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【2019年新卒紹介】学生時代、企画コンペに明け暮れた私がアイレップで信頼を掴むまで


3月から始まりました2019年新卒入社社員へのインタビュー記事連載。
第5弾となる今回は、CRMコンサルタントの関 凌さんにお話を聞きました。

関 凌 (Seki Ryo)
2019年にアイレップへ新卒入社。大学時代はマーケティング・コミュニケーションのゼミに所属し、県の学生コンペ出場。入社後はCRM領域を扱う部門に所属し、SNSを起点としたコミュニケーション設計に従事。有志のメンバーで社内のコミュニケーション活性化を行う組織推進プロジェクトにも所属し、幅広い場面でコミュニケーション活性化を図っている。


クライアント企業と生活者の橋渡し

ーそれでは早速、現在の仕事内容について教えてください。

はい、現在はCRMをメインに扱う部署に所属し、
主にLINEやInstagramなどのSNSを活用し、企業と生活者のコミュニケーションを生み出すマーケティング施策を実行しています。

*CRM:「Customer Relationship Management」の略。生活者が求めるニーズに応えて満足度を高めたり、生活者がリピーターやファンになるような活動を実施したりして、企業と生活者の関係性を構築するコミュニケーションを行う。

現在は5社のクライアント企業を担当しており、
クライアント企業の窓口を担うアカウントプランナーと共に、競合他社のSNSアカウントを分析したり、LINEアカウントで取得したデータの分析結果をもとに、次月の施策提案を行ったりしています。

また私の担当するCRMの領域は、グループ会社と連携して施策を実行することも多いことが特徴のひとつです。
SNSを主軸としたマーケティングは専門性が高く、グループ内でも扱えるメンバーが限られているので、
アイレップ、そしてグループ会社各社が連携しあって、生活者との距離を近づけるためのコミュニケーション施策を実行しています。


ーなるほど!他の職種とは違った特徴もあって、面白いですね。
 学生時代はどのように過ごされていたんですか?

もともとテレビや映画が大好きで、映像関係の仕事をしたいと思い、大学ではメディア学を専攻しました。
映像はもちろん、出版、広告、社会調査など、幅広く学んでいたのですが、
徐々に広告が持つ“できることの幅広さ”、“多様な表現方法”に惹かれ、興味を持つようになりました。
授業で制作した広告を先生や友人に褒めてもらい、人の心を動かす経験をしたことも、きっかけのひとつですね。

映像から広告に興味が移ったこともあり、大学1-2年生の頃はふわふわと何となく過ごしていました。
ですが、「せっかく大学に入学したからには、何か成し遂げてやりたい」という思いがあり、3年次のゼミ選択では学内で最も忙しいと言われていたゼミに入りました。

ゼミに入ってからは、実際の企業の課題解決を行うために、
企業やサービス利用者に自らアポイントメントを取り、インタビューやアンケート調査を実施しました。
連日連夜企画書を書き続ける日々で、先生に企画の内容についてダメ出しされることも多くあったのですが、成果にコミットするというスタンスやマインドを学べたと思います。

企画コンペに出展し賞をいただくこともあり、その際にクライアント企業から
「今すぐこの企画を実行したい」と喜んでいただけたことが、今アイレップで働く原体験になりました。


ー学生の頃から、今の業務と近しい経験をされていたんですね。そんな中でアイレップへの入社を決意したのは、どのような理由からですか?

学生時代の企画コンペで、クライアント企業が喜んでくださったときの顔が忘れられなかったんです。
当時のアイレップの採用サイトを見ていて、「ユーザーとクライアント企業の笑顔のために働ける人を求めています」という考え方に、強く共感しました。

別の広告会社にも内定をいただいていたのですが、
今後発展していくデジタルの領域に身を置き、自らがアイレップを強くしていきたいと感じました。


徹底的に相手の立場に立つために

ーここからは入社後についてお聞かせください。入社前に抱いていたイメージとのギャップは感じましたか?

入社前には想像できなかったほど、地道というか、泥臭くて重要な仕事が多いなと思います。
SNSのアカウント運用をするには、アカウントの戦略設計や、配信設計など、緻密な設計が必要になります。
また配信後の結果をクライアント企業に報告する際にも、競合他社のアカウントや市場調査もふまえ、細かな数字をひとつひとつまとめていくことも重要な仕事です。

自分の企画した施策によって、配信のクリックがどのくらい得られたか、LINEの友だち数が増加したかなど、すべて数字で可視化されます。
データを基に分析を行い、成果が出なかった原因を考えたり、改善策を提案して成果を高めていきます。
それが難しいところでもあり、ひたむきな努力が成果に繋がるところでもあると思います。


ーなるほど。入社後、これが一番大変だったと、記憶に残っていることはありますか?

あります。クライアント企業へレポート報告に行った際、自分が話したことが相手にうまく伝わらず、担当者の方が首を傾げてしまったことです。代わりに先輩が説明して理解していただいた時はとても悔しく、不甲斐なさが強く記憶に残っています。
クライアント企業のニーズを把握しきれておらず、施策成果として見えている数字情報のみをお伝えしたことが原因でした。
クライアント企業からすると、定量的な結果だけでなく、その数字を元に私が考える仮説や考察を聞きたかったと思うのですが、そうした数字の裏側にある本質的な課題や仮説を考え切れていませんでした。

その後は、先輩にアドバイスいただいた「空・雨・傘」の考え方で俯瞰的に捉え思考を整理したり、
PREP法を意識して結論から述べるなど、話し方のフレームワークを習得することで、自分の解釈を盛り込んだ説明ができるよう工夫しました。

また、相手の立場に立つために、
自らがクライアント企業の先にいるユーザーになってみることを実行しました。
自分がユーザーになってみると、企画に説得性が増して、クライアント企業にも信頼されるようになりました。

ーゼミ活動をしていた頃の「クライアント企業のビジネス拡大のために」という姿勢が、入社後も活かされているんですね。


自ら学び、信頼を掴む

ー今後のキャリアについては、どのように描かれていますか?

現在所属している部署は、アイレップの中でも比較的新しい領域を扱う部署です。
今の仕事に真摯に向き合い、アイレップのCRM領域拡大に貢献できる人材になりたいです。

またCRMという領域はとても幅広く奥深く、さまざまな手段を活用して、クライアント企業と生活者の距離を近づけファンを醸成することで、クライアント企業の成長をサポートすることができます。
私は今まで主にLINEを活用した顧客育成やInstagramを通じた新規顧客の獲得からファン醸成の施策に携わってきました。

今後はクライアント企業の顧客データや行動データを元にしたデータドリブンマーケティングを駆使し、MAツールを用いたアプリやメール、SNS活用施策にも注力し、あらゆる方法でクライアント企業の期待に応えていきたいです。


ーまだまだやれることがたくさんありますね。

はい!今いる部署には尊敬できる上司の方がたくさんいらっしゃって、
社内外から厚い信頼をいただく姿を、身近に感じながら業務に取り組んでいます。

今後は自分もそんな風に、社内外での信頼を積んでいきたいと考えているので、
今期から、社内のコミュニケーション活性化を担う組織推進PJTのメンバーに立候補しました。
これまで関わりの少なかった、さまざまな部署の方々とも、積極的に議論しながら、新しいアイレップのあり方を模索しています。
こうした活動に積極的に取り組むことによって、まずは社内の多くの人から信頼をあつめ、
その先に、クライアント企業のビジネス拡大において成果を出すことで、社内外から信頼をいただく人材になっていきたいです。

クライアント企業にも、その先にいるユーザーにも、そして社内のいろいろなところから、
求められる人材になるべく、今後も能動的に学び続けていきたいです。


関さん、ありがとうございました!
次回はこれまでのインタビューでは初となる、データアナリストの社員が登場予定です。
公開を楽しみにお待ちくださいね。

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