「大学1年生でも参加できる長期インターンが知りたい」「長期インターンに興味はあるものの、どのように企業を探せばよいかわからない」など、インターンの探し方・選び方に悩んでいる方は多いと思います。
そこで本記事では、大学1年生も参加できる長期インターンを職種別にご紹介します。自分にあったインターンの選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
大学1年生からインターンシップに参加するメリット
1.早いうちから社会経験を積むことで、キャリア形成に役立つ
長期インターンでは、実際に会社で業務を経験することになります。大学一年生からインターンに参加していれば、卒業する頃には3~4年の社会経験を積んでいることになります。
ほとんどの新卒が社会経験0年からスタートすることを考えれば、大きな違いとなるでしょう。
また、ビジネスの仕組みを理解することによって、卒業後のキャリアの考え方も広がります。
こういった社会経験やそこに裏打ちされた自己分析は、就職活動でも役立つことでしょう。
2.より難易度の高い業務に挑戦できるチャンスが広がる
インターン生としての就業期間が長くなれば、当然スキルも比例して上がることが多いでしょう。
早いうちからインターンに参加することで、スキルが上がり、通常学生には依頼しない難易度の高い仕事に挑戦できる機会が広がることもあるようです。
こういった経験もまたキャリア形成にとても役立つでしょう。
実際に大学一年生からインターンに参加した学生の声
大学1年生のインターンシップの探し方
まずは、長期インターンの探し方を紹介します。
1.インターンを扱っている求人サイトで探す
長期インターンを扱っている求人サイトなら、業界・職種・勤務地・働き方・給与など、さまざまな条件から自分にあったインターンを探せます。掲載企業数が多く、色々なインターンを比較したうえで応募できるのがメリットです。
長期インターンが探せる求人サイトとしては、以下の5つが挙げられます。
・Wantedly
Wantedlyは、会社ページや社員のプロフィール、ブログなどから会社の雰囲気が掴みやすいのが特徴です。インターンの応募時に履歴書や職務経歴書が不要で、カジュアル面談から気軽に話を聞くことができます。
・Renew
・キャリアバイト
・Infraインターン
・ゼロワンインターン
2.SNSで探す
X(旧Twitter)・Instagram・Tik Tok・FacebookなどのSNSでインターンを探す方法もあります。
1の求人サイトには掲載されていないインターン情報を見つけられたり、最新の求人情報をいち早く知れるのがメリットです。SNSの発信内容を見れば、通常の求人情報ではわからない職場の雰囲気も知れるでしょう。
「#長期インターン」「#学生インターン」などのハッシュタグを活用して検索すれば、効率よくインターンを探せます。ただし、実態の見えない怪しい求人情報が紛れている可能性もあるため、応募前に必ず企業の公式サイトや口コミサイトをチェックしましょう。
3.企業の採用サイトから探す
インターンに参加したい企業や、将来就職したいと考えている企業がある程度しぼれている場合は、企業の採用サイトから直接インターン情報を探すのもよいでしょう。
ただし、インターン情報が掲載されていなかったり、インターンの募集自体していないケースも考えられます。担当部署に問い合わせても返信がもらえない可能性が高いため、インターン情報が掲載されていなかった場合はあまり期待せず、他のインターンを探すようにしましょう。
4.大学のキャリアセンターで探す
大学のキャリアセンター(就職課・キャリア支援課)でもインターン情報を探せます。
大学のOB・OGが活躍している企業や、官公庁の求人情報を得られるのがキャリアセンターの特徴です。キャリアカウンセラーにインターンや就職活動の相談もできるため、どんなインターンに参加したらよいか迷っている方はぜひ活用してみましょう。
5.知人や先輩からの紹介を受ける
すでにインターンに参加している友人や、過去インターンに参加していた先輩など、知人からの紹介・口コミをもとにインターン情報を探すのもよいでしょう。具体的な働き方・身につけられるスキル・職場の雰囲気がわかるため、安心して応募できます。
ただし、「紹介を受けたから」という受け身な理由のみで応募するのはオススメしません。「業界・職種の理解を深めたい」「自己成長したい」など、自分自身の長期インターンに参加する目的をあらためて考えたうえで、応募するかどうか決めましょう。
6.スカウトを受け取る
1〜5の方法で自発的にインターンを探しつつ、逆求人サイトに登録して企業からのスカウトを待つ方法もあります。
企業側が自分のプロフィールを見たうえでアプローチしてくれるため、インターン探しの手間が省けるうえに、自分のスキルや価値観とマッチした企業と出会えます。
ただし、ほとんどの逆求人サイトは大学3年生・大学院1年生向けです。大学1年生の場合は、学年問わずスカウトが受け取れる以下のサービスに登録するとよいでしょう。
・Wantedly
Wantedlyのスカウトは一斉送信ができないため、採用担当者が1通ずつ送信しているのが特徴です。
・dodaキャンパス
・JOBRASS新卒
インターンを探す際の注意点
インターンを探す際に注意すべき3つのポイントを紹介します。
1.学生生活を疎かにしないようにする
「インターンに参加して就活に活かしたい」
「何か新しいことに挑戦したいからインターンを始める」
などと考える方も多いですが、インターンに参加して学業に集中できなくなったり、単位を落としたりしては本末転倒です。
慣れない業務やコミュニケーションは、想像以上に疲労が溜まる場合もあるので、スケジュールなどには余裕を持っておきましょう。
2.ブラックインターンを避ける
ブラックインターンに注意しましょう。
ブラックインターンの特徴
・拘束時間が長い
・給与が未払い
・ハラスメントがある
ブラックインターンは、短期よりも長期の場合に多く見られる傾向があります。
長期インターン探しでブラックインターンを避けるためには、書類だけの選考ではなく、カジュアルに社員と話す機会が重要です。
また、社員インタビューや社員のSNSがある場合は、積極的に確認すると良いでしょう。
面接では伝わりづらい情報や、企業の雰囲気を感じ取ることができます。
3.応募の時点で候補を絞りすぎない
インターンを探す際は、知名度のある企業や、現時点で自分が興味のある分野だけに絞らないこともポイントです。
自分の可能性を広げるために、幅広い選択肢を検討しましょう。
いくつか募集を見ていくなかで、一緒に働いてみたいと思える人が多そうな企業や、興味を掻き立てる募集に出会えることもあります。
自分にあったインターンの選び方
続いて、自分にあうインターンの選び方を解説します。インターン選びに迷った際は、ぜひ以下の3つを試してみてください。
1.インターンに参加する目的から考える
長期インターンに参加したいと思った理由やきっかけを整理してみましょう。長期インターンに参加する目的によって、企業選びの「軸」が変わってきます。
以下はあくまで考え方の一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。
志望業界・職種の理解を深めたい(志望企業の本選考を有利に進めたい)→就職を志望している業界・企業・職種から選ぶ
自分にあう仕事を見つけるため、キャリアの視野や選択肢を広げたい→「興味があって楽しそうだと思える分野」に挑戦してみる→IT業界やWeb広告業界などの「将来性の高い業界」から選んでみる
社会人としてのスキルをいち早く身につけたい→もっとも伸ばしたいスキルが身につけられる職種から選ぶ
就職活動で使える自己PRのエピソードがほしい→自分の強みを活かせる職種、または苦手を克服できる職種から選ぶ→成果が数字として現れる「インセンティブ・成果報酬あり」のタグで募集を探す→「インターン生多数」「有名企業へ内定多数」のタグで募集を探し、他の学生からよい刺激をもらえそうなインターンを選ぶ
2.身につけたいスキルから考える
1で解説したように、「社会人としてのスキルを身につけたい」「自己PRのエピソードを作りたい」と考えている場合は、身につけたいスキルから考えるのがオススメです。
長期インターンを通してどんなスキルを伸ばしたいか、どんな経験を積みたいか考えることで、どのような職種を選べばよいかが見えてきます。たとえば、エンジニア・マーケティング・営業なら、以下のスキルアップが目指せます。
エンジニア:プログラミング言語を用いたサービスの開発・運用などの実務経験
マーケティング:データ分析力、リサーチ力、企画力、論理的思考力など
営業:コミュニケーション能力、課題発見力、交渉力、提案力など敬語の使い方やメール・電話応対などの基礎的なビジネススキル
3.働き方や環境で選ぶ
長期インターンは3ヶ月以上の勤務が一般的で、週2〜3日の平日勤務の募集が多い傾向にあります。そのため、学業と両立できる働き方かどうか確認し、無理なく続けられるインターンを選びましょう。
また、業務内容に見合う時給かどうか、自宅から通いやすいかどうかもチェックすべきポイントです。自分の希望にあわせて「土日勤務OK」「リモート可」などのタグで募集を探すのもよいでしょう。
さらに、一緒に働く人や職場環境も重要です。採用サイト・SNS・面接時の雰囲気などを通して社風をチェックし、自分らしく楽しく働けそうなインターンを選びましょう。
インターン探しにWantedlyを利用するメリット
初めてインターンを探すなら、会社の雰囲気がイメージしやすいサービスを利用すると良いでしょう。
ここでは、インターン探しにWantedlyを利用するメリットを紹介します。
1.どんな人が働いているかがわかる
Wantedlyの会社のページでは、実際に働いているメンバーのプロフィールを閲覧できます。
事業内容や文化・制度だけでなく、働いている人の雰囲気をより詳細にイメージできるため、応募時の不安を和らげることができます。
2.社内ブログで会社の雰囲気がわかる
Wantedlyではそれぞれの会社が社内ブログ(ストーリー)を公開しています。
会社の文化や制度、人の魅力など「会社の素顔」を知ることができます。
人の魅力を発信したストーリー例
オフィスを発信したストーリー例
制度を発信したストーリー例
【職種別】大学1年生も働けるインターンシップ募集
エンジニア
株式会社mutex
株式会社CLEARNOTE
株式会社コールドクター
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マーケティング
株式会社キュービック
(株)Link Sports
Senjin Holdings
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営業
株式会社FiiT
BETA株式会社
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まとめ
大学1年生から参加できるインターンはたくさんあり、募集の探し方も多岐にわたります。
ぜひ今回紹介した募集やインターンの選び方を参考にして、自分にあうインターンを見つけてみてください。
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