こんにちは、ウォンテッドリーカスタマーサクセスチームです。
この記事では、多くの企業様の募集をアドバイスしてきたウォンテッドリーカスタマーサクセスチームのTipsを大公開します!
以下のように要素を整理してから募集を書くことで、抜け漏れがなく安定した募集ライティングが可能になります。
なぜ自分で募集を書く必要があるのか?
Wantedlyの募集要項は、「給料・福利厚生などの条件」を記載することができません。 それは条件ではなく、会社やチーム、シゴトの魅力を打ち出せるようにするためです。
Wantedlyの募集を書くと、そもそもどういう人を採用したいんだっけ?その人に刺さる自社の魅力って何?という課題に取り組むことができます。
✔ そもそも自分達がどんな人を採用したいのか整理できる
✔ その人に伝えたい、自社の魅力を整理できる
募集にしっかり取り組むことで、採用要件の整理と、採用上の自社の強みを再確認する事ができます。Wantedlyで採用に成功されている企業様の募集を見ると、例外なくしっかりとしたメッセージを書かれています。
少し時間はかかるかもしれませんが、ぜひ一度腰を据えて、取り組んでみてください。
それでは、以下の手順に沿って募集を作成してみましょう!
手順①:伝えたい要素を整理しよう
Wantedlyの募集は、4つの項目にわかれています。
- 何をやっているのか(WHAT)
- なぜやっているのか(WHY)
- どうやっているのか(HOW)
- こんなことやります(募集詳細)
より細かく切り口を分けると、次のような形になります。今回はWantedlyの募集を例に、各項目の整理方法をお伝えします。
何をやっているのか
- 行っている事業 / 個別のプロダクトについて
- 成長性や受賞歴などのアピールポイント
なぜやっているのか
- 経営理念 / ビジョン / ミッション
- 事業を始めた経緯
- 事業を通して解決したい問題
どうやっているのか
- 事業の特徴、差別化のポイント
- 行動指針 / マインド
- 働く仲間(人数 / 構成)
- 働く環境(オフィス / 社内制度など)
こんなことやります(仕事について)
- 具体的な業務内容
- この仕事の魅力(得られるスキルor経験 / 優秀な同僚 / 仕事の環境)
- 訴求ポイント(今回のターゲットの不満や願望に対して、御社で提案できることなど)
これを明確にし、しっかりと言語化してみましょう!
手順②:実際に書いてみよう
実際に募集を書く時、ウォンテッドリーのライティングチームでは次のようなことに気をつけています。
- 手紙のように書く
- 長く書きすぎない。一番伝えたい部分に絞る。全体で2000字前後
- 興味→親近感→応募喚起の流れを意識する
⒈ 手紙を書くように書く
Wantedlyは、会社や仕事の魅力を伝える媒体です。募集を見る人に、直接話しけるように、主語を「私」にして募集を書いてみましょう。
⒉ 伝えたいことに絞る
Wantedlyの募集はスマートフォンなどから、「どんな面白い会社があるかな」というモチベーションで読まれることも多いです。だからこそ、普通の転職媒体では出会えないような人に出会うことができます。
そのため、読むのがしんどくなるような、内容がギュウギュウに詰まった募集はあまり好まれません。募集内容にもよりますが、目安としては、1500から長くても2500字ぐらいがいいです。
⒊ まず興味をもってもらい、最後にエントリーしてもらう
エントリーに至るまで、幾つかの段階を経る必要があります。
- あなたの会社を知らない人に、まずどんなことをしている会社なのか知ってもらう。
- やろうとしていることに「ちょっと面白いかも」と思ってもらう
- 具体的に会社の内部を教えて、「いい会社だな」と親近感を持ってもらう
- この会社にはあなたにピッタリの仕事があって、こんな素敵な体験ができますということを伝え、エントリーの後押しをする
この流れを意識しています。
募集の最後では、「興味を持ってくださった方は、まずはお話してみませんか?お気軽なご応募お待ちしております!」といった文言を書くだけで、印象が違います。必ず、最後に一文添えましょう。
まとめ
繰り返しになりますが、Wantedlyは「思いや魅力でマッチングする」事を重視しています。募集の中で思いや魅力について語るためには、まず自分たちがそれを理解する必要があります。
適切なメッセージを適切な人材に届ける事ができれば、必ずいい採用に近づきます。
ぜひ、会社の魅力あふれる募集ページの作成に取り組んでみてください!