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私と、デジタルマーケティングとサンフランシスコとテックファーム

今回は、2018年度4月に入社を予定している楡井ちゃんのインタビューです。

大学ではマーケティングを専攻。

大学時代にやっていたインターンでデジタルマーケティングに出会ったことがきっかけで、デジタルマーケティングを深く学ぶために日本を出て、アメリカ・サンフランシスコへ留学。

そこで出会った人や考え方に刺激をもらいながら過ごした留学生活。そんな中、テックファームに出会い入社を決めてくれた一人です!!2018年4月の入社予定ですが、1日でも早く会社に慣れたい!仕事を早く覚えたい!そんな楡井ちゃんの想いから、10月からアルバイトとしてテックファームで一緒に働き始めました。

‐デジタルマーケティングに目覚めたきっかけ

大学では経営学部マーケティング学科に所属して、マーケティングを学んでいました。

大学1年の時に大手スポーツメーカーと飲料メーカーのマーケティング戦略を考えるという、実践的に学びを深める授業がありました。その時は製品のプロモーション活動を考えることが主だったので、1年生の最初は広告業界に興味を持っていました!

その頃、IT企業での長期インターンを始め、デジタルマーケティングというものに出会いました。

そこで面白いと思ったのが【WEB広告】。

WEB広告は、TV広告や街頭広告とは違い、絞られたターゲットにテンポよく広告を出すことができ、その反応を見てすぐに変更、調整することができます。

インターネットなどを通して、日々たくさんの情報に囲まれ、変化の多い現代の消費者にはWEB広告のようなテンポの良いマーケティング手法でアプローチする必要があるのではないかとその時感じました。


‐デジタルマーケティングとサンフランシスコ留学の繋がり

大学3年生の後期から一年間アメリカのサンフランシスコ州立大学に交換留学をしていました。

デジタルマーケティングを専門的に学ぼうと思ったとき、通っている大学での専門的な授業はなく、調べるとサンフランシスコでデジタルマーケティングの授業があることが分かり留学を決めました。

実際に受講したデジタルマーケティングの授業では、自分たちのWEBサイトをゼロから作り、運営しました。グループメンバーはアメリカ人、ドイツ人、デンマーク人、韓国人ととてもインターナショナル。プロジェクトの進め方の違い、言葉・文化の違いに戸惑いを隠せない日々が続きましたね。

特に言葉の壁は大きく、英語ネイティブの子達が言ったことを理解して自分の意見を言おうとすると、すでにその話題が終わっていることが多々ありました。

それが本当に悔しくて、泣いた日もありましたね…。笑

留学中、他にも悔しさを感じる出来事がありました。

毎年サンフランシスコで行われるゲーム業界の展覧会で、ボランティア活動に挑戦した時のことです。

とある日本企業の自社製品を、イベントにきたアメリカ人のお客様に、私が英語で説明するという仕事でした。日本ならではの素晴らしい技術力を持って作られたすごく良い商品だったのですが、またもや言葉の壁によって、製品の良さを伝えきれません。

おそらく開発したその方でないと語れない細かい技術面もあるはずなのに、そこが通訳を一人入れることで、お客様に熱い思いを100%伝えられないもどかしさを痛感しました。



今でもサンフランシスコの生活が恋しいくらい楽しい留学生活でしたが、悔しさを感じたことで、異文化についてだけではなく、日本の文化、日本の良いところ、良くないところについてもたくさん考えさせられました。

特に強く感じたことは、現在の日本では顧客の真のニーズよりも、高い技術力が先行してしまっていることです。世界で負けないレベルの商品を作ることができる、高い技術力を持つ日本ならではの問題なのでしょうか。

技術先行ではなく、まずはそれを使う人のこと、その人の困っていることを深く考えることがもっと必要なのだと感じました。

問題の本質を捉え、それに対するベストソリューションを打ち出すということは、一見当たり前のようだけど、実は今あるモノやサービスではそう簡単にできていません。売り手、作り手の気持ちや高度な技術が先行してしまうから。

そしてその考え方を大事にするテックファームと出会ったのは、サンフランシスコの大学で行われていた、テックファームのイベントでした。

イベントの中で、社長自ら会社紹介があり、会社の方向性にとても共感するところがあり、「私もそう思ってました!」と心の中で何度も言ったのを覚えています。

‐インターンで経験したこと

大学1年生の夏から約2年間、日系のIT企業でやっていたインターンでは、ドイツでNo.1のシェアを誇る動画ソフトウェアの日本でのプロモーション活動を任されていました。

認知度を高め、ダウンロード数を増やしていく仕事ですね。

この仕事は、想像より地道な作業が必要で、このソフトはどんな人が必要としているか、またどうしたらその人たちがダウンロードしてくれるのか、対面できない相手のことを考えながら、商品を普及させていくことの難しさを日々、感じていました。

ブログや、Twitter、Facebook、Instagram、ホームページを使って、どんなキーワードがあれば、このソフトを求めているユーザーに届けることができるかを半年かけて探し続けました。

新しいアプローチ内容をどんどん考え、実践する、その結果を元に今後どのようにするのか、沢山の施策を打ち出しては数字とにらめっこしていました。最初は不安になることも多くありましたが、結果が出始めた時は嬉しかったですね。最終的には、月20万ほどの売り上げだったソフトが半年後には、月250万ほどの売り上げになっていました。

しかし、ダウンロード数が上がっていくと次の課題が見えてきました。

ユーザーから、この機能が使いにくいや、こんな機能が欲しいという声を多く貰うようになりました。しかし、そのアプリを作っているのはドイツの会社…こんな声が上がっているから改善してほしいと声を上げた時もありましたが、ドイツで人気NO.1のシェアに比べ、日本ではまだまだ小さいマーケットだからか、開発者の方は日本のユーザーの声には耳を傾けてくれませんでした。

その時に、既製品のプロモーションの面白さの一方で、誰かが作ったものではなく、自分たちが顧客の近くで、その顧客のために作ったものを提供できれば、このようなジレンマが生まれないなと思いました。



そこで、テックファームの「ワンストップソリューション」ビジネスモデルでは、クライアント企業と共にサービスの発案からリリースまで全てを成し遂げることができ、私がインターンを通して感じた

「0から本当に顧客に必要なものを作りたい」という想いと合致しました。

現在アルバイトとして業務に携わらせていただく中で、サービスデザイナーとして本当に顧客の困り事を解決するためには、こんなに深く、深く、問題を掘り下げて考えるのか!
と驚きの連続です。表面的な問題ではなく、その奥に潜んでいる本当の問題は何か。

4月から本格的にお仕事をスタートするまで、少しでも多くのことを吸収できるように頑張ります!!!

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