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【Intern Story vol.6】Railsのインターン生にインタビュー

大学院とインターンを両立する、Wさん。大学院では、情報科学技術が新しい考え方や科学技術を産み出して産業を先導していくためには何ができるかを学ぶ情報理工を専攻。大学院で学んだ知識を実践してみたいという理由でVENECTにインターンしています。実際にインターンに参加してみての感想や今後の目標について話を聞きました。


任されている仕事は多岐にわたる

SNSおよびECの国内実態調査(以下、リサーチ)と、実績を自動でレポーティングさせるダッシュボード機能ツールの開発・運用に携わっています。まずリサーチは他インターン全員で1年間かけて行う業務です。インターン生が各自担当するテーマが決まっているので分担してリサーチしています。定点観測したデータと総務省が公式発表しているデータをクロスして、推察しています。この調査結果は、実際にクライアントへの提案資料にアペンディクスとして活用してくださっています。ダッシュボード機能ツールの開発・運用はVENECTが通常担当している案件の実績を確認する際に役立つものです。広告を出したあとユーザーは広告にどんな接触をしているのか、より現実的な見解を得るには多角的なデータが必要です。ですが、多角的なデータを得るためにはそれがどこにあるのかつきとめたり、別々の場所に乱立しているデータを横並びにすることで可能だったり、データを閲覧する担当者への負担が大きい業務でもあります。なので私が所属するRailsチームでは、業務効率化という観点でより効率よく高品質なレポーティングを実現するツールを開発するに至りました。

また業務は個人で着手する内容が多く、率直に量的に大変だったけれど他の業務とのバランスを取った配分を社員さんにしてもらっていたので残業はありません。



インターン生ならではの試行錯誤

実態調査は消費者意識や使用実態などを長期にわたって観察し続けるのですが、毎年同じ質問をして回答の変化を見ているので、作業自体は定型がある程度固まっています。ただ分担しているものをマージして1つのレポートにしていくところは大変だったと思います。解消案として、ビジュアルはレポート内で使うグラフや表をフォーマット化したり、毎年引用できるようなプラットフォームを作っていけるのでは?というラーニングにもたどり着きました。関わるメンバーが毎年少しずつ変わるのでラーニングを無駄にしないためにも、資料に手順や留意点などまとめていこうとインターン生同士で話題にしていました。また個人の意見ですが、リサーチの結果が蓄積していくので何年かに1度は振り返りの回があっても良いかなと思っているのと、自分たちでリサーチしたローデータを基に、自分なりの着眼点で深掘りしたリサーチにもチャレンジしてみたいです。なので、今後はもっと自由度が高い調査になったらいいなと思います。

会社が積極的に成長を後押ししてくれる

日常的にしているインプットは大学での勉強、日経新聞を読む、くらいです。新聞は就活のためにも読んでいますが、流行をキャッチアップするような情報収集はしていません。大学で学んでいることを会社で実践し、他に知りたい事があったら会社の本棚を漁って知識を得ています。会社が契約しているe-learning教材や会社においてある本など、新しい知識が必要な時はすぐに探し始められる整った環境があるのがありがたいです。

また社員さんがタスクを細切れにしてくれるので、量が膨大すぎてどこから着手していいかわからないとか業務を丸投げされるみたいな状況はないです。

VENECTでやりたかったこと、VENECTをでて今後やりたいこと

VENECTでは大学で学んだことを実践したいという志で入社しました。もっと会社規模が大きいと、中枢部分に自分が関わることができないと思ったので、インターンも0から社員さんと生み出す経験ができるVENECTに入社したいと思っていました。実際に、ダッシュボード機能ツールの開発は、プロジェクト立ち上げから実装まで参画する機会に恵まれて、とても楽しかったです。今後いつまでインターンを続けられるか未定ですが、少なくとも現場が使うレギュラーツールとなっていくよう、今後は利用環境の整備に注力したいです。



卒業してからやってみたいこと

クライアントの業務課題を扱うコンサルタントになりたいです。オフィス内での基幹業務や、製造過程など工程自体が複雑かつ品質を求められる環境をもっと効率化していく仕事に携わりたいと思っています。これは今までVENECTで取り組んできた社内課題を解決した経験が活かせると考えています。起きているエラーに対する課題抽出や一過性に終わらせない導入支援などの経験は、クライアントの抱える問題を課題として可視化させ解決へ導くコンサルティングの仕事に直接紐付く知見です。卒業後は、VENECTで知ったこと、見たことをナレッジにして新しいテーマに挑戦していく展望です。

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