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「未来を選べる」学生を増やすために。バングラデシュの大学でキャンパスツアー開催!

こんにちは!

先週に引き続き、バングラデシュでのインターンの様子をお届けします。今回初めて読んでくださった方は、ぜひ前回の記事も併せてお読みくださいね。

ビジネスで途上国の教育課題を解決!インターン@バングラデシュ | Vilingグループ
こんにちは!わたしは現在、バングラデシュの教育業界の課題解決にビジネスで取り組んでいる設立3年目のスタートアップ企業、VENTURAS LTDでインターンをしています。日本では、東京大学経済学部...
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今回は、キャンパスツアーのお話です!

先週、高校生数十人と一緒に、United International University(UIU)という一流大学へキャンパスツアーに行ってきました。バングラデシュには、大学主催のキャンパスツアーなどの開かれた機会はほとんどありません。そのため、弊社が高校と大学の両方に掛け合って主催しています。

数年前のe-Educationの記事(https://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120413/230946/?P=1)にも書かれていましたが、キャンパスツアーは、生徒のモチベーションを上げるのにかなり有効な手段です。これは日本の受験生にも当てはまると思いますが、バングラデシュでは大学側からの積極的な情報開示がほとんどなく、受験生が大学を身近に感じられないことが多いので、なおさらです。

ちなみに、直前の営業で決まって、「明後日キャンパスツアー行ってきます!」なんていうことがよくあるのも、バングラデシュのすごいところ。。

話が逸れましたが、それでは実際にキャンパスツアー開始!

元気な高校生のみんなと、学内の様々な施設を回っていきます。今時の高校生らしく、セルフィー(自撮り)が大好きなようで、みんなのセルフィーに混ぜてもらいながら、どんどん進んでいきます。

サイバーセキュリティ室に入れていただいたり、実験室で機械の説明をしていただいたりと、かなり充実した内容になっています。理系向けのレクチャーで、しかもベンガル語で話すので全くわからず、ふむふむ…という顔で佇むことしかできませんでした。

でも、生徒のみんなが興味津々でキャンパスツアーを楽しんでいることはちゃんと伝わってきましたよー!その後は図書館やジムなどをまわって、ジムでは実際に器具を使って運動した後、食堂でお昼ご飯をいただきました。バングラデシュでは14時ごろに昼食をとるのが一般的ですが、この時すでに15時過ぎ。日本人のわたし、お腹ぺこぺこ。

みんなでビリヤニ(スパイスとお肉の入った炊き込みご飯)をいただきました。1日のお米の消費量が日本の4倍なだけあって、いつも量に驚かされますが、野菜もたくさん乗っていておいしかったです!

午前中から夕方まで一緒にいたみんなとも、これでお別れです。バスの中でバングラデシュの歌を歌ってもらったり、日本の歌を歌ったりしながら、楽しく帰りました。みんな、ধন্যবাদ(ありがとう)!

バングラデシュは、日本にいると普通に思える幸せを掴むのがとっても難しい国。10代での結婚は普通で政略婚も当たり前、中高生のうちからDVに苦しんでいる子も少なくありません。他にも宗教・政治・家庭の問題から、「未来を自分で選ぶ」という考えにさえ辿りつけない子ばかりです。

それでも、半日一緒に過ごしたみんなの笑顔は、とっても素敵で、明るい未来を想起させるものでした。みんなが、未来を自分で選び、掴み取れる人に成長してほしい。そう心の底から思いました。

弊社は、情報格差がダイレクトに将来の選択肢に影響している現状を変えるために挑戦し続けています。特に、人生の大きな転機になる大学進学と就職を支援することで、スローガンである「FUTURE BEYOND DESTINY(運命を超えた未来を掴む)」を叶えようとしています。

途上国マーケットに興味がある方、教育課題に興味がある方、子供たちの未来を明るいものにしたいという強い意志がある方、是非一度お話してみませんか?

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