WAKAZEは日本酒のメーカーです。日本とフランスの2拠点で事業を展開しています。
■フランス・パリでの清酒製造
2019年11月にフランス・パリで酒蔵を設立し、ヨーロッパ各国に販売・展開しています。日本にも逆輸入して商品を展開し、ブランドの確立に取り組んでいるところです。
フランスで製造している清酒「THE CLASSIC(ザ・クラシック)」は100%フランス産の原料を用いており、フランスという世界における食文化の発信地から現地の気候、水、米の良さを活かしたこれまでにないSAKE(もはや日本だけの酒ではなくなるので日本酒と呼びません!)を造り、世界でSAKEが造られ、飲まれる文化を作る先頭に立ちたいと思っています。
現地フランスでは、大手ワインショップへの取り扱いが始まるなど、徐々にSAKEがフランス全土に浸透しようとしているところです。ワイン、ビールだけでない奥深い醸造酒の世界の新たな選択肢となるべく、現地に根ざしてマーケティングを進めています。
フランスで造られたお酒は一部を逆輸入し日本でも販売展開しています。オンライン販売のみならず、オフラインでも、現在40都道府県、200店舗におよぶ全国の小売店でWAKAZEのお酒が購入できるようになりました。
■三軒茶屋の醸造所併設レストラン「WAKAZE TOKYO」
2018年7月、WAKAZEのお酒の発信拠点として東京・三軒茶屋でブリューバル(醸造所併設バル)をオープンしました。当時のお店の名前は「Whim(ウィム) SAKE & TAPAS」。Whimとは「ちょっとした思いつき」という意味です。お店を出すことに決めたのもちょっとした思いつきであれば、そこに来るお客様にも美味しいお酒を飲み語らいながら、ちょっとした思いつきを得てもらいたい、そんな思いで作られたお店です。
現在は店舗をフルリニューアルし、最大9席でコース提供のみのレストラン「WAKAZE TOKYO」に生まれ変わっている最中です。
WAKAZE TOKYOの最大の特徴としては、ペアリングコースによる料理をお酒を楽しむだけでなく、醸造所併設ならではの体験を味わっていただけることです。今までにほとんどなかったコンセプトの斬新な店舗です。醸造所では「その他の醸造酒」の製造免許を取得し、どぶろく、ミード(蜂蜜酒)、玄米酒、ボタニカルSAKEなどでオリジナルの美味しいお酒を少量生産、高速回転で製造していきます。オンライン中心に数量限定で販売しております。もちろんレストランでは造りたてのSAKEをいち早く楽しむことができます。
お酒を「造る」だけでなく「伝える」「発信する」拠点として活用しています。