こんにちは!株式会社バカンのもっちです。
社員一人ひとりにスポットライトを当てた「VACAN People」。
社員の今やっていることやバカンの好きなところ、MissionやValueについて、入社した時のギャップなどのお話を伺っていきます。
12人目の今回は、DX事業本部プロダクト企画部 パブリックソリューションチームでマネージャーをしている奥野さんです。
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■プロフィール
横浜生まれ京都育ち。京都大学教育学部卒。 新卒入社した日本郵便にて新規事業の立ち上げを経験後、複数のスタートアップでコンサルティングセールス、ToCマーケティング、事業企画に携わり、2024年3月からバカンに入社。
ー今はどのようなお仕事をされていますか?
現在私は、防災プロダクトである「避難者マネジメントシステム」のPMを担当しています。
このシステムは、避難所運営をDX化することで効率化するシステムです。
例えば、これまで避難所では、入所時の受付を手書きで行うのが一般的でした。しかし、私たちのシステムでは、マイナンバーカードや二次元コードを使って情報を入力できるようにしています。これによって、受付にかかる時間や手間が大幅に削減され、入所のために行列に並ばなくてすみます。
また、最初からデータとして情報を収集できるため、その後のデータベース構築や他システムとの連携もスムーズになります。こうした仕組みは、自治体の方々へのヒアリングを重ねながら開発してきました。
元々このプロダクトは、避難所の混雑を可視化するための避難所マップという前身のプロダクトを拡張する形で立ち上がりました。
私はこのプロダクトに約2年間関わっていますが、最初は防災分野の現場運営についてほとんど知識がなく社内にも十分な知見がなかったため、わからないことばかりでした。実際に現場で対応する自治体の職員の方々も、防災に関する知識や経験にはばらつきがあり、実際の運営に役立つシステムの正解を誰も持っていない状態でした。
そのため、最初にプロダクトを立ち上げる際は現地に足を運んで一次情報を得ることを優先しました。能登半島地震の際には、メンバーが発災から3か月以内に何度も現地へ行き、実際の声を拾いながらプロダクトに反映してきました。
例えば、輪島市で実際に避難所運営に携わられたボランティア団体の方にシステムを見ていただいたときのことです。避難者名簿の詳細を確認する際、一覧画面から別画面へ遷移するという一般的な設計にしていたのですが、「高齢の方が多い避難所運営現場では、全く異なるレイアウトの画面に突然遷移すると次に何をすればよいのか迷子になってしまう」というフィードバックをいただきました。
こうした現場の声は、自分たちだけでは絶対に気づけないものです。非常に貴重な学びでした。
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また、本部側の視点においても仮説や想像と異なることもよくあります。
例えば、広域でいくつも避難所を管理する場合、開発側としてはダッシュボードで集約してマクロな情報を見られる方が便利だと考えがちです。しかし実際に災害対応経験がある有識者の方にヒアリングすると、「避難所ごとの詳細が分かること」の方が重要であることがわかりました。
情報の更新が止まっている避難所や、収容人数が限界を超えている場所、災害発生から一定時間経過しているにも関わらず衛生環境が改善されていない等、細かな状況を把握し、支援が必要か判断することが重要だからです。
私は、こうした一つひとつのデータが、避難されている方一人ひとりを救うための意思決定につながると考えています。
ーバカンの好きなところを教えてください。
私がVacanの好きなところは、大きく2つあります。
1つ目は、「嫌な人がいない」と感じられる環境です。
ここで言う“嫌な人”というのは、代替案もなく否定的なことだけを言ったり、ただ愚痴を言うだけの人のことです。少なくとも、私が関わっている範囲ではそういう方はいません。
もう1つは、ロジカルに物事を組み立てる文化があることです。特に防災チームでは、世の中にあるフレームワークを適切に活用しながら、戦略やプロダクトを設計しています。
もちろん、すべてを型にはめるのではなく、必要に応じて我流で進める柔軟さもあります。ただ、基本の仮説や戦略がロジカルに組み立てられているからこそ、それを顧客や市場に当ててみて、それが合っているのか修正が必要なのか、振り返りや改善がしやすく、常に前進している感覚がありますね。
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ー好きなValue一つとその理由を教えて下さい。
これまで在籍してきた会社では、Valueがあってもそこまで強く意識していませんでした。
一方でバカンのValueは、その「構造」が面白いと感じています。3つのValueはどれも、相反する要素をあえて組み合わせているのが特徴です。トレードオフになりがちな要素をどちらかに寄せるのではなく、両方を大事にしようという意思を感じます。
特定のValueが好きというよりは、この考え方、構造そのものに共感しています。
COLORの考え方も同様で、対象的なイメージを持っている赤と青が組み合わさることで新しい価値が生まれるという点が、バカンらしいと思っています。
ーバカンに入社する前のイメージと入社した後に感じたGAPがあれば教えて下さい。
入社前は、混雑可視化など民間向けのプロダクトに関わるのだろうと漠然と考えていました。そのため、入社してすぐに公共・自治体領域のプロダクトを担当することになったのは、正直少し驚きました。
ただ、結果的には非常にやりがいのある領域だと感じています。私は幼少期に阪神・淡路大震災を経験していることもあり、この分野に関われていることに縁のようなものも感じています。
ー最後に、このインタビューを読まれている方にメッセージをお願いします。
これは私自身が常に意識していることですが、プロダクトは「想像」だけで作るものではないと思っています。
もちろん、ある程度の仮説をもとに設計することは必要です。ただ、実際に現場の声を聞くと、想像していたものと違うことが多々あります。また、人づてに聞いた情報は、その時点で一次情報ではなくなっています。
自分自身で見て、聞いて、体験したからこそ作れるプロダクトがあると私は思っています。
もしそういったプロダクト開発に興味がある方は、ぜひ一度バカンの一次情報に触れてみてください。
今あなたが読んでいる、このインタビュー記事も、間に編集が介在している時点でもう一次情報ではないのですから。
面談や選考の場で、よりリアルな情報を”ヒアリング”してみてもらえたら嬉しいです。
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お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
バカンでは、一緒に働く仲間を募集しています。
ぜひ私たちと一緒に、優しい世界を高付加価値サービスで実現していきましょう!
なお、今回インタビューした奥野さんが所属するDX事業本部プロダクト企画部の募集情報はこちらです。
バカンでは今回ご紹介した職種以外にも募集しております。