なぜ私たちは「100億」という数字を掲げたのか
現在、ベジクルの売上は約25億円(2025年3月期) 。ここから数年で4倍の規模へと駆け上がるこの宣言は、単なる数字の目標ではありません。それは、私たちが向き合っている「食の流通」という、非常に重要でありながら、課題が山積みになっている産業を根本から変え、働く人々が誇りを持てる場所にしたいという、切実な願いから生まれたものです 。
目次
なぜ私たちは「100億」という数字を掲げたのか
1. 100億宣言の概要:食のインフラを守り抜く
2. 経営者メッセージ:池田将義の覚悟
3. 100億実現に向けた目標と、立ちはだかる「3つの壁」
4. どうやって100億を実現するか
5. 実施体制:変化を恐れない組織
結びに:共に「食の未来」を創る仲間へ
1. 100億宣言の概要:食のインフラを守り抜く
私たちのパーパスは「食材流通を豊かで魅力的な産業に」すること 。 現在、日本の食の現場は危機に瀕しています。全国3万社とも言われる食材流通業の現場では、いまだに深夜の電話やFAXによるアナログ業務が主流で、深刻な人手不足が常態化しています。このままでは、日本の「美味しい」を支えるインフラが途切れてしまうかもしれない。
ベジクルは、この深夜の重労働やアナログの壁から現場を解放し、日本の食料安全保障に貢献すること。そして、100億円という規模を実現することで、この産業で働くことが「カッコいい」「魅力的だ」と感じられる世界を創ることをここに宣言します 。
2. 経営者メッセージ:池田将義の覚悟
「売上高100億円の実現は、農林水産物の流通インフラを支えるより多くの人材が、この産業で働くことに魅力を感じられる世界の実現につながると確信しています」
代表の池田はこのように語ります。私たちが目指すのは、ただの「IT企業」でも「八百屋」でもありません。人とテクノロジーを融合させ、飲食店と卸売業者の双方が「ダントツでラク・トク」できる状態を創り出すこと 。池田は、この「ラク・トク」の総量こそが、私たちが社会に与えるインパクトの大きさに比例すると考えています。
3. 100億実現に向けた目標と、立ちはだかる「3つの壁」
私たちは2029年までに売上100億円を達成し、2030年には全国展開、2040年にはアジアへの進出を見据えています 。しかし、この道筋には超えなければならない高い壁があります。
【第1の壁】地域ごとの「商慣習」
食の流通は非常にローカルな世界です。地域ごとに独自のルールや慣習があり、一律のシステムでは通用しません。これをデジタルで柔軟に吸収する「マイクロ商圏毎標準モデル」を確立する必要があります 。
【第2の壁】規模と効率の両立
事業が大きくなればなるほど、管理コストや人件費も増えてしまいがちです。私たちはAIや最新技術を実装し、規模が大きくなるほどに「業務が楽になる」構造(レバレッジ)を構築します 。
【第3の壁】新たな収益源の創出
単に野菜を運ぶだけでなく、蓄積された「商流・物流データ」を活用し、これまでにない新しい価値(付加価値領域)を生み出していくことが不可欠です 。
4. どうやって100億を実現するか
これらの壁を突破し、一気に飛躍するために、3つの新しい挑戦をスタートさせます!
- サプライチェーンの強靭化
地域の物流リソースをバラバラに稼働させるのではなく、最適に配置・ネットワーク化します。また、業界全体で使えるデジタル取引基盤を確立し、アナログなやり取りをゼロに近づけます 。 - 顧客体験(UX)の革新
どれほど優れたシステムでも、現場で使いにくければ意味がありません。デジタルに不慣れな方でも「これなら使える」と感じるUXを提供しつつ、テクノロジーだけでは埋められない部分は人的サポートで補う「ハイブリッドな支援」を徹底します 。 - データドリブン経営の深化
日々の取引データを分析し、お客様がいつ、何を必要としているかを先回りして提案します。これにより、お客様との長期的な信頼関係(LTV)を最大化させます 。
5. 実施体制:変化を恐れない組織
この巨大な目標に挑むのは、約120名のプロフェッショナルたちです(2025年10月時点)
【迅速な意思決定】
変化の激しい市場に対応するため、経営の執行スピードを極限まで高めます 。
【現場×技術のハイブリッド開発】
「現場の悩み」を即座に「エンジニアの技術」へと昇華させる組織連携により、どこにも真似できないスピードでプロダクトを改善し続けます 。
【標準化されたオペレーション】
全国どこでも質を落とさずにサービスを提供できる、強固なオペレーション基盤を構築しています 。
結びに:共に「食の未来」を創る仲間へ
ベジクルの100億宣言。それは、食材流通という歴史ある産業に対する、私たちなりの「最大級のリスペクト」と「挑戦」の形です。
社会課題を解決することは、慈善事業ではありません。圧倒的な事業成長を遂げ、持続可能なモデルを確立してこそ、本当の意味で社会を支えるインフラになれるのだと私たちは信じています 。
100億の先にある、誰もが「食の仕事は素晴らしい」と胸を張れる未来。その景色を、一緒に見に行きませんか?ベジクルの新たな挑戦は、ここから加速します。