プロフィール
峯村 紳吾(みねむら しんご)
2020年7月にアイレップに中途で入社。所属はテクノロジービジネスUnit プロダクト開発Div 第1プロダクト開発グループで、テックリードとして日々新規プロダクトの開発おこないながら、部下の育成や組織作りにも従事している。
アイレップ紹介
事業内容
アイレップは、「デジタルマーケティング領域で国内トップクラスのノウハウと実績」 を誇る博報堂DYグループの次世代型デジタルマーケティングエージェンシーです。
デジタルマーケティング全般で高い評価を得ており、Yahoo! JAPANやGoogleに代表される検索エンジンのテクノロジーを徹底的に研究、クライアント企業のマーケティング活動を支援してきました。
昨今の広告業界では、大量のデータを分析し日々改善をおこなう「運用型広告」が注目を集めていますが、当社はこの領域で国内トップクラスのシェアを誇っています。また、これまで培ったノウハウを活かしながらサービスを拡充し、より統合的なデジタルマーケティングを提供しています。現在は、新規顧客へのブランド認知から、会員登録、その後のフォローアップまで、顧客を包括的にサポートしていくフルファネルマーケティングにも挑戦しています。
テクノロジービジネスUnit
アイレップのエンジニア職は、業界最大級のビックデータや最新の機械学習、プログラミング技術を用いてマーケティングの高度化を実現する自社プロダクトの開発をおこなっています。
本日は、よろしくお願いいたします! まずはアイレップに入社されるまでの経緯についてお話をお聞かせください!
峯村:はい、よろしくお願いいたします。
ーーまず初めに簡単な自己紹介をお願いできますか?(年齢や今の部署、業務内容など)
峯村:はい、年齢は32歳でテクノロジービジネスUnit(以下、TBU)に所属しています。
今は広告運用系プロダクトの開発にテックリードとして参画しております。
ーー前職もプロダクトの開発だったのですか?
峯村:そうですね。
前職はSIer会社にいましたので、お客様のシステム開発に携わっていました。
ーーそうだったのですね!ちなみに、前職入社時はどのような会社を志望されていたのですか?
峯村:基本的にSIerしか見ていませんでしたね。
大学は文系だったので、文系でも挑戦できるSIerに絞って就職活動はしていましたね。
かつ、プログラミングは続けられる会社がいいなとは思っていたので、その部分も重視していま
した。
ーー前職の入社の決め手はなんでしたか?
峯村:エンジニアとしてプロジェクトマネジメントだけではなくプログラミングに携わることができ、
顧客との親密な関係性を持たれている部分に魅力を感じ入社しました。
ーー具体的にはどういった業務をされていたのですか?
峯村:最初は、プログラマとしてすでに作りこまれている仕様書をプログラムする仕事をしていました。
会社としては、色々な業界のSIをやっている会社でしたが、私は物流部門のシステム開発に携わっ
ていました。
特に、ECサイトやアパレル系の物流倉庫で使う、システムのプログラムを書くことが多かった
です。
ーーどういった部分で苦労されましたか?
峯村:私自身、結構新しいもの好きだったのですが、担当したクライアントは長い歴史をお持ちのとこ
ろが多く、開発に用いる技術や手法がレガシー化してしまっている部分がありました。
私自身、新しい技術や言語を積極的に取り入れていきたい人間ですが、当時はドキュメントも少
ない中で修正がしにくく、なかなか手が出せない状況でした。
1~2年くらいはその環境で業務をおこなっていましたが、3年目に新しいパッケージを作るプロ
ジェクトがあり、中心メンバーになれたのでやりがいがありました。
また、6年目に携わったプロジェクトでは、アーキテクチャ選定からおこなえたので、技術的な挑
戦もあり楽しかったです。
ーーちなみに前職を転職しようと思ったきっかけは何でしょうか?
峯村:大きく分けて2つありまして、
1つ目は、Microsoftや.NET系の技術とは違う技術に触れてみたいと考えたため
2つ目は、自身でコーディングすることが少なくなってきたためです。
前職では、キャリアが進むにつれてコーディングよりプロジェクトマネジメントや要件定義など
上流工程を任せていただくことが増えました。
非常にやりがいのある仕事で、色々と経験させていただきました。
一方で、自身としてはプロジェクトマネジメントよりもテックリードやアーキテクトとして手を
動かしつつプロジェクトに携わりたいという気持ちが強くなり転職を決意しました。
ーー今の部署では、PLでも手を動かしていますか?
峯村:プロジェクト内の役割にもよりますが、基本的にはみんな書いていますよ。
ーーエンジニアになろうと思ったきっかけは?
峯村:就職活動の時にめちゃくちゃ迷っていて、大学にいたキャリアコンサルタントの人に相談しま
した。
その時に工業高校出身という背景もあり 「IT業界がおすすめだよ!向かなかったら業界変えれば
いいし!」と言われて、そのままとんとん拍子で進んだという感じですね!
エンジニアの市場価値も上がっているので、今思えばキャリアコンサルタントの方には感謝です!
ありがとうございます! それでは、ここからはアイレップに入社した後のお話をお聞かせください!
ーーまず、転職活動している際にアイレップをどこで知りましたか?
峯村:パーソルキャリアが開催する転職フェアに参加した際に、アイレップのブースがあり、そこで初
めて知りましたね。
正直、広告業界には疎かったので、当時はアイレップのことをまったく知りませんでした(笑)
ーーお話を聞いた印象はいかがでしたか?
峯村:その場でお話した内容から、設計方法や使用言語・開発環境など、今のトレンドを押さえている
と感じ好印象でした。
ーーなぜアイレップへ入社しようと思ったのですか?
峯村:手を動かせて、モダンな環境で、専門職のキャリアパスがある環境を志望していましたので、当
てはまるところが多いアイレップに決めました!
あとオフィスがきれいだったのもポイントは高かったです!
ーー入社後、まずどのような業務に携わってきましたか?
峯村:入社後はまず、グループ会社のプロダクトの開発・運用に1年かかわっていましたね。
そのあと、育休を3か月取得し、今はクライアントプラットフォームの新規開発に携わっています。
言語としてはPython、Goを使用しているのですが、Pythonは一度使ってみたいと思っていたので
満足しています!
ーーPythonはどのようにして学ばれたのですか?
峯村:研修期間でPyQという学習ツールを使用できたので、割とスムーズに習得できましたね。
言語仕様もシンプルな言語なので、キャッチアップにそこまで時間はかからなかったと思います。
ーー育休も取得されたのですね!
峯村:はい。3か月取得しました!
取りやすい環境があるので、私を含め現在までにTBUで5名ほど取得しておりますね。
ーークライアントプラットフォームの新規開発には、どのような形で関わっているのですか?また、入社後GAPを感じたところはありますか?
峯村:今はテックリードとして技術的なリーダーとして関わっています。
コーディングをしつつ、部下のコードレビューや進捗調整などに携わっております。
GAPはとくに無くて、一つ上げるとしたら良い意味で型にはまっていないところですかね。
前の会社ですと、プロダクトごとに言語が違うことはあまりなかったのですが、アイレップで最
初に関わったプロダクトはRubyを使用しており、その後はPythonでの開発、現在はGoを使用して
開発をおこなっております。
使えるいいものがあれば、積極的に取り入れようという文化には驚きましたね!
組織横断で技術導入を思案している部署があるので、こういった動きができているのだと思いま
す。
ーー自社プロダクトの特徴や良い点・難しい点を教えていただけますか?
峯村:社内USEのプロダクトですが、非常にデザインがきれいですね!
デザイナーと一緒にUI/UXにもこだわっております。
見た目がよく使いやすいプロダクトは、使用する側のモチベーションも上がると思いますので。
デジタル広告に関するデータが大量にあるため、それをいかに効率よく活用するかが難しくもあ
り面白い点だと考えています。
ーー部署の社風や社員の雰囲気はいかがですか?
峯村:全体的に和やかな人が多いですね。面接の際にもお伝えいただいていたので、その部分は安心し
ておりました。
互いを尊重したコミュニケーションを大切にしているので、皆さんいい距離間で仕事されていま
す。
組織作りや教育体制についても力をいれており、社内フレームワーク・ドキュメントも豊富です!
新卒メンバーに対しても、LinuxやAWSの基礎教育なども積極的におこなっております。
組織としてもどんどん大きくなっており、部署や人数も増えていますね!
ーー技術などを自学習する機会や制度はございますか?
峯村:10%ルールを導入しておりますが、自身の自学習の時間が確保でき非常に助かっています!
また、PyQやUdemyなどもあるので、学ぶ環境は多いほうだと思います。
技術検証環境や書籍購入制度もあるので、活用されている方は多いですね。
※10%ルール・・・
業務時間の10%を、本業とは別に自己学習や自己研鑽に使用できる仕組み。
ーー今後の目標を教えてください!
峯村:技術的なスキルアップはもちろんですが、開発チーム全体の技術力を上げて、より高度なプロダ
クト開発に携わっていきたいですね。
また、色々なタイプのプロダクトに関わっていきアーキテクトのスキルを伸ばしていきたいこと
も目標の一つですね!
ーーアイレップの文化に合う方はどのような方だと思いますか?また、どのような方と一緒に働いていきたいですか?
峯村:ゴリゴリのベンチャーでめちゃくちゃ働く人より、ある程度落ち着いて働く環境を求めている人が
あっているのではないでしょうか。
時期や案件へのアサイン状況にも関係しますが、ワークライフバランスは整えやすい環境だと思
います。
新しいことを学習することが好きな人と働いていきたいです。前例を踏襲するタイプではなく、
どんどん自分で意見を発信していく方がいいですね。
まだまだ人が足りておらず着手できていないプロジェクトもあるため、自身で手をあげて新しい
技術に触れたい方は、アイレップがあっているのではないかと思います!
本日は、ありがとうございました!今後もテクノロジーの領域から、アイレップのさらなる強みを作っていかれることを期待しております!