急成長企業に起こる「成長痛」と、その乗り越え方【第5回】Wantedly Recruiting Academyレポート

Wantedly Recruiting Academyの企画が早くも5回目を迎えました！

今回のテーマは「急成長企業に起こる「成長痛」と、その乗り越え方」です。

WRA(Wantedly Recruiting Academy)とは？

Wantedlyのビジョンである「シゴトでココロオドル人をふやす」に共感し、一緒にその世界観を発信してくださっている以下の企業のご担当者さまを ”認定アンバサダー” とさせていただいております。

認定アンバサダーの皆さまとともに、採用に関する知見を共有する場として、時にカジュアルに、時に熱く、交流の輪を広げることを目指して、WRAのコミュニティを運営しています。

▼認定アンバサダーの皆さま

- 株式会社グッドパッチ：小山さん
- freee株式会社：栗林さん、上赤さん
- 株式会社スペースキー：太田さん
- 株式会社ヒトカラメディア：森さん
- Retty株式会社：小花さん
- 株式会社Loco Partners：徳山さん、岡田さん　
- and factory株式会社：梅谷さん、斉木さん
- 株式会社マネーフォワード：大崎さん

WRA（Wantedly Recruiting Academy）をこれからもよろしくお願いします。

第5回のテーマ：「急成長企業に起こる「成長痛」と、その乗り越え方」

■ オープニング＆乾杯

今回はオフィスをお借りした株式会社ヒトカラメディアコーポレートサービス部の森明霞さん司会のもと、株式会社マネーフォワード人事本部人材採用部の小川昌之さん、株式会社プレイド HR / Acceleratorの城夏織さんに登壇いただき、組織が急激に拡大する過程でのエンゲージメントの課題にどう向き合ってきたのか、ぶっちゃけトークでお話をいただきました！

■ まずは「ヨルカラ*」でアイスブレイク

乾杯の後は、ヒトカラメディアさんが毎朝やられているという"アサカラ"という企画でアイスブレイクを参加者の皆さんと行いました。

※今回は夜の時間に開催だったため”ヨルカラ”という名前で行いました。

▼アサカラとは？

5分間、特定のテーマにそって雑談をする施策のこと。人数が増えてきて一方的なコミュニケーションになってしまっていた朝会をより双方向で行うために始めたそうです。

詳しく知りたい方はコチラから！

場の雰囲気も和んだところで、今回のメインであるマネーフォワードの小川さん、プレイドの城さんにご登壇いただきました。

■ マネーフォワード小川さん

小川さんからは上場の経験も含め、組織が約60名→400名超へと急成長していく中で、組織の各フェーズにおいて出てくる成長痛に対して「仕組み・制度」「個人」「コミュニケーション」の観点からアプローチとなる打ち手をエピソードとともにお話いただきました。

中でも急成長の過程で、社内外のメンバーに対して会社が向かう方向や大切にしていること（Mission、Vision、Value、Culture）を「言語化」してメッセージ発信すること。そして、浸透させるために部署や職種の垣根を越えたプロジェクトメンバーで推進していることは、多くの企業さまでやろうとは思っていても中々できていないことではないでしょうか？

また、採用PRについては、フィードを徹底的に強化したお話もいただきました。「MoneyForward‘s ROOM」を「ヒト」「コト」「モノ」についての情報が詰まった “部屋”に充実させたことで、2016年→2017年でPV数を約14,000→約245,000の1800%UPさせたご紹介もいただきました！

■ プレイド城さん

城さんからは、常に成長痛を感じているものの約50名→100名超にまで成長する段階でメンバーを「管理」するのではなく「accelerate（＝加速）」する組織としてどうトライしてきたか。その中で良かったこと、悪かったことも含めてエピソードを披露いただきました。

お話の中では、組織が成長していく中でスタートアップの力の源泉である”Speed”、メンバーがビジョン/目的に共感し当事者意識を保ち続けるための”Strength”、成長スピードにあわせて拡張できるようにしておく”Scalability”が鍵になるといったことをお話いただきました。

特に、マネージャーではなく個人が自ら学び / 考えて判断できるように行動をサポートするリーダーを置いていたり、全メンバーが少なくとも半年に1度は参加する日帰りオフサイトMTGを実施することで、会社やプロダクトに関するメンバーの疑問や期待値をクリアにしていくといったトライを実践されている点には驚きの声もありました。