実際に日本から飛び出して Vitalify Asia で働くってどんな感じなのか、気になりますよね。 学生インターンとして Vitalify Asia で働いてくれていた山田さんがそんな疑問に答えるべく、日本から飛び出して Vitalify Asia で営業職として働いている酒井さんへのインタビューをしてくれました。
こんにちは、インターンの山田です。
今回は、普段は物静かだけれど話しかけると面白い。不思議系男子(?)酒井さんにインタビューをして、酒井さんの面白さだったり魅力に迫りました。
ちなみにですが、Vitalify Asia の日本人スタッフの方は酒井さん含め、皆さん現地で採用されていて本社からの出向(いわゆる駐在員)ではないそうです。
その点踏まえて記事を読んでいただけると、嬉しいです。
ーベタな質問ですが、なぜベトナム・ホーチミンに?
学生の時に起業をして3年目あたりに体調を崩しました。原因を色々と調べてみたら精神的な影響が大きかったんですね。
それで色々と考える時期があって創業メンバーにちょっと相談したんですね。「違う道も探ってみてはどうなのか」と話し合いました。
それがきっかけで、一度リセットしてみようかと。もともと海外には興味があったんですが、いきなり海外で一人で何かを行うって道筋がみえなくて。
まあ、一回どこかで経験を積むのもいいんじゃないかと思ったんですよね。中学の同級生の友達がタイで仕事をしていて彼から現地での話をきっかけに東南アジアに興味を持ちました。
そこから色々と会社を探して、縁があって Vitalify Asia と Skype で面接したんです。そしたら、1次面接の後すぐにオファーが来て「スピード感はやっ!」と思ってこの会社いいなと。
ベトナムに関しては、来たこともなかったし唯一知ってたことは「フォー」と「アオザイ」だけでしたが、行かないとわからないのでとりあえず行ってみようと。
そんな感じで来たので、最初の方は不安が大きかったです。けど住んでるうちに、だんだんやっていけるかなという感じでいたらもう1年2ヵ月経ってしまいました(笑)
仕事してる風の酒井さん
ーSales Representation ってどんなお仕事しているんですか?
(山田)Vitalify Asia のオーダーは5割口コミで、5割問い合わせと聞いたんですが、営業ってどういうことを…
Vitalify Asia は大きく分けると、2つ事業を行なっていて
・ラボ型開発(開発チームを提供するサービス)
・AI開発
で、私はラボ型開発の方の営業を担当しています。
お客さんからのコンタクト(問い合わせ)対応から要件をヒアリングし、開発の中での課題と Vitalify Asia の開発思想や特性、強みを活かして両者が Win-Win となる提案をしたりという感じですね。
なので、仕事内容としてはお客さんや現場との調整や契約周りでの交渉が多いです。「お客さんと開発現場の橋渡し役」的なイメージですね。
ーベトナムで仕事してよかったなと思うことは?
「海外で日本人が働く」ということはどういうことか、身を持って体験できるのは、すごくいい経験を得られているなと強く感じます。
ー具体的には、何が違うんですか、というかどんなことにびっくりしました?
~7.3秒の沈黙の後~
ちょっと仕事の話から逸れてしまいますが、びっくりしたのが社員旅行での出来事です。社員旅行にみんな自分の家族連れてくるんですよ。小さい子どもまで。
なんか、社員旅行って感じよりみんなで家族旅行行くみたいな感じで。昔の日本もそうだったのかもしれませんが、アットホーム感があってそれはすごくいいなと。
ーベトナムの経済成長のスピードってやばいじゃないですか、実際にその中に入ってみて、感じたこととかありますか?
肌感覚ではそんなには感じないですね。もちろん至る所で工事されたり、新しいお店はバンバン建ちますけど、日本でもあるし。建物が建つスピードはむしろ日本の方が早く感じます。経済成長とは関係ないですが、ベトナムに来て感じたことは言葉で苦労するだろうと予想してましたけど言語の壁はあまり感じず、むしろ価値観とかバックグラウンドの違いが大きくて互いに理解をし合うことが難しいことがありました。
具体的に何って言われると説明しにくいですが、、仕事や恋愛の話でもベトナム人とするときに日本人同士で当たり前に通じてしまう話が通じないというか。
ー話は変わりますが、ベトナムにずっと住むつもりですか?
長く住めれば、長く住みたいですね。
でも、なんていうか、一方でこの記事を読んでる方にはそんなに気を張って欲しくないなとも思っています。
住んだことがない、わかんないことだらけの環境へ行くってめっちゃ勇気いると思うんですよ。
サッカーやったことない人に、いきなり明日から日本代表を目指せとか、日本代表になる覚悟があるかとか言っても想像すらできないわけですよね。
覚悟があろうがなかろうが、その土地や環境に合う合わないはどうしてもあると思います。
バイクで颯爽と去っていく酒井さん
ーこの記事を読んでる人は多分ベトナムに興味があって読んでいるんだと思うんですけど、そういった人に伝えたいことはあります?
気を張らないで一回ふらっと遊びに来てから判断してもいいかもしれません。インターンとかでもいいし、一回雰囲気を感じてから就職するのもありかなと。
文化も食べ物も違う国に来るって、やはり生活面の安定がすごく大切なので。実際に住んでる私たちに気軽に相談してもらいたいですよね。
以上、酒井さんへのインタビューでした。
インタビューを通して
酒井さんが、学生起業をしたなんて知らなかったし、こんなに面白い人だとも思っていませんでした。
本当に気軽に話しかけてみると面白いと思うので、この Wantedly からでも、Vitalify Asia を通じてでも、ベトナムに興味のある方はメッセージを送って見ると良いと思います。
ありがとうございました!