映像解析AI「VAAKEYE」で万引き容疑者逮捕へ | 株式会社VAAK
現在大手小売店舗と行なっている映像解析AI「VAAKEYE」の実証実験で、防犯カメラ6台 約3000時間分の映像から、11件の決定的な万引き行動が検知され、店舗・警察に情報提供したところ、万引き...
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■ 万引き防止AI「VAAKEYE(バークアイ)」とは
「VAAKEYE」は、店舗での不審行動や万引き行動を、自動的に検知しお知らせするシステムです。VAAKでは、防犯カメラの映像をAIで解析することで、人間の詳細行動の検知を可能とする技術を強みとしています。人間の歩幅や関節の動きなど、100以上のポイントを分析することで、明らかな不審行動だけでなく複雑な行動についても検知できます。
■ 正式版リリースの経緯
2018年3月のベータ版提供開始以降、複数の小売店舗で実証実験を行いました。その結果として、77%以上の万引き被害額が削減され、万引き対策(防犯カメラ映像の見返しなど)に要する時間は96%以上削減されました。
2018年12月には「VAAKEYE」で検知した映像情報により、実際に万引き犯が逮捕されています。
このような実証結果とご好評の声をいただき、この度「VAAKEYE」正式版リリースに至りました!
Bloombergの特集記事はじめ、Yahoo!やFOX Newsなど国内外多数のメディアに取り上げられております。
■ 松尾豊氏(東京大学大学院工学系研究科特任准教授、日本ディープラーニング協会理事長)コメント
ディープラーニングは、インターネットに匹敵する数十年に1度の技術です。これからの機械は目を持つようになるとも言えます。万引き防止AI「VAAKEYE」は、この「機械の目」を防犯に活用したもので、事業としての広がりが大きく、そして社会的な意義も高い取り組みだと思います。
■ お客様の声
VAAKEYEの導入により、今まで見過ごしていた不審行動や万引き行動が見える形になることで、店舗全体の防犯意識向上につながり、万引き件数の減少を実感しています。
お客様が安心してお買い物でき、スタッフが安全に働くことのできる店舗を目指して引き続き有効に活用していきたいと考えています。(50代男性・複数のコンビニ店舗経営者様)
当店は実証実験店舗として、VAAKEYEのサービス開発に協力してまいりました。常にAIが店舗を見張っていてくれる安心感があるため、スタッフは万引きについての心配をすることなく接客に集中できています。棚卸しの際、万引きによる商品ロスが減少したことを決め手に、VAAKEYEの導入を決定しました。
今回の正式版の販売により、VAAKEYEを通じて、さらに多くの店舗に安全な環境が提供されることを期待しています。(40代女性・複数のコンビニ店舗経営者様)
VAAKでは、「VAAKEYE」を通じて「万引きできない店舗」の実現を目指しています。
既に国内には14社12万店舗の見込み顧客がおり、今後3年間で、海外を含む小売店舗10万店への導入を目指しています。 また、今後は万引き防止だけではなく、「VAAKEYE」をより広い社会課題に対するソリューションへと成長させることにより、犯罪や事故のない豊かな社会の実現に向けて取り組み続けます。
私たちの掲げるミッションに共感し、ともに実現に向けて成長していける仲間をVAAKでは募集しています!