さて、表題の通り、当社の来年度向けのコンサルティング事業のサービスメニューが決まりました。急速に変化するIT、デジタル、コンサルティングを取り巻く環境では、お客さま企業の経営陣、ITのトップ、経営企画の皆さまのみならず、いえそれどころか、そうした方々へ付加価値をご提供するコンサルティング会社や(それよりなにより)ITベンダー、SIerのほうが、きっとてんてこ舞いで頭を抱えているのではないでしょうか。
「うちは技術者が80人もいて、ABAPやJAVA、PHP、COBOLなんかもいるんだが、はたしてこのままでよいのだろうか」とか
「これまで通り、言われた通りに上流の会社についていけば間違いない、と思いたいが、成長機会がないと社員の士気も下がって見えるし、何より上流の会社が違うことを考えているようだ」とか
そういう声が聞こえてきそうです。コンサルティング会社(と名乗る会社も含みます)も同じような心配を抱えていると本当によく聞きます。
ところで、ボクは2016年ごろの代表者あいさつで以下のようにお話をしています。
「私たちビスタクルーズは、総合コンサルティングサービス会社として2007年に創業し、年々着実に発展してまいりました。創業当初はERPの導入コンサルティングおよび会計やファイナンス、また制度・業務コンサルティングを軸としていたビスタクルーズのサービスは、お客さま支援の現場経験から得た大きな財産をもとに、着々と進化して現在に至っています。
グローバルにおける技術革新の猛烈なスピードやとまらない社会構造のドラスティックな変化は、事業をとりまく環境のみならず「コンサルティング」という私たちのサービスの性質自体を大きく、また、恒常的に変えてしまおうとしています。コンサルティング会社とは何か、そういう問いかけを真摯に立てかけるべきですし、同時にまた、問いかけに対して得られた誠実な回答は実際のサービスという形でアップデートされていく、その繰り返しこそが私たちビスタクルーズに課せられた成長の根源であろうと理解しています。」
というわけで、ボクたちビスタクルーズは、過去の栄光、過去に培った技術的スキルセット、方法論などのノウハウなど、未練もなくさっぱり捨て去ってしまい、毎年毎年その年にお客さまの事業にとって最も高付加価値を提供できるサービスメニューへと真摯に更新をする会社となっているのです。
というわけでして、18年度が添付しました通りの4軸。来年も今年度以上に、しっかりこれらのサービスがなぜ効果的であるかをお伝えし続けて、一社でも多くのお客さまにとって有益な出会いとなれるよう社員・パートナー会社一丸となって貢献・尽力してまいります。
みなさま、どうぞ来年度もビスタクルーズをよろしくお願いいたします。