※この記事は、毎週の社内週報の1コーナーからの抜粋です。
viviONのリーダーたちに聴く「7つの質問」は、マーケティング部&コンテンツ部GMの谷島(やじま)が、普段なかなか話す機会の少ないマネージャー/リーダーと1対1で話し、仕事のこと、人となり、目指していることを知ることで、全社理解のきっかけにしていきたいと考えているコーナーです。
読んでくれた方が『こういう想いでこういうことやってたんだ!』と思えるような内容を届けていきたいと思っています。
今回は、開発部品質管理チームのリーダー、辻本さんです!
質問① まずは自己紹介をお願いします!入社のきっかけや、これまでどんなキャリアを歩んできたのか、簡単に教えてください。
辻本さん:よろしくお願いします。開発部品質管理チームの辻本圭太です。
私のキャリアはエンジニアからスタートしました。その会社で開発をしていたのですが、その時、QA(品質保証)をされている知見がある人に声をかけられ、QAに転向し、かれこれ15年ほど品質管理に携わっています 。エンジニアとしての経験を活かし、品質管理に携わってからその重要性を実感しました。
viviONに入社したきっかけは、40歳手前になって今後を考えたときに、これまでの品質管理のキャリアを活かしつつ、チームの立ち上げや会社全体に品質管理の文化を浸透させることに挑戦したいと思ったからです。
また個人的な趣味としてエンタメが好きで、二次元コンテンツに触れる機会も多かったので、そうした中で自分に合う会社を探していました。
viviONの面接を受けた際、当時面接をしてくださった開発のGMの方と意気投合し、同じベクトルで品質に対する熱い想いを語り合える方だと感じたことから「この人と一緒に品質チームを立ち上げたい」と思ったのが入社の決め手です 。
自分のやりたいことが品質管理の文化を浸透させると同時に「チームビルディング」に挑戦したいと、会社の方向性と合致した形ですね。
質問②今、どんなお仕事や目標に取り組んでいますか? チームやプロジェクトの紹介も含めて、最近注力していることをぜひ教えてください。
谷島:40歳手前だと考えますよね。今後を考えたときに、キャリアを活かしつつ新しい挑戦をすると決断されたというのは、私も気持ちが分かります。
それでは入社されて、今どんなお仕事に取り組んでいて、どんな目標に取り組まれているのか教えていただけますか?
辻本さん: 品質管理チームの現在の主な役割は、プロダクトやリリースされるものが「当たり前の品質」を備えているかどうか、つまり不具合がない状態でユーザーに届けられるかを確認する「最後の砦」としての品質チェックです 。 最低限の仕様が保証されていること、システムとしてあるべき動作がちゃんと保証されていることを目指し、バグがない状態でユーザーがサービスを利用できる状態までプロダクトを確認することに注力しています 。 まずは、この「基礎中の基礎」をしっかりとできるチームを目指して取り組んでいます。
質問③ 最近「これはうまくいった!」と感じた取り組みはありますか?規模の大小は問わず、ご自身が「やってよかった」と思えた経験を教えてください。 質問④ またその取り組みがうまくいったポイントや、意識していた工夫はありますか?
谷島: なるほど。「当たり前の品質」の定義って難しいですよね? その「当たり前の品質」を最後の砦として取り組む品質管理チームとして、これはうまくいったと思えるような取り組みと、その取り組みがうまくいったポイントなどがあったらエピソードを教えてください!
辻本さん: 品質管理チームは当初、プロダクト開発やプロジェクトから一歩引いた「第三者検証機関」のような立ち位置でした 。しかし、それだとプロダクトへの品質の向き合い方が限定されてしまうなと感じていました。
そこで品質管理チームもプロジェクトの一員として「ものづくりの品質を一緒に作り上げていく仲間」という認識に変えていこうと考え、プロジェクトの中に品質管理チームが参加する形に変えていきました 。
谷島: おお、仲間に加わるところから!良いですね!
辻本さん: 例えば、新プロジェクト『〇〇』(※公開前のため伏字)の品質管理を任せてもらった際に、チーム全体で品質管理を進める方向に変えていきました。『〇〇』の定例や朝会にも9人のメンバーが参加させてもらい、コミュニケーションを強化しています 。
こうして関わり方を変えたことで、メンバーがテストだけでなく、プロジェクト全体の一部として動きやすくなり、チームとしても良い方向に変わっていったと感じています 。
最近では品質管理チームがプロジェクトで活躍し、評価されることが増えて非常に嬉しく感じています 。
谷島: それは良いポイントですね!新プロジェクト『〇〇』の責任者は私なので、先に参加いただけていることは知ってましたが、そういう狙いだったんですね。
質問⑤ これから挑戦したいこと、実現したいことはありますか?チームの展望でも、個人の野望でもOKです!
谷島: 辻本さんが目指されているチームビルディングの一環として、そういった取り組みができてきているのは素晴らしいのですが、さらにこれから挑戦したいこと、実現したいことなど教えてください!
辻本さん: 現在はプロダクトの品質に限定的に関わっていて、品質って広い定義なので、色んな人と関わりたいと思っています。そのために今後は、CS(カスタマーサービス)やUX(ユーザーエクスペリエンス)など、様々なチームと連携し、ユーザーを幸せにするための「より良い品質」を追求していきたいと考えています。
谷島: 「当たり前の品質」から「より良い品質」、イメージで言うと「魅力的な品質」って感じですかね?
辻本さん: 「魅力的な品質」って良いですね!DeNAさんの「Delight」とか。
谷島:ええ、DeNAの南場さんは、新卒採用のサマージョブインターンで審査されるときも、「うちらしさがない、Delightがない」とかおっしゃられますものね。
辻本さん: その「魅力的な品質」に向かうために、直近で取り組みたいのは、AIを用いたQA業務の自動化です 。
テスト設計やテスト自動化にAIを取り入れることで、業務時間を短縮し、チームがより「魅力的な品質」の向上に時間を割けるようにしたいと考えています 。現在の基礎的な品質チェックをAIに任せることで、サービスの品質をプロダクトの枠を超えて、プロジェクト全体で高めていきたいです 。
今行っている基礎中の基礎レベルの品質チェックをAIができるようになったら、できることのレベルを一段上げ、当たり前を守るだけでなく、より魅力的なサービスやプロダクトを提供できるようになっていきたいです。
質問⑥ 気になっている市場トレンドや、参考にしている企業・サービスはありますか?マーケティング部からの調査・情報提供の参考にします!
谷島: 「当たり前の品質」の次は「魅力的な品質」を目指す、というお話がありましたが、そういった考えをお持ちになったきっかけはどんな事でしたか?参考にしているサービスとか、企業などを教えてください。
辻本さん: 「魅力的な品質」、Delightを考えるきっかけになったのは、以前に参加したDeNAさんの「DeNA QA Night」というイベントです 。(https://dena-qa-night.connpass.com/)
そこで見た理想的なQAの姿にカルチャーショックを受け、KPIや施策の目的・効果を理解し、事業と対話しながら品質を高めていくことの重要性を強く認識しました 。
谷島: 実際にDeNAさんのイベントへの参加が、意識を変える大きなきっかけになったのですね!
辻本さん: 視座を引き上げられました。品質管理に関してブログは戒めに見ています。 プロジェクト、プロダクトがどこを目指しているのか?そこに踏み込む時間や、対話の時間を持つこと、品質管理チームが向き合わないといけないと思います。
なぜその施策をやるのか?狙いは何か?仕様だけを見るだけではダメで、数字を意識するなど、なぜこういうOKRを掲げているのか?とか踏み込んでいくことなど、DeNAさんのイベントで意識するようになりました。
谷島: 本当に良いイベントだったんですね。私は知らなかったので、あとでチェックします!
質問⑦ 社内で「最近ありがたかったこと」「これから一緒に取り組んでみたい部署」などあれば教えてください!感謝の気持ちや、今後の連携希望など、カジュアルにどうぞ。
谷島:いや~、話が面白かったです。そろそろ最後の質問なのですが、最近感じたありがたかったことなどや、感謝を伝えたい方などいらっしゃいますか?そのうえで、今後連携したい部署などあれば教えてください!
辻本さん:ありがたかったことで言いますと、最近では『comipo』リニューアルプロジェクトについてですね。品質管理としてチェックした際に、当初は不具合件数が〇件近くあり、通常であればリリースが難しいような状況だったのですが、チーム一丸となって品質改善に取り組み、大きな問題なく無事にリリースできました 。
谷島:不具合〇件もあったのに、comipoを無事リリースできたのは素晴らしかったですね。予定より1時間遅れくらいで、その後不具合なしは、私の経験でもなかなかないなと思いました。
辻本さん: はい、なので、〇件あるとか心が折れそうになっていましたが、無事にリリースできたときに、〇〇さんがプロジェクトを代表して、品質管理チーム全体に感謝の言葉を『Unipos』で送ってくださった事が本当に嬉しかったです 。
これまでもプロジェクト単位で感謝されることはありましたが、チーム全体として評価されたのは初めてだったので、チームのありがたさを強く感じました 。
その件もあって今後一緒に取り組んでみたいのは、UXリサーチチームです 。
UXリサーチチームはユーザーの最前線で取り組んでいるので、ユーザビリティの観点から「魅力的な品質」を追求していく上で、一緒にできることが多いのではないかと感じています 。良い品質を「見える化」したいという思いもあり、UXリサーチチームとの連携を通じて、チーム全体の品質向上を進めたいです 。
谷島:なるほど。UXリサーチチームとの連携で新たな価値を生み出してほしいです!期待してます!
辻本さん:ありがとうございます!
大規模なプロダクトでの品質向上は難しい側面もありますが、上流から品質管理チームが関わることで、品質が向上し、結果的に数字にもつながるようなプロジェクトに注力していきたいと考えています 。
そしてチームメンバーもやりがいを感じ、成長できるような環境を作っていきたいです。
編集後記(谷島)
辻本さんとお話しして、チームビルディングにチャレンジし、品質管理の文化をviviONで作ろうとする意気込みがすごかったです。
comipoでの経験では、チームで成し遂げたことに感謝のUniposで報われたという話も、Uniposを導入して良かったなあと改めて感じました。
品質管理チームのみなさんは、「当たり前の品質」から「魅力的な品質」へと一緒に取り組んでくんでいただけますので、開発が始まる段階から情報共有をどんどんしていただき、一緒により良いプロダクトにしていきましょう!
以上、社内週報からの抜粋でした。