嬉しいですよね。マーケティングチームでやっていただくクーポン配布やキャンペーンなどに合わせ、 ユーザーの動きを想定してフロア施策をどう展開するか、作品をどう露出するか考え、それがうまくハマって売上が上がると達成感 があります。たとえば、『DLsite』全体を盛り上げるために昨年から『DLsite創業祭』に合わせてゲームチーム側でも施策を実施しています。昨年は『DLsite』の独占作品や人気ジャンル作品のセールを実施したのですが、その際に、なかなかセールに出されない作品もお値引きに応じていただけかなりの売上がつきました。創業祭に合わせたセールは昨年も今年も成功して嬉しかったです。
──数値として良い結果が見えると達成感がありますよね。一方で現在抱えている課題についても教えてください
河邊さん:ゲーム市場全体は伸びていますが、『DLsite』で人気のジャンルに絞るとパッケージ市場が少しずつ縮小し、そこをダウンロード販売が底上げするような状態となっています。我々の扱うソフトウェアを作られるメーカー自体が少しずつ減ってきている状況です。そのため、 ずっと特定のジャンルだけにフォーカスしていると、いくら海外展開をしていたり多様なユーザーの方に使っていただいていたりするとはいえ、供給できるものは確実に少なくなっていきます。 そうした状況を避けるべく、どういった形でメーカーが作ったコンテンツをゲームチームとして皆様に届けていくか、どういったものを獲得すればユーザーに買っていただけるかという点は課題に感じています。 これから世界のviviONとして成長していく中で、ゲームのポジショニングを改めて考えていかなければいけない です。現時点で人気なジャンルのメーカーやユーザーを確実に獲得しながら viviONにおけるゲーム市場を広げていく必要があるので、メンバーも増やしたい と考えています。
―なるほど。では、どのような方とその課題を解決していきたいでしょうか?
河邊さん:何かしら数字を動かされたご経験や外部折衝のご経験がある方でしたら業界経験などは特に求めておりません。自ら考えよりスケーリングしていける力のある方でしたら、チーム内で影響力を発揮していただけると思っております。自分の考えを発信していかないと新しいアイディアはなかなか出てこないと思うので、 積極的にアウトプットしてくださる方 とぜひご一緒したいです。
Nさん: コミュニケーション能力があって他者を尊重できる方 がチームに馴染みやすいと思います。『DLsite』がサービスとして成長したことはすべての関係者のおかげなので、そのことを忘れず周囲を尊重しながら自分の個性を発揮して事業をグロースできることが大切です。
また、 仕組みに興味のある方 にぜひご入社いただきたいです。営業の仕事は数字を見る必要があるので、売上が伸びた際になぜ伸びたのかをシステム面などからも興味を持って取り組める方は活躍できると思います。
──今後の目標を教えてください。
Nさん:売上を伸ばしていくにあたり、海外展開をはじめ整備していかなければいけない部分がたくさんあります。その 運用に耐えうるチーム作り が直近の目標です。商材の幅も広がりつつあり取り扱う作品数は非常に増えています。それに伴い、チームとして 目の前の仕事だけではなく、課題を解決し現状を改善していく力のある組織を作りたい と思っています。
河邊さん: 「一番影響力のあるプラットフォームになろう」 がOKRとなっています。我々にお任せいただいたらメーカー様の売上を最大化でき、やりたいことを叶えられると思っていただけ、我々がご一緒することで 最もいい結果に結びつけられるようなプラットフォーム となることを目指しています。
最近は、国内はもちろん、新規登録をされる 海外ユーザーの方が増えており国外にも『DLsite』が拡大 してきています。しかし、海外の皆様に商用ゲームを適切に届けられている状態にはまだなっていないため、新規で来ていただいている 海外ユーザーにとっても使いやすいプラットフォーム となるよう整えていきたいです。