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「嘘のない経験を」制作会社FLATが中途採用の選考にインターン制度を導入する理由とは

フロントエンド専門のWeb制作会社FLATは、採用フローのひとつに『インターン制度』を取り入れています。この制度は、FLATへの入社を考えている方に1日〜5日間、インターン生として実際にFLATで働いていただくというもの。

中途採用ではあまり取り入れられないインターン制度に、

「インターンって具体的にどのようなことを行うの?」
「何日くらい行うの?」
「そもそも、なぜ実施しているの?」

といった質問が寄せられることもあります。

そこで、今回はFLAT代表のサトウに、インターン制度の内容から実施する意図をインタビュー。また、実際にインターン制度に参加しFLATへの入社を決めた浅井さんと小濱さんのお二人にもお話を伺いました。

面接だけでは、会社のリアルが伝わらない

サトウ:代表/プロジェクトマネージャー
制作会社でコーダーとして勤務。数多くの新規サイト制作を行う。 2016年にコーディング専門プロダクションFLATを設立。 受託制作の経験を活かした効率的かつ堅実なコーディングを得意とする。

——インターンでは、具体的に何を行うのでしょうか?

サトウ:「入社後に実際に行う業務」を本格的に体験していただきます。エンジニアの方にはコーディング、ディレクターの方にはディレクション業務を、FLATがもつ実際の案件で行っていただくのが弊社のインターン制度の特徴です。

デモ的な案件ではなく、実際の案件に一緒に取り組むのはFLATで働くイメージを具体的にもっていただくことが目的です。エンジニアの方の中には、担当する案件や使用する言語・ツール、仕事の進め方などを重視して転職される方が多くいらっしゃいます。インターンを通して実際に業務に携わっていただき、弊社の実態を判断していただければと考えています。

また、FLATでの業務はチームでの共同作業が多いため、カルチャーマッチできるかも重要です。そのため、インターン期間中に、弊社のスタッフとのウェルカムランチや個別質問の時間をつくるなどして、業務面・カルチャー面のどちらからもFLATで働く具体的なイメージがわくように設計しています。

——インターンは何日くらい行うのですか?

サトウ:日程は、インターン希望者の方のご状況にあわせて決定しています。

転職活動中の方は、ほかの企業を受けていたり、まだ現職で働いていたりと、さまざまな事情があると思います。そのため、一日数時間だけ、リモート参加だけ、と候補者の方一人ひとりにあわせて柔軟に対応しています。

また、インターンへの参加は必須ではありません。あくまで選考のひとつの方法としてやっているものなので、ポートフォリオや当社が出した課題を提出いただくことでも選考を進められるようにしています。

インターンを通じて自分の適性がわかった

——ここからは、実際にインターンから入社された浅井さんと小濱さんに、お話を聞いていきたいと思います。

浅井・小濱:よろしくお願いします。


浅井:フロントエンドエンジニア
法律事務所で1年ほどWebデザイナーとして勤務し、マークアップの奥深さに魅了されて2021年10月にFLATへ入社。


小濱:ディレクター
カフェ・ホテル業界という他業種からFLATに入社。

——インターン制度があると聞いたとき、お二人はどう思いましたか?

浅井:率直に嬉しかったです。私は、転職活動でFLATもあわせて複数社受けていたのですが、他の企業の選考にインターンはなく、企業の実態を深く知るのが難しいと感じていました。

一方、FLATでは、インターンを通して会社に入り込み、働く人や会社全体の雰囲気を知ることができました。私は転職先を選ぶ軸のひとつとして「会社の雰囲気が自分に合うこと」を重視していたので、インターン制度があってよかったと感じています。

——たしかに、会社の雰囲気を面接だけで掴むのは難しいですよね。

浅井:はい。人間関係で転職を考える人も多いので、入社前に人や社風を見極められるのはインターン制度の良い点だと感じています。

——小濱さんは、インターン制度があると聞いてどう感じましたか?

小濱:私もインターンには前向きでした。人や社風を知ることでミスマッチを防げると感じたこともあり、むしろ中途採用でインターンができるなんて親切な会社だと思いました。

また、これは入社してから感じたメリットですが、インターン時にスタッフの方と密なコミュニケーションが取れたことで「社員みんな知り合い」という状態で入社できたのもインターンの意義だと感じています。スムーズに会社に馴染め、最初から仕事しやすい環境が作れました。

——インターンで何を行ったのか教えてください。

浅井:私は5日間のインターンだったのですが、1日目はスタッフとの交流を中心に行ったあと、サトウさんにコーディングのスキルチェックを行っていただきました。

2日〜5日目は、実務案件を本格的に体験しました。FLATで実際に進行している案件に参加したので、正直、緊張していましたね。ですが、私のスキルにあわせた業務を任せていただき、コーディングに対しても社員の方から丁寧なフィードバックがもらえたので、次第に安心して業務に取り組めるようになりました。

小濱:自分は3日間のインターンでしたが、1日目は社員の方との交流をメインとし、2日目、3日目は実務という流れでした。

——小濱さんはディレクターですよね。インターンでの実務では何を行ったのですか?

小濱:いま思えば、入社後の仕事と変わらない内容でしたね。実際に案件に入って、エンジニアの方をディレクションしたり、ツールを使ってタスクを整理したり。IT業界未経験で、Slackなどツールの使い方も分からない自分に対して、社員の方が細やかにフォローしてくださり、基礎の基礎から教えていただきました。このようなFLATの手厚い教育体制を知ったことが、入社のきっかけになったとも思います。

——インターンを体験してよかったと感じることはありましたか?

浅井:自分の適正を確かめられたことです。正直、入社前は自分のスキルがFLATの仕事に合うか分からず不安でした。というのも、私はコーディング経験者ではあったのですが、前職では一人体制で制作していたんですね。デザインするのもコーディングするのも全部一人で行っていました。その点、FLATは基本的にチームで制作を進めるので、ディレクターやデザイナーとの連携が問題なくできるかと自分の適正に不安を感じてました。

ですが、インターンの実務でチーム制作に参加し、実際の制作フローを体験して、不安を払拭することができました。また、社員メンバーとコミュニケーションを取るなかで、チーム制作やFLATへの業務に対して「楽しい」と感じている自分に気づいたんです。それがチーム制作に対する自信につながりました。インターンに参加していなければ、自分の適正が分からず不安を抱えたまま転職活動を進めていたので、適性やカルチャーマッチを確かめられる場所として、インターンは最適な制度だと思います。

小濱:私はインターン体験のなかで、自分の課題を把握できたと考えています。インターンでFLATのディレクション業務を経験するなかで、エンジニアとのコミュニケーション方法やツールの使い方など、自分のスキルが足りない点が見えてきたんです。自分の課題をインターンを通じて把握できたからこそ、入社までにその課題を埋めるための勉強を行うことができ、スキルアップにつながりました。

——転職での3〜5日間のインターンと聞くと、長いように感じるのですが、その点はいかがでしょうか?

浅井:私は5日間あってよかったと思っています。1日や2日のインターンだと、どうしても業務や人間関係もインターン向けに作られているように感じてしまうのですが、5日間会社で勤務することで「嘘のない経験」をしていると実感できたからです。業務・人・環境、すべての実態が掴めたことで、さまざまな視点から入社を判断できました。

入社の決め手になったのは、FLATの嘘のなさ

——FLATに入社しようと思った決め手を教えてください。

小濱:1番の決め手となったのは、インターン最終日にあった社員との面談でした。選考担当のサトウさんがいない場所で、社員の方と個別に話したのですが、まだ入社するかも分からない私に、FLATに入社するメリットや実現できるキャリア、会社の抱えている課題点といった実情まで教えていただいて。いい人が多く、働きやすそうな会社だなと感じ、入社を決めました。

浅井:私が入社する決め手になったのは、社員のエンジニアの方に「仕事楽しいですか?」と聞いたときに、「楽しいです!」と即答してくれたことでした。

そういった何気ない言葉や普段の働いている様子から、FLATのエンジニアの方がプログラミング・エンジニアリングの仕事を本当に好きなことが伝わってきたんです。私は仕事をポジティブに楽しめる人と一緒に働きたいという気持ちがあったので、FLATに入社しようと決めました。

——今後、浅井さん、小濱さんのお二人もサトウさんとあわせて、インターン制度を作っていく立場になると思うのですが、今後どのようなものにしたいですか?

浅井:採用はマッチングであり、どれだけスキルや条件面があってもカルチャー・社風が合わなければお互いに不幸になってしまいます。FLATを見極めていただくといった意味でも、インターンでは嘘のない経験をしていただきたいですね。FLATに入社後の姿を想像できるような経験が得られるインターン制度にしていきたいです。

小濱:自分も、FLATという会社のリアルを体験できるインターンを作っていきたいと考えています。また、インターンの方を監視するのではなく、僕がしてもらったようにインターンの方と同じ目線にたち細やかなフォローをしたいと思います。

サトウ:FLATのインターン制度の特徴は「柔軟であること」です。インターンに参加してくださる方の希望や目標にあわせて形作りをしつつ、実施内容や日程、リモート環境などの体制面を調整したいと思います。

候補者の方にもインターンでぜひ私たちの会社を確かめていただければと思います。
ぜひご相談ください。

FLATは、一緒に働くメンバーを募集しています。

募集職種の確認・応募はこちらの公式サイトやWantedlyで行っていただけます。

コーディング/フロントエンドを一生の仕事にしたい方、
ユーザビリティを考えたデザインが得意な方、コンテンツディレクションを行いたい方、
FLATに少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう。


フロントエンドエンジニア
フロントエンドに特化したWeb制作会社でCMSエンジニア募集
◆会社紹介 FLATはフロントエンド専門で10年活動している受託制作会社です。 フロントエンド技術に特化したチームづくりに参加し、指名されるエンジニアになる。 そんなエンジニアになりたい方とお話したいです。 ◆事業について フロントエンドのスペシャリストチームとして、 数多くのクライアントワークに参加しています。 ◎クライアントプロダクト開発支援 フロントエンドのスペシャリストとしてプロダクト開発に参加しています。 オンライン進行が基本となりチーム内コミュニケーションに力を入れています。 - クライアントのWebプロダクト開発と保守 - 大手企業や大規模なWeb業務アプリケーション全般のフロントエンド開発 - Reactなどのモダン開発 - UI・UXの提案から開発・保守まで - フロントエンド領域を軸にサーバーとバックエンドの領域参加 ◎Webサイトのフロントエンド全般 総合的なエンジニアチームとしてクライアントから指名されています。 - Web制作の基本であるフロントエンド全般(HTML、CSS、JavaScript)の知識を持つチーム - フロントエンドからCMS(ヘッドレスCMS、WordPressなど)の構築 - サーバーやセキュリティの提案と実装全般 - Google推奨がするWeb実装全般。デザインシステムやWebパフォーマンスの実装 - アクセシビリティとユーザビリティの制作実績とナレッジ提供 - UX全般の提案と実装 ◎フロントエンド全般の開発運用支援 クライアントと並走した継続開発に参加しています。 - Webアプリケーション、Webサイトの継続的な技術支援 - CMSとサーバーの保守とセキュリティ全般
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