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【代表インタビュー】事業の拡大に向け、次世代を担う人材の育成・採用に尽力するバリューワンが大切にしている価値観とは?

私たちバリューワンは、販促DX事業において、アプリやLINE、WEB、SNSなどのデジタル販促ツールを活用した販促システムやサービスを提供しています。「顧客第一」をモットーに、店舗や企業向けに集客や売上の向上、リピーター促進、マーケティング分析、メディア運用などを総合的に支援しています。

今回は代表取締役の高桑社長に、ミッション・ビジョンに込めた思いや今後の事業戦略についてお話を伺いました!


【プロフィール】

高桑 慎介:代表取締役社長。2004年株式会社クラブネッツ入社。執行役員東日本営業本部本部長、上席執行役員モバイルソリューション事業本部長を経て、2016年7月新設分社した株式会社バリューワン代表取締役に就任。

MVVを明文化したことで、価値判断の拠りどころが明確に

――バリューワンの創業に至るまでの経緯について教えていただけますか?

私の実家が家業を営んでいて、「経営」を間近で見ながら育ってきたのですが、さまざまな事情から父親の代で会社をたたむことを余儀なくされてしまいました。また母親も病気を患ってしまい、家族にピンチが訪れたのです。そのような状況を救うことができず、20代前半だった私は自分の力不足を痛感しました。同時に、もっといろいろな経験を積んで、同年代の人たちよりも成長したいという強い思いが芽生えてきました。

当時の世の中はベンチャーブーム。私もいくつかのベンチャー企業を受けて、一番魅力を感じた株式会社クラブネッツに入社しました。クラブネッツでは新規開拓営業、既存顧客の深耕営業、代理店のスキーム作りなどに従事。また新サービスの立ち上げにも尽力し、モバイルソリューション事業の責任者も務めました。2016年、同事業を独立させ、O2OやOMO分野でのマーケティング支援事業を行う会社として、株式会社バリューワンを設立するに至りました。



――創業にあたって、どのような会社を作りたいと考えていましたか?

我々が身を置いているIT業界は変化のスピードが早く、時代の流れによって求められるサービスも変わります。ただ、事業を営むうえで根幹となる“思い”は普遍的なものであるべきだと思っています。具体的には、「人や社会のお役に立ち、クライアントに必要とされ続ける会社」「働くみんなに張りがあり生き生きしている会社」「働くみんながご家族・友人に誇れる会社」を目標に、世の中に貢献できる会社でありつづけること。まさに現在当社が掲げるビジョンにも通じる内容です。


――ビジョンのほかに、バリューワンにおいて大切にしている考え方はありますか?

ミッションとして、「私達はオンラインコミュニケーションを活用し、店舗企業の進歩発展に貢献します。」という言葉を掲げています。また「顧客第一」「人源」「社会貢献」をバリューとし、それらを実現するための行動指針として6つの要素を定めています。

現在のミッション、ビジョン、バリュー(MVV)は、従来の経営理念をもとに、幹部メンバーと一緒にブラッシュアップを続けながら、2020年に改めて言語化をしたものです。再言語化を行った理由は、メンバーの拠りどころとなる価値判断軸を作りたかったから。私自身も徐々にメンバーたちに権限移譲をしていくなかで、「こういう人たちと働きたい」という指針を打ち出し、お互いに方向性を合わせる必要があるだろうと考えたからです。

ちなみに策定したMVVは、人事部門を中心に、社内に浸透するための施策を強化しています。たとえば朝礼の際に、各自にMVVにつながる取り組みを発表してもらうことで、相互に新たな視点を得てもらったり。また、人事評価項目の一部に含めることで、一人ひとりに意識してもらえるような工夫を施しています。

▼バリューワンのMVVはこちら

バリューワン | 店舗・企業のデジタルシフト、マーケティング支援
WEB・モバイル・アプリ・SNSなどを軸に店舗や企業様の集客UPや売上UP、リピーター促進、マーケティング分析、メディア運用などを総合的に支援を行っています。
https://valueone.jp/philosophy/


「社員の人柄の良さ」がバリューワンの強み

――今後の事業展開についてはどのように考えていますか?

まず、現在は「店舗や企業様向けの販促DX事業のマーケティング支援事業」と、「求人企業様向けの採用管理システムの支援事業」の2軸を柱としています。

前者に関しては、2023年に顧客データや情報配信設定の一元管理を実現するDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)サービス「matomaru(まとまる)」をローンチしました。今後はこちらをベースに、兄弟ブランドを展開するための動きに注力していきます。具体的には、広告やキャンペーンなどのサービスを順次リリースしていく予定です。まさにお客様のオンラインコミュニケーションに関する領域を、ワンストップでご支援していくことを目標としています。

後者の採用管理システムに関しても、採用のみならず、HR系事業を総合的に展開していけるような準備を進めています。

当社内の動きとして、既存領域とまったく異なる分野への参入などは考えておらず、むしろ既存サービスの関連事業を基軸として、よりお客様の利便性を高められるサービスを開発していきたいと考えています。


――高桑社長が感じるバリューワンの強みは?

何よりも、一緒に働いているスタッフたちの人柄の良さが挙げられます。仲間が困っていたら声をかけたり、手を差し伸べたり。他者への思いやりを持ちながら、真面目で誠実な姿勢で業務に励んでくれていて、本当に素晴らしいメンバーばかりです。

そしてハードの面では、分社化する以前から当社はコミュニケーションツールやSaaS領域に力を入れて取り組んでいますので、ノウハウが蓄積されているというメリットが大きいかと思います。またそのような実績を評価していただき、代理店さんとのネットワークが強固な点も当社の強みです。代理店とパートナーシップを結び一緒に事業を推進することで、全国に販売網を広げることができています。


――一方、今後の課題についてはいかがでしょうか。

人材採用や人材育成を強化していくことが課題です。やりたい事業はたくさんあるものの、現在は実現するための人材の数が不足している状況です。事業をけん引できるリーダーを増やしていくことで、技術力、開発力を高め、スピーディに展開していかなければなりません。

また創業からこれまでの7年間は、目の前の事柄への問題解決に注力しがちな部分がありました。しかし組織の未来を描いたときに、現状の保有能力とのギャップを埋めていく施策を強化すべき段階に来ています。そのために、教育制度をより体系化し、仕組みづくりを行うことに取り組んでいます。


期待するのは、会社の価値観に共感し事業をけん引できる人材

――高桑社長が目指す理想のバリューワン像を教えてください。

“攻め”のありたい姿は、収益基盤を固めながら組織の力を高めていくこと。そしてメンバーとともに、お客様のお役に立てる事業を創る動きを加速していくことです。具体的に、当社の10期にあたる2026年には、①新規事業、新サービスを今より増やす ②部門長、リーダーを新たに輩出する ③社員を現在の約1.5倍にする ④経常利益2億突破するといった4つの目標を掲げています。

一方“守り”の面では、私たちの考え方に共感してもらえる仲間を増やすことです。人事はもちろんのこと、経理や財務、開発、クリエイティブすべてにおいて、高い組織力を発揮できる会社を作っていきたいと考えています。


――そのような目標の実現に向け、どんな人材を採用していきたいですか?

ますは当社のMVVに共感いただける人ですね。さらに、今後は事業を一緒にけん引してもらえるような、次世代を担うスキルを持った方々の採用を強化していく予定です。当社は新しいサービスの立ち上げも含め、活躍できるポジションが無数にある会社です。早い段階で責任のある仕事をお任せできるかと思いますので、早期に成長したい、挑戦してみたいと思っている方にはうってつけの職場なのではないでしょうか。


――たしかに、バリューワンには個々人の成長を促すさまざまな制度がありますよね。

そうですね。たとえば、特徴的な取り組みの1つに「社内プロジェクト」があります。特定の部門に依存しない全社的な課題や問題に対し、部署横断チームを組成してもらい、半年間で解決に向けて動いてもらうという内容です。本プロジェクトにおいては誰でもリーダーを務めることができ、若手のメンバーや経験が浅いメンバーでも、チームを束ねる経験ができるメリットがあります。さらに人事評価においても、社内プロジェクトでの経験がプラスオンされる仕組みを整えています。社員からは、リーダーシップを発揮する経験を通じて、自分自身の成長につながったという声をもらうことが多いですね。

ほかにも、当社には「改善提案制度」という制度があります。こちらはオンライン上で代表や役員に提案ができる制度なのですが、フラットに意見を述べられるツールとして社員に活用してもらっています。部署や役職にとらわれることなく、みなで気軽にアイデアを出し合いながら課題に取り組める環境は当社ならではですね。


――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

当社はストックビジネスを展開しているため、安定した基盤があるものの、まだまだ成長途中で多くのポテンシャルを秘めた会社です。一緒に仕組みを作りたい、会社の成長とともに自身の人間性やビジネススキルを高めていきたいという人には、とてもマッチする会社だと思います。ぜひ私たちと一緒に新たな世界を創造していきませんか?


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