IT営業に興味を持ったらまず知っておくべきポイント集！〜大切なのは給与だけじゃない〜

みなさん、こんにちは！
株式会社ヴィックスエイジ採用チームです。

IT業界に転職、と聞くとまず思い浮かべるのはエンジニアかと思いますが、
今回は営業職にスポットを当ててみたいと思います！

IT業界に興味はあるけど、パソコン中心の仕事というよりは
人と話す仕事がしたい、もしくはコミュニケーション能力を活かして働きたい、
という方はぜひ最後までご覧ください！！

IT営業の仕事とは？

IT企業の営業職と聞くとどのような仕事を思い浮かべるでしょうか。
ネットワーク機器、システム開発・運用などITに関連するサービスを提供するのがIT営業ですが、
SIer（システムインテグレーター）、SaaS（サース）、またハードウェアなどを扱うことが多いです。

SIer（システムインテグレーター）：システム開発・運用などを請け負い、提供するサービスです。
この場合、営業は大きく分けて「アカウント営業」と「ソリューション営業」の二つがあります。
アカウント営業は大口の顧客を担当し、顧客先のトラブルを解決するため
こまめに連絡をとって適切な商材を紹介します。プロジェクトチームを結成して納品までサポートします。
ソリューション営業は顧客の規模はさまざまですが、取り扱っている商材の受注数を伸ばすために
幅広くサービスを提案していきます。

SaaS（サース）：Software as a Serviceの略称で、今ではおなじみのサービスですね。
ビジネス用チャット、会計ソフトや名刺管理など、クラウド上に作られた
アプリやサービスを利用するための仕組みです。

SlerとSaaSの営業職は似ているように感じるかもしれませんが、全く別物です。
SaaSはサブスクリプション型のビジネス展開をしているため、
パッケージソフトなど単発で売るような営業とは戦略も異なります。

ハードウェア：ネットワーク機器、タブレット端末、またサーバーなど実物の商品を提供します。
顧客は法人になることが多いですが、ルート営業が中心となるだけでなく
競合他社も多いため、営業としての実力が出やすい分野の一つです。

IT営業のやりがいと課題

一般的に営業職を通じて得られるやりがいには、目標（数字上）の達成や
顧客先と信頼関係を構築し、感謝される瞬間などがあげられます。

IT営業に関しても、営業職を目指す人にはコミュニケーションをとることが好きだったり
人と携わる仕事に関心を持つ人が多い傾向があるので、
仕事を通して周りに影響を与えられることが大きなやりがいとなるでしょう。

全く異なる業界からIT業界に転職する人も増えているので
一から専門知識を深めていくことに面白みを覚えられるかもしれません。

その一方で、顧客にわかりやすく説明できるだけの理解は求められるので、
知識量に関しては最初の課題にもなり得ます。
商材自体の差別化も難しいため、知識に合わせて営業のスキルに物足りなさを感じることも・・・。

営業は楽な仕事じゃない！だからこそ大切なこと

人と関わる仕事ほどトラブルはつきものです。
納品後も不具合やトラブルの対応など、イレギュラーな仕事が発生します。

そんな時に1人で解決しようとすると、どうしてもストレスが大きい環境になってしまうので
困った時や、相談したいときに頼れるメンバーがいるか、というのは
長く働いていくうえでとても大切なポイントです。

また、情報を共有しやすいチームに所属することで
仕事を効率よく進めるための解決策も見えてくるものです。

コロナ禍でテレワークが普及し利便化する一方で、
自覚している以上にコミュニケーション不足が深刻化していることもあります。

応募を考えている会社がある場合は、
社内の風通しがいいのか、面接のタイミングでチェックするようにしましょう。

IT営業を目指す上で必要なことと将来のキャリアパス

別の業界で営業職をしていて、IT業界に転職を考えている場合、
大きな強みになることは言うまでもありません。
IT営業に特別な資格や経験は不要ですが、ITパスポートなど初心者向けの資格を取ることで
企業に対してアピールできるだけでなく、
勉強をする過程で自身に適性があるのかを事前に知ることもできるのでおすすめです。

また、営業の経験がなくとも、これまでの経験をどのように活かして営業として働けるのかあらかじめ整理しておくことで働いた時の具体的なイメージをつかむことができます。

営業としてのキャリアを重ねていけば、いずればマネジメントのポジションについて、
より、やりがいの大きな仕事へのステップアップも夢ではありません。