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“ユーザーのためになるコンテンツ”ってなんだ?

初めまして。

ウリドキネットでコンテンツディレクターを務めている山田です。

今回のブログでは、弊社のオウンドメディアである「ウリドキニュース」で行なっているコンテンツマーケティングについて、どのような考えのもとメディア運営を行なっているかについてご紹介したいと思います。

SEOにおける“曖昧さ”




弊社がウリドキニュースで行なっているコンテンツマーケティングというのは、平たく言えばSEOを使って検索流入を増やすことで、「メインサイトであるウリドキのユーザー、ならびにファンを増やしましょう」というものです。

そのために、ウリドキのユーザー層と親和性の高い検索キーワードをピックアップし、検索したユーザーの疑問を解決できるような記事コンテンツを日々編集・公開しています。これは、どこのサイトやメディアでもSEOを中心に据えたコンテンツマーケティングを行う会社であれば、どこも共通する流れかと思います。

いわゆるSEO業界においても「SEOで結果を出したいなら良質なコンテンツを作り続けるのが一番の近道」というようなことが、あちこちで言われています。例えばあなたがこれからSEOを学びたいと考えたとして、様々な本やサイトを読み込んだりしたとしても、おそらく全てに上記のようなことが書いてあるかと思います。

ですが、“ユーザーのためになるコンテンツ”って一体何でしょう?

数字的なもの、本質的なもの




“ユーザーのためになるコンテンツ”という言い回しは、言ってしまえば主観的で情緒的なものです。オウンドメディアを運営する際は、ライター・記事広告のクライアント様・チームの上司など、様々な利害関係者が存在します。

そういった人たち全員と納得感を持って仕事を進め、効果的に改善を行うためには具体的な数字で表すことのできる指標をきちんと設定することが大事だと考えています。

ですので、ウリドキニュースでは“ユーザーのためになるコンテンツ”とは何かを各要素ごとに因数分解し、計測可能な数値に置き換えて指標を設定しています。これにより、チーム内で記事の成果を確認する際も視点がずれたりすることもなく、記事の内容も考えやすくなります。

ごくごく当たり前のように聞こえますが、コンサルタントの方や面接でのお話を聞いていると、ユーザーが満足するコンテンツというものを曖昧なイメージで捉えている方が多いように思います。

もちろん、目に見える数値や指標だけを追い続けて本質を見失ってしまった場合、恐らくそれは“ユーザーのためになるコンテンツ”にはならないですし、上位表示ができて流入が増えたとしても、いつかアルゴリズムアップデートで痛い目を見ることになるでしょう。




「例えば記事本文に対策KWをx個以上入れる」というような指標は、上位表示されているコンテンツを研究した結果かもしれないですが、その指標がユーザーの疑問を解決することに繋がるかと言えば、答えはノーですね。

重要なのは上位目標に紐づいた指標の設定です。記事の公開本数にしろ文字数にしろ、上位目標を見据えた設定が適切にできていない限りSEOをいくら頑張っても効果は期待できないでしょう。

恥ずかしいお話ですが、ウリドキニュースでもアップデートによって大きくトラフィックが減少したことがあります。ですので、必ずその指標がユーザーのどんな満足度に結びついているのかを明確にして、“ユーザーのためになるコンテンツ”という本質は見失わないように注意を払っています。

詳しいお話はぜひオフィスで!




SEOにおける曖昧さを批判気味に書いておきながら、この記事に具体的な数字が一つも出てこないという結果になってしまいました(笑)

ウリドキニュースでは、現在一緒に働いてくれる新たな仲間を募集中です。私も勉強途中の身ですので、指摘すべき点や至らない点も多くあるかとは思いますが、もし興味を持ってくれた方がいっらしゃいましたら、ぜひ一度オフィスに遊びに来てみてください。

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