2年弱ぶりのお仕事。ブランクを埋めよう、頑張って感覚戻そう、と思っていたけどやめました。
2年も経てば社会も会社も常識も変わっているので、感覚を戻すのではなく新しく始めるつもりで頑張っています。大丈夫。AIがいるから。
復職して一番話しているのはAI。一番作業しているのもAI。
いや~助かる!
「AIに全部仕事をやってもらおう!」と思って使い始めたわけではありません。
最初はもっと単純で、「これ、私の理解合ってる?」と確認する相手でした。
でもなにかにつけてAIに相談しているうちに、気付けば
法律を調べる相手、
関数を一緒に考える相手、
文章を直してくれる相手、
制度設計の壁打ち相手。
いろいろな役割をAIにお願いするようになっていました。
AIに聞けば、何でも正解が出てくるわけではない
もちろん、AIが言ったことをそのまま採用することはありません。
人事・労務は、間違えると従業員の給与や社会保険、働き方に直接影響します。
法律の話なら、厚生労働省や日本年金機構などの一次情報を確認することもあります。
「いや、それは違う気がする」と思ってAIに聞き返すこともあります。
むしろ、
「本当に?」
「この条件でも?」
「それだと最初の前提が破綻しない?」
と何度もやり取りすることのほうが多いかもしれません。
そうすると、不思議なことに、自分の考えも整理されていきます。
AIが答えを教えてくれるというより、
自分の頭の中にあるものを、外に出して整理する相手
という感覚に近いです。
HRの仕事は、「ちょっと聞きたい」が多い
復職して改めて感じたのですが、人事や労務の仕事って、本当に小さな判断の連続です。
「この場合ってどうだっけ?」
「この表現で大丈夫?」
「この計算式おかしくない?」
「この制度に穴ない?」
一つひとつは、専門家に相談するほど大きな話ではない。
でも、自分一人で考えていると意外と時間がかかる。
以前だったら、検索していくつもページを開いて、必要な情報を拾って、自分のケースに当てはめていました。
今はまずAIに、
「こういう状況なんだけど」
と話してみる。
すると、論点を整理してくれる。
そこから必要なところだけ自分で確認する。
この順番になっただけでも、かなり仕事の進め方が変わりました。
育児をしながら働くようになって、時間の価値も変わった
産育休前と復職後では、仕事に使える時間の感覚も変わりました。
子どもがいれば、予定どおりにいかない日は当然あります。
朝は元気だったのに突然発熱することもあるし、保育園から連絡が来ることもある。
「今日はあと2時間仕事できる予定だった」が、突然なくなることもあります。
だからこそ、
考え始めるまでの時間を短くすること
が以前より大事になりました。
ゼロから資料を作らない。
ゼロから文章を考えない。
分からないことを一人で30分悩まない。
まずAIにたたき台を作ってもらって、そこから自分で考える。
AIを使って浮いた時間で、最終的な判断をしたり、人と話したりする。
復職してからは、そんな働き方が少しずつ身についてきました。
AIがあるから、仕事を"考える"時間が増えた
最近は、AIに「作業を楽にしてもらう」だけではなく、
「そもそも、この仕事のやり方でいいんだっけ?」
と考えることも増えました。
勤怠システム、給与システム、社内チャット、各種SaaS。
バックオフィスには、たくさんのツールがあります。
それぞれ便利なのですが、ツールとツールの間には、人が手でやっている仕事がまだたくさんあります。
通知を見て確認する。
データを転記する。
同じ内容を別のシステムにも入力する。
人に確認する。
そのたびに、
「これ、AIや自動化でもっと楽にできないかな」
と考えるようになりました。
育休前の私は、AIをここまで仕事の中で使っていませんでした。
ほんの2年も経っていないのに、仕事の仕方はずいぶん変わったと思います。
まだまだ、なんとかやっています
産育休から復職するとき、
「ちゃんと仕事できるかな」
という不安はありました。
今でも、知らないことはたくさんあります。
調べてもよく分からないこともあるし、判断に迷うこともある。
AIに聞いた結果、
「余計分からなくなった!」
となることだってあります。
それでも、
分からなければ聞く。
違和感があれば疑う。
必要なら調べ直す。
考えを整理して、最後は自分で決める。
そんなふうにAIを使いながら、少しずつ仕事の感覚を取り戻してきました。
「AIを使いこなしています」と言えるほど、格好いいものではありません。
むしろ毎日のように、
「これどう思う?」
「いや、そうじゃなくて」
「もう一回考えて」
とAI相手に話しています。
でも、今の私にとっては、それくらいがちょうどいい。
産育休から戻ってきて数か月。
AIに頼りながら、今日もなんとかやっています。
と、こんな感じで復職後初ストーリー!
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!