春です!4月です!
スタッフ全員で、夕方のお花見散歩を試みました!
桜ピークは少し過ぎてしまっていたけど、リフレッシュできたかな。
少し前ですが、こんな桜がつないだニュースを見ました。
神戸のソメイヨシノの桜並木で、老木となった桜の木を伐採しなくてはならず、
事前に伐採予定の木の幹には「伐採予定です」との張り紙を市の職員がしたそうです。
そんな1本の木に「ぼくのだいすきな木を切らないで!小4男子」と
雨に濡れないようビニールの袋にいれられた手紙が添えられていていました。
手紙の存在を知った市の職員が、伐採しなくてはならない理由を、
わかりやすいようイラスト付きで手紙を返したそうです。
「小4男子」としかわからないので、返事も木の幹にくくって。
「小4男子」は、「街を元気にしてください!」っとひまわりの種を添えて手紙をくれたそうです。
この出来事には続きがあり、
このことを知った東京の農業高校が、桜を繋げないかと名乗りでました。
伐採してしまえば桜の寿命は終わってしまいますが、
接ぎ木という手法で、伐採した桜が再生したのです!
今は、農業高校で大切に育てられ、来年には神戸に帰るそうです。
デジタル化され、会ったこともない世界中の人たちと繋がれる今。
簡素化され、自動化され、AIなんて出てきちゃう今。
便利な世の中ではありますが、
アナログな手書きの手紙、小さなコミュニテイでのやりとりが、
距離の離れた神戸と東京を結び、人の心だけでなく桜の命をつないだニュースにほっこり。
こうゆう出来事を知れるのも、インターネットが普及したおかげなのですが。。
ウェブサイトやウェブサービスを構築しているなかで、
なにかとデザインや機能、数字に注目してしまいがち。
私たちが作ったものを、使ったり、見たりする「人」がいることを忘れずに、
っと、再認識できたニュースでした。
ちなみに、全国にあるソメイヨシノは、すべてクローン桜。
交配で誕生したソメイヨシノは、接ぎ木や挿し木でしか増やせないず、
クローンであるがゆえ、病気にも弱い品種なのだそうです。