《後編》【未経験からWEBマーケ会社に入社して一番苦労したこと】業務内容・どんな人が向いてる?競合他社に差をつける方法とは?
こんにちは!採用担当の雲開です。
前編では医療機器営業マンから心機一転WEBマーケティングの世界に飛び込むことになったきっかけや、入社直後~その後の営業部の社員に対する印象の変遷についてお話を伺いました。
今回の後編では、WEBマーケティング業界に興味がある人なら気になる
・未経験で入社して一番大変だったこと
・業務内容
・どんな人が向いているか
等々、その他にも詳しくお話を聞きましたので是非最後までお読みください!
雲開(以下「雲」):後編ということで、お待ちかねの「WEBマーケティング未経験で入社した立場だからこそ分かるあれこれ」について詳しく聞いて行きたいと思います!
それでは早速ですが、
雲:WEBマーケ未経験入社だからこそわかる、未経験入社で一番苦労したことは何ですか?
塩:専門用語が多いので覚えるのが大変でした。用語を知らないと会話にもついていけないので。あとは、WEB広告に関連するインターネットの仕組みに関する知識が必要だと感じました。
例えば、ソースコードを開いてタグが埋まっているか確認する、とか。こういった知識はWEB広告業界に居ないと知ることもない領域なので、最初は覚えることだらけでした。
雲:普通に生活していて、ソースコードを開く機会なんてないですもんね(笑) 「ソースコードを開いてタグが~」と聞いてすぐに理解できるのはきっと業界関係者の人くらいでしょう。
雲:業務の進め方には決まったルールとかあるんですか?
塩:決まったルールはないです。ただ、基本的にどんな業務もまずは自分で考えることがベースにあります。
入社してすぐの業務内容は新規開拓のテレアポが中心なんですが、テレアポする会社のリストも自分で一から作ります。このリストも、ただ作るだけでは成果に結び付きづらいので、商談に結び付きそうな業界に目星を付けてリストを作ったりと、この段階からマーケティングは始まっています。
雲:そんなところにもマーケティング要素が、、、研修を経た後とは言え、入社してすぐにマーケティング的思考で行動するということで、頭フル回転ですね。
塩:テレアポで商談のお約束をいただけたら、資料を作成したり、必要な情報を準備するわけですが、この部分では上司がしっかりみてくれます。資料内容の過不足や、情報の取捨選択など、細かな部分までアドバイスをいただき、ブラッシュアップをして商談に挑みます。
雲:入社してすぐの社員相手でもある程度任せる部分と、しっかりサポートする部分ですみ分けがはっきりしていて分かりやすいですね。
雲:入社してすぐの業務内容を教えてください。
塩:入社してすぐは自分のクライアントを持っていないので、クライアントを探すために1日中テレアポをします。日によって波はありますが大体1日40件ほど架電します。その合間にリストを新しく作っていました。
雲:すごく初歩的な質問なのですが、リストってどうやって作るんですか?;
塩:例えば、「〇〇業界 一覧」みたいな感じで一覧が載っている場合もあるのでそれを元にリスト化したりしていました。
雲:今となっては新規案件を自ら取れるようになっていますが、なんとなくコツを掴んだと感じた瞬間ってありましたか?
塩:大きく変わったのは、世間に名前が知られている様な大手企業のお客様を担当してからですかね。相手もWEBマーケに関するリテラシーが高いうえに頭の回転が速い方なので、理論的に説明できないと後々自分の首を絞めることになったり、、(笑) なのでそのレベルに追いつくために自分でも勉強して、質問にも答えられるように準備することでだいぶ変わりました。
雲:最初は「お客様に追いつかなければ」、という所から始まったわけですが、最終的に自分の知識となってそれが自信や自信のレベルアップにつながるというのはまさに営業らしいエピソードですね。
雲:WEBマーケに携わってから感じた、「WEB広告コンサルタントという仕事とは」何だと思いますか?
塩:この表現が合っているか分からないですが、、「顧客を喜ばせる仕事」だと思います。前職の医療機器販売時代は、患者さんの役に立っているのは間違いないけど、自分が販売した商品がどんな風に使われて、誰のために役に立ったのか、という細かな情報が見えず、いわゆるエンドユーザーの顔が見えない状態だったんです。
WEBマーケティングの場合は「お客様が設定したゴールを達成している=効果が出ている=営業としての成績も良い」といった様にそれぞれが直接的に結びついているので成果が間近に感じられます。言葉は違えどある種それぞれの単語が同じ意味を表しているわけです。その中でも個人的には「顧客を喜ばせる」という意識が強いですかね。
雲:なるほど。成果を間近に感じらるのは自分のモチベーション向上にも繋がりますし、頑張ってよかったなと思う機会も多いでしょうね。
雲:仕事をしていて一番楽しいと感じる瞬間や業務ってどんな時ですか?
塩:自分で立てた仮説をクライアントに提案する時が一番楽しいです。例えば、運用している広告の成果が思わしくない時期があったとして、そこから成果を上げるための方法の提示や、現在の傾向の共有、この部分にいくらくらい予算を掛ければこれくらいの効果が見込めますと、といった様に順序立てて提案をします。それが採用されるかどうかはその時々によるのですが、提案している時は楽しいと感じます。
そのうえで、「その提案でやってみよう」と言って下さったり成果が上がった時は嬉しいですしね。
雲:仮説を考えるのは営業が一人で考えるんですか?大変そうだなと思ったんですが。
塩:一人で完結して提案をする営業もいますが、私はいつも運用と相談して仮説を立てます。運用に相談したほうが制度が高いシュミレーションを組めたりしますし、運用担当しか持ち得ない”運用ならでは”の知識もあるので。数値感についてもそうです。CV(成果)だけで数値を見ずに、そのCVを構成する表示回数や表示単価等、細かい部分を見てくれているので、やはり相談しますね。両者が居ないと成り立たないです。
雲:自分の感覚だけではなく、周りの知識や意見をうまく取り入れることはやっぱり大事なんですね。協力することで何倍もの強さに変わる、良いエピソードです。
塩:最近の例だと、休日にInstagramを見ていたら自分が担当している広告が流れてきたんです。正直自分だったらクリックしないかな、という広告だったのですが、週明けに数値確認をしてみたら効果がめちゃくちゃ出ていた、みたいなこともあります(笑) 人の感性って様々だなと感じた出来事でした(笑)
雲:そんなことがあるとより一層、自分だけの意見で進めずに周りの声に耳を傾けようと思う気持ちが強まりそうです(笑)
雲:一方で、大変だと感じる瞬間や仕事内容はありますか?
塩:受注するまでが一番大変ですね。
お客さんのリテラシーにもばらつきがあって、「全くWEB広告を運用したことがない企業さん」か、「頻繁に広告を運用している企業さん」で二極化していることが多いです。
全く運用したことが無い企業さんに関しては、ある程度効果のシュミレーションはできるものの、WEB広告って実体がない物なので、初めて広告を掲載する人に対して、且つ目に見えないものに毎月数十万円を投資してください、とお話をしてご納得いただくことが大変です。
雲:無形商材営業の悩みTOP3に入りそうな内容ですね、、、
塩:一方で、広告運用に慣れてる会社さんに対しては、競合他社と自社の違いを説明して、多数ある代理店の中からバリュークリエーション株式会社を選んでいただくまでの道のりが難しいです。最終的には会社単位ではなく「どの担当者に任せるか」という人間力が最後にものをいう話になってくるので、いかに信頼していただくか、が重要です。
雲:ちなみに他社ではなく、バリュークリエーション株式会社が選ばれる理由って何ですか?
塩:バリュークリエーション株式会社の強みは、大きく分けて3つあります。
- 一人の営業担当者が一気通貫で案件を担当するので、情報の統一化が徹底されている
- 基本的に毎日ご連絡をして状況の共有やコミュニケーションを取っている
- 有形、無形等商材に拘らず広い領域で運用の経験があるため、会社としてノウハウの蓄積がある
その他にもレスポンス・業務の速さ等もありますが代表的なものは上記3つです。
雲:複数人の手を介すると伝言ゲームみたいになってどこかで情報がずれたりしますし、担当者がずっと変わらないのは嬉しい ですね。
雲:どんな人がWEBマーケティング営業に向いていると思いますか?
塩:バイタリティのある人ですかね。あとは、自分で考えて動かないとどうにもならない業務内容なので、普段から考えることが好きな人が向いていると思います。
雲:確かに、指示待ちタイプの方には向いていないですね。
雲:それでは最後に、今後の目標を教えて下さい。
塩:まずは昇格してリーダーになることです。そのうえで取引額が大きいお客さんと取引して実績を積んで行きたいです。
雲:今後の自身のスキルアップにもつながる内容で、塩川さんの向上心が強さが垣間見えます!応援しています!!