ダンスチームを、会社を、本気で応援する。―砂田 帆司郎が仕掛けるValuence INFINITIESと社員をつなぐ“熱狂”のカルチャーとは?
D.LEAGUE(Dリーグ)という日本発のプロダンスリーグをご存じですか?実は、バリュエンスグループはこのリーグに参戦するプロダンスチーム「Valuence INFINITIES(バリュエンス インフィニティーズ)」のチームオーナーを務めています。HIPHOPやBREAKIN'に加え、昨シーズンからはHOUSEジャンルのダンサーも加入し、国内外で実績を誇るメンバーが揃い、本気で“かっこよさ”を追求するチームです。なぜ、リユース事業を展開するバリュエンスが、ダンスという表現の世界を応援しているのか。そこには、私たちが掲げる「大切なことにフォーカスして生きる人を増やす」という想いがあります。人生において本当に大切なものは何か。それを見極め、物質的な豊かさだけではなく、心の充実や情熱に目を向けられる世界を目指している私たちにとって、ダンスはまさに“精神的価値”で人とつながる象徴的な存在です。
そんなINFINITIESのリーグ戦がある日は、オフィスでパブリックビューイングが開かれ、社員が一体となって応援。熱気と歓声に包まれるオフィスの風景は、バリュエンスならではのカルチャーのひとつです。
今回は、INFINITIESの舞台裏を支え、応援文化を仕掛けるキーパーソン――
バリュエンスジャパン株式会社 INFINITIES課 課長代理・砂田 帆司郎さんに、チームへの想いや社員とのつながりについて伺いました。
アメフト選手からダンスチームの立ち上げへ──想いをつなぐ転機
―砂田さんがバリュエンスに入社された経緯を教えてください。
砂田|前職で、アスリートやアーティストといった挑戦者とファンをつなぐプラットフォーム「HATTRICK※」の立ち上げを担当していました。その事業がバリュエンスに譲渡されるタイミングで、僕自身も転籍という形でバリュエンスにジョインしました。当時は、アメフトの現役選手として活動を続けながら、今後のキャリアに迷っていた時期でもありました。そんな中、社長から「デュアルキャリアを体現してほしい」と声をかけてもらい、その言葉に背中を押され、「ここで挑戦したい」と思えたんです。
※HATTRICK(ハットトリック)は、アスリートやアーティストなどの挑戦者をサポートし、その“想い”や“ストーリー”とともに希少価値の高いサイン入りグッズや限定体験をファンに届けることで、新しい応援のかたちを提案しています。
―INFINITIES課に関わるようになったきっかけは何だったのでしょう?
砂田|バリュエンス入社後は、ファンクリエイト事業部(当時はスポーツマネジメント室)で、D.LEAGUEに参戦するダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」さまのサポートを担当していました。2シーズンにわたりご一緒させていただいた中で、ぐっとD.LEAGUEの世界に引き込まれていったんです。
21-22シーズンの開幕戦には、社長をはじめ数名で観戦に行く機会がありました。試合が終わった後、社長が「チームをつくろうか」と言ったんです。最初は冗談かと思っていたら、数ヶ月後には、INFINITIESの立ち上げミーティングに呼ばれていて(笑)。今振り返ると、あの一言がすべての始まりでした。
―D.LEAGUEには、心を動かされていたんですね。
砂田|D.LEAGUEは、個人的にもずっと注目していたプロリーグでした。まだ黎明期だったこともあり、独自のカルチャーや個性を尊重する雰囲気がアメフトに近くて、すごく親しみを感じていました。「これは絶対に面白くなる」と直感的に感じていました。
当時の自分も、アスリートとして成長を追い求めていたので、選手の気持ちや立場がよく分かる。だからこそ、その視点を活かして、チームづくりに関われるんじゃないかという想いがありました。そうした想いや姿勢が伝わった結果、INFINITIESの立ち上げメンバーに選んでもらえたのかなと思っています。
パブリックビューイングがつくる、INFINITIESと社員の新しい関係性
―D.LEAGUEに参画して、社内に変化があったと感じることはありますか?
砂田|INFINITIESをきっかけに、部署を超えた会話がすごく増えたなと感じています。僕自身、いろんな部署の方から気軽に声をかけてもらえるようになって、試合の翌日なんかは「オークション事業部でこんな話が出てたよ」とか「人事部でも盛り上がってたよ」なんて、自然とリアクションが集まってくるんです。最近では、INFINITIESデザインのネックストラップをつけていたり、グッズを普段使いしてくれている社員も増えていて、社内に一体感が広がっているのを実感しています。
―社員との関わりが増えたと感じるようになったのは、どのタイミングからですか?
砂田|関わりが増えたと感じたのは、今年に入ってからですね。中でも大きかったのは、やはり社内でのパブリックビューイングです。
実はこれ、有志メンバーで「パブリックビューイング委員会」を勝手に立ち上げて、少人数でコツコツ続けてきたんです。「継続すること」を大事にしていたら、いつの間にか「次は私も手伝います!」っていう人が増えていって、今では自然と仲間が仲間を呼んでくれるようになり、本当にありがたいです。
―社内でパブリックビューイングを始めようと思ったきっかけを教えてください。
砂田|Valuence INFINITIESとして「ファンづくり」を大事なテーマに掲げているのですが、その中でも「バリュエンスの社員」に応援してほしいという想いがありました。
でも実際は、シゴトの都合で現地に行けなかったり、チケットが抽選制だったりと、観戦のハードルが意外と高いんです。だからこそ、もっと気軽に、身近に応援できる場を社内につくりたいと思って、パブリックビューイングを始めました。
―実際に、社員からの反響はありましたか?
砂田|「楽しかったです!」という声をたくさんもらっています。いろんな部署の人たちが気軽に集まってくれるので、試合前にみんなで円陣を組んだりして、自然と会話が生まれるんです。年齢や役職も関係なくフラットに楽しめる空気があって、「ああ、楽しかったな」って思ってもらえる時間になっているんじゃないかなと思います。
垣根を越えて、一緒に楽しむ――INFINITIESが社員に寄せるまっすぐな気持ち
―選手の皆さんは、普段から社員との関わりについてどう感じていると思いますか?
砂田|試合の翌日は、選手やコーチ、事業メンバー全員で振り返りミーティングをしています。試合の振り返りはもちろんするのですが、それだけでなく、いろんなアイデアを出し合う時間も設けています。先日、「バリュエンスの社員と一緒にやってみたいことは?」というテーマで話しあったんですが、そこで出てきたアイデアがすごく面白くて。「もっと社員と関わりたい」という気持ちが強くあるんだなと実感しました。
―来シーズンに向けた企画などは、もう動き始めているんでしょうか?
砂田|そうですね。今期は、Teamsを活用して、ダンサーがパーソナリティを務める社内ラジオにも挑戦したんですけど、社員との距離がぐっと近くなったと好評でした。なので、来シーズンはもっとそういった社員との関わりを強化する企画を増やしていきたいと思っています。たとえば、選手がいきなりオフィスのフロアに行って社員に『あなたのシゴトって何してるんですか?』みたいにインタビューする企画とか。来シーズンは、そういったユニークな取り組みもどんどん形にしていきたいと思っています。
“かっこいい”を貫く――INFINITIESが与える勇気と共鳴する理念
―改めて、INFINITIESの魅力はどんなところにありますか?
砂田|一言でいうと、とにかく「かっこいい」ところです。メンバー全員が、等身大の自分と向き合いながら、全力でD.LEAGUEに挑んでいます。その真剣な姿に、胸を打たれない人はいないと思います。自分たちだけの “かっこいい”を信じて、スタイルを貫く姿は、多くの人に勇気を届けています。
―チームとして、どのように同じ方向に向かっているのでしょうか?
砂田|「大切なことに、フォーカスして生きる人を増やす」というバリュエンスのミッションは、INFINITIESのチームのアイデンティティや考え方にも深く重なっています。だからこそ、その価値観に共感するメンバーが自然と集まってきているのだと思います。
毎年行っている合宿では、チームとしての理念についてじっくり話し合う時間を設けています。「好きを、究めよ。」をはじめとするバリュエンスのバリューマインドやミッションに込められた想いを共有しながら、自分たちの行動で体現していく・・・それこそが、INFINITIESとして活動する意味でもあり、大事にし続けたい軸です。
―選手たちと関わるなかで、ご自身が学んだことはありますか?
砂田|本当にたくさんありますが、特に強く感じたのは「自分らしく生きること」の尊さです。私たちはどうしても、周囲の目や常識を気にしてしまうもの。でも、INFINITIESの選手たちは、自分のスタイルや信じる価値観を大事にしながら、本気で勝利を目指しています。
その姿は、すごく前向きで、希望にあふれていて、見ているこちらが勇気をもらえるほど。「自分らしくいること」って、すごくかっこいいことなんだ、と改めて感じさせてくれます。そして、その周囲の価値観さえも少しずつ変えていく力になるんだと感じています。彼らの姿勢から、自分が信じた道を続けていくこと、挑戦を続けることの大切さを学ばせてもらっています。
―INFINITIESとして、今後どんなことを目指していますか?
砂田|これから、もっと多くの場で活躍できると思っているので、たくさんの人に「感動」や「勇気」を届けて、一歩踏み出すきっかけを作りたいです。これが、今のINFINITIESが社会に貢献できる大切な役割だと考えています。
実際に、「INFINITIESがきっかけでバリュエンスに興味を持って入社した」といった声も年々増えています。そうした実感があるからこそ、最終的には、同じ思いを持つ人たちが仲間として加わってくれるようなチームに成長させたいと考えています。
―最後に、CHAMPIONSHIPに向けての意気込みを教えてください。
砂田|INFINITIESは、創設2年目となる「23‐24 SEASON」で大きく飛躍しました。前年9位だったレギュラーシーズンを、CYPHER ROUNDの優勝&総合3位という実績に押し上げ、初のCHAMPIONSHIP進出を果たしました。今シーズンは24‐25 SEASONに入り、総合4位という堅実な戦いを見せています。スタイルは継続し、個々の表現力もさらに向上――そのうえで、6月19日のCHAMPIONSHIPへ挑みます。
このCHAMPIONSHIPの舞台に立てるのは、ファンの皆さんやパートナー企業、関係者、そして社員の支えがあってこそだと感じています。その感謝を胸に、いただいたチャンスを無駄にせず、全力で挑んで、勝利を目指します。
INFINITIESの存在は、単なるダンスチームという枠を超えて、社内に確かな“熱”を届けています。誰かを応援する体験が、社員の心を動かし、新しいつながりや前向きな行動を生み出している。応援することが、つながりを育み、そして組織そのものにも影響していくんだ」と感じました。
砂田さん、ありがとうございました。