こんにちは。
Wantedlyカスタマーサクセスチームです。
今回は、Wantedlyのスカウトを活用した採用事例をご紹介します!
今回ご紹介するのは、Wantedlyのダイレクトスカウトを2ヶ月間利用し、デザイナーとエンジニアの採用に成功されたしくみ製作所さま。
採用担当を務めている林さんに、Wantedlyのスカウトの活用方法について伺いました。
スカウト利用結果
会社概要
【会社名】 しくみ製作所
【設立年度】2014年8月
【社員数】 14名
仕組み製作所さまは、「利用者の課題を解決できる、使いやすいサービスを提供する」という理念をもとに、自社サービスの開発・受託開発事業を行うベンチャー企業です。
スカウトは実は工数がかからない?
仕組み製作所さまがスカウトを使い始めたのは、デザイナーの採用がきっかけ。
エンジニア採用のイメージが強いWantedlyだけに、デザイナー採用は『待ち』だけではなく、こちらからアクションしたいと考えたそうです。
一般的に、候補者プロフィールをみて一人ひとり候補者を探し、スカウトメッセージを丁寧に作り込む必要があるスカウトは工数がかかると思われがち。
しかし、他社のスカウトを使った採用の経験があった林さんは、「スカウトを通じた採用も、募集掲載での採用もトータルで見ればかかる工数はかわらない」という考え方をされているそうです。
募集からのエントリーでは、必ずしも採用の対象にならない方とも話す必要がありますが、スカウトでは『自分達の採用したい人』にすべての時間を割くことができる。
募集掲載にも原稿作成・出稿の手間がかかることを考えると、必ずしもスカウトに工数がかかるわけではないという考えです。
運用のポイント
✔ 毎週スカウト対象を探す
✔ スカウトメッセージを丁寧に作る
✔ エンジニア採用の場合は、エンジニアの協力を得る
必ず月曜日には3時間は新しくスカウトに現れた人たちをチェック。
これは、Wantedlyのスカウトが週の始めに新着の候補者が表示されるため行われているそうです。
しかし、より多くの人に送るだけでは採用はできないと話す林さん。
相手に合わせて丁寧にメッセージを送信することが一番重要。なぜなら、候補者は他からもスカウト受け取っており、スカウトメッセージは流し読みされるのが普通だからと話します。
なんとかして目を止めてもらう為にはテンプレートな内容では問題外。 『恋愛に例えると、恋人から「今日の天気」についてのLINEが毎日来るみたいなものですからね(笑)』と表現します。
相手のプロフィールを見て、候補者にとって、自社のどんなところがマッチしていると感じたのかを記載。その上で、あくまでカジュアルに遊びに来てくれるような内容にしているとのこと。
結果的にも、他媒体よりも非常に高い返信率になっているそうです。
また、自分では細部が把握しきれないエンジニア採用などの際は、社内のエンジニアにGithubを確認してもらうなど協力してもらっているそう。
もちろん工数はかかりますが、結果的に確度の高い候補者を見つけることに繋がり、最終的にチームにもプラスになっているそうです。
スカウトメッセージ例
しくみ製作所さまが実際に候補者に送信しているスカウトの一例です。
①:まずは 自社の紹介と前提を共有。 その上で、候補者にぴったりなものを選ぶ。
② :相手のプロフィールをしっかり見たという事をしっかり伝え、 どの部分が自社にマッチすると考えたかを伝える。
③ :Skypeなどのオンライン通信手段は、お互いに気軽で手間が省けるため、 初めのコンタクトには、遠方の候補者以外にも効果的。
④ :最後に、「おっ」と思わせるような訴求を盛り込む。 「あなたに会いたい」というメッセージを伝える。
担当者 & 採用された人の声
担当者からのメッセージ
まだ、スカウトを使ったことがない方々へ
社の欲しい人にしっかりアプローチできるので、媒体掲載とは目的が全く違います、今後も採用のダイレクトソーシングへの移行は進むのでスカウトで攻めの採用をしましょう。
既にスカウトを使っている方々へ
相手は数多のスカウトを毎日受け取っていますので、他と同じような打ち方をしては興味をひきません。プロフィールを見て、良いと思ったところ、なぜ自社で活躍できると思うのかを記載しましょう。
【スカウトで採用されたデザイナーの方】
スカウトをきっかけに社内の人とお話させてもらい、価値観や空気感が合うと感じました。 また、他企業としくみ製作所のどちらにするか迷っていたとき、担当の林さんが「会社(しくみ製作所)のため」ではなく「私個人」のために相談に乗ってくれたことが非常に好印象だったのを覚えています。