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"空間"を生み出す!不可能を可能にする、「リアル・コミュニケーション」の魔力

JBAの若手社員にインタビュー企画第二弾!

今回はJBAに新卒で入社し活躍中の 森田みなみ (モリタミナミ) さんにインタビュー!

プロジェクトを前に進めるJBAの案件ディレクターとして、JBAが推進する新たなビジネス領域「空間プロデュース」の案件を成功に導いた森田さんに迫りました。


【プロフィール】

森田みなみ (モリタミナミ)。愛知県出身。広島大学総合科学学部を卒業。中学は吹奏楽部、高校はテニス部、大学では街作りサークルに所属するなど、何でも挑戦する好奇心が強み。幼少期からキャンプやスキーと自然に囲まれて育つ。2018年に新卒でJBAに入社し、現在はコンサルタント (ディレクター) を務める。

この世に1つしかない「魅力」を伝える

気仙沼でのインターンを通し気づいた、”空間”の魔力

平山:今日はよろしくお願いします。早速ですが、JBAに入社する前の森田さんについてからインタビューしていきますね。どのような幼少期を過ごされましたか?

森田:はい。私は愛知県出身で、アクティブな両親にキャンプやスキーと連れていってもらった経験から、昔から自然が、なんとなくですが、好きでした。習い事もピアノに始まりたくさん通っていて、いろいろなことに挑戦することが自分のスタンダードになったのは、そんな幼少期の体験にあるかもしれません。中学校では吹奏楽部・高校ではテニス部と、部活も一個のものをずっとやり続けたくない!新しい刺激が欲しい!そんなタイプです。

平山:なるほど。そんな森田さんだからこそ、案件を分野問わず様々扱えるコンサルティング業界に飛び込んだのですね。…大学時代は何をなさっていましたか?

森田:学部が総合科学部というところで、これもまた分野制限なく色々できる学部なんです(笑)色々授業をとってみて自分が興味を持ったのは、幼少期の経験からなんとなく身近に感じていた、自然や環境についてでした。そこから環境保全に興味を持ち、好奇心旺盛な自分は誰も研究したがらない未知の分野である「地下水」についてを学ぶことに決めたんです。

平山:地下水ですか…!(笑)そんなニッチ分野に興味を持つこと自体、森田さんの好奇心の強さを証明していますね。

森田:研究の話をしてしまうと長くなるので(笑)、今の業務につながる体験の話に移ります。そんな大学での学びを通じ、私たちの周りに当たり前に存在する自然の恵みがどれほど尊いかを実感し、自然を軸に何か一つ大きな挑戦をしたいと考えるようになりました。そうして大学三年生の時一年間の休学を決意し、宮城県の気仙沼(東日本大震災の被災地)でインターンシップを始めたんです。

気仙沼の地に一度踏み入ると、青い海と生い茂る緑たちに圧倒されます。そこには未だ震災の爪痕かと思われる痕跡もあって、同時に自然の脅威も感じられます。その空間には、私たち人間が抗うことができない、雄大な自然がありました。真っ青な背景のよく似合う漁師の方々、彼らが手にした気仙沼の自然からの恵み。緑に囲まれた子供がイキイキと走り回る、安心感。気仙沼に住む人はそれが当たり前だけど、私には当たり前じゃない、煌き。写真だけでは伝わらない、そんな気仙沼の輝かしさを、この「空間の魅力」を、誰かに伝えたい!と感じるようになりました。そうして、1年間の気仙沼でのインターンシップを終え、就職活動をする頃には、そんな「空間」をあらゆる方法で伝えられる。そんな企業に入りたい!と思い就職活動をしていました。

平山:そこで出会ったのが、JBAなんですね。

森田:はい。JBAはクライアント様の解決策実行支援までをするコンサルティング会社なので、当時会社説明会で私のやりたいことを社員さんに伝えたら、「企業1社1社に歴史や背景、ビジョンやストーリーがある。それを内部・外部に発信しイメージを作る”ブランディング”領域で森田さんの想いは叶えられるよ」と、ご紹介いただきました。それが契機となり、内定をいただき入社しました。

“ブランディング”の可能性 

待ち望んだ、「空間を伝える」という挑戦

平山:そんな森田さんはJBAに入社して現在2年目で、最大の挑戦であり、かつ自分が最もやりたかった「空間を伝える」ことに関わる案件をご担当なされたんですよね。

森田:はい。正確にいうと、クライアント企業の「ブランド」を空間でどう表現するか、という企画段階から携わらせていただきました!

平山:…難しいですね(笑)具体的にお聞きしましょうか。

森田:プリンターやカメラで有名なR社さんがクライアントさまの案件でした。R社さまは、おそらくこの記事を読んでくださっている方で知らない方はいらっしゃらない最大手企業です。JBAはもともとこのクライアントさまと取引があり、広報やブランディングチームの方とお仕事を担当させていただくことも多々ありました。そこである日、「弊社のXXX周年を祝うイベントをしたいのですが、JBAさんにご協力いただきたいです」というご相談をいただきました。

「イベント」と聞くとすごくカジュアルに聞こえますが、実はこのような社内イベントは、企業の組織課題を解決する武器となるのです。企業のビジョンやミッション、創業時の理念や哲学といった要素を社員全員が理解していなければ、健康な組織経営はできない。マネージャーが現場を知らなければ、不和が生まれる。そういった企業に所属する社員全員に対するブランディングである、「インナーブランディング」は、今ではJBAの事業の強みです。

クライアントさまに状況をヒアリングすると、年間の経営テーマが「現場を見つめる」ことでした。R社さまはグローバル企業ですので、全世界に数多くの支部が存在しています。そこでJBAチームは日本国内の現場に限らず、世界中に存在する支社の現場の様子を、社長含む全社員が知ることが重要であると考えました。

平山:確かに、グローバル企業ですから「現場」といえば、全世界ですよね。一体、どのようにして全世界の支部と日本法人を繋げたのですか?

森田:仕組み自体はすごく簡単です。テレビ電話で各支部をつなげるんです。

平山:なるほど。かなりシンプルに聞こえますが…

森田:シンプルに聞こえますが…すごく難しいんです(笑)お正月の特番LIVEなどを想像してみてください。横浜と東京の収録場所をつなげるだけで、通信障害やタイムラグが起きているイメージはありませんか?あの連携を各国支部と行うとなると、時差や文化(時間にすごくルーズな文化の国もありますから...) の影響で劇的に難易度が上がります。メディアの方にアドバイスをいただいたときは、「現地にカメラマンがいないとカメラの固定場所もないし、通信障害もコントロールできないし、無理だよ」とまで言われちゃいました(笑) 現地に担当者をつけるにも、支部数が多すぎて人手も足りない。そんなテレビ局でも未踏の企画の実行は、国境をこえ人を巻き込み、チームをゴールに導く必要がありました。ですので、私たちJBAチームがR社さまのオフィスに通い、社員かのようにパソコンと向き合い、R社の社長や幹部の方々までをも巻き込み、粘り強くイベントのコーディネーションをしました。

平山:なるほど。国境をこえ現場の想いをつなげるために奔走する森田さんの姿が目に浮かびます。何がそこまで森田さんを駆り立てたのでしょうか?

森田:「気仙沼で感じた、私がしたかったことだから」です。周年を祝うイベントでは、R社さまが紡いできた歴史を全ての社員に魅せ、伝え、理解してもらう必要があります。確かに、歴史をビジュアライズすることは写真でできる。想いも文字で表現できる。でも、リアルタイムで顔を合わせてコミュニケーションをすることや、ことばを交わすことで初めて伝わる想いがある。気仙沼で私が見た煌き。当時はそれをどう伝えればいいのかわからなかったけど、JBAで私はいま、それに挑戦できているんです。

平山:素敵ですね。夢を叶えて、新たな夢に目を輝かせる少女のように見えます。結局、イベントはどうなったんですか?

森田:大成功に終わりました!通信障害はどうしても発生してしまいましたが、大きな障害にはならず。イベント終了後、R社さまの社長から直接、「ありがとう」のお言葉を頂戴しました。成功の安心感で肩の力が抜けたと同時に、達成感と感動で身震いしました。のち、プロジェクトを一緒に進めていた担当者さまからも、仕事の質やスピードに好評をいただき、キャリアとしてすごく自信になりました。

プロジェクトからの学び

喜びの居所は、リアルタイムのコミュニケーションへ回帰する

平山:そんなプロジェクトから得た、一番の学びは何でしょうか?

森田:一番ですか…難しいので2つ言わせてください!(笑)1つ目は、「想いが人を動かす」ということ。もちろん今までのプロジェクトも想い入れは強かったのですが、今回は比較にならないほど多くの人を動かす必要があったため、ロジカルに「こうしたいです。理由は〜」と説明しても、あまりワークしませんでした。だからこそ、社員さまと同じ視座で「R社さまをこうしたい!」という情熱を伝える必要がありました。よく目にする言葉であるからこそ、実体験からその確証を得れたことは、クリエイティブ領域を担当するコンサルタントとして深い学びと自信になりました。

平山:一定の地点までは、人を動かすために根拠や戦略が必要な気がしますが、その地点を超えると、あとは想いですよね。少し幼稚に聞こえてしまうけど、実際そうだと思います。…ぜひ遠慮せず、もう一つの学びも教えてください!

森田:IT時代であるからこその、「オフラインの可能性」です。確かに、イントラ (社内向けのHP) や動画・社内SNSでも現場の想いは伝えられる。そんな時代に敢えてオフラインでイベントを開き、会場を作る。現場の熱狂や隣の人との会話で生まれる一体感。イベントコンセプトを肌で感じてもらう時間。インターネット上でのコミュニケーションにはない「没入感」や「満足感」に溢れる空間があります。確かに、情報の浸透効率や情報ストックの目線からオンラインは強いですが、参加者へのインパクトの大きさやエンゲージメントはリアルコミュニケーションに軍配が上がると考えています。

発注数ベースでも「インナーブランディング」を狙ったイベント提案依頼は増えていますし、これからもその需要は高まると確信しています。

応募を考えている方々へ

森田:

JBAは現在、「インナーブランディング」という事業領域で、大手有名企業のイベント企画や実行をドライブしてくれるメンバーを募集中です!今後一層需要が高まるであろうオフラインのコミュニケーションに関わる施策を企画から実行までできる力は、必ず私たちのキャリアに役立つと信じています。チームを巻き込み、施策を限定せずクライアントの課題解決に立ち会いたい。そんな方は気軽にJBAに遊びに来てください!

さて、いかがでしたでしょうか?

若手社員の様子やJBAのカルチャーが少しでも伝われば幸いです。

新卒や中途問わず、この記事を読んで少しでもJBAに興味を持った方は、是非「話を聞きに行きたい」をクリック!

詳細について、ぜひオフィスでお話しさせていただければと思います。

それでは、オフィスでお会いしましょう〜👋

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