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皆さん、こんにちは。取締役の小林です。
うるるでは組織つくりを重要視しており、その一環として、リファラル採用を積極的に推進しています。
そんなリファラル採用がどんな経緯で実施されていくのかをまとめた、【うるるリファラルストーリー】ブログ。今回は第二弾を書き上げてみました。
ベトナムという異国の地で出会った二人が、どうリファラル採用へと繋がったのか、是非御覧ください。
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-プロフィール
萩原北斗(写真左):誘った人
2013年4月入社:NJSS事業部プロダクト推進課課長
入札情報速報サービスNJSSのエンジニアリングマネージャーとして、エンジニアメンバーの育成やマネジメント、プロジェクト管理、他組織との連携などを実施。学生時代にうるるでインターンシップを行い、そのまま入社。
比嘉倫士(写真右):誘われた人
2019年2月入社:シュフティ事業部プロダクトマネージャー
クラウドソーシングサービスのシュフティのプロダクトマネージャーとして、事業部長が考える戦略のサポートや開発タスクの取りまとめ、プロダクト・マーケット・フィットの推進を行っている。
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うるるに誘った理由は「うるるスピリット」にフィットすると感じたから
-2人の出会いはキッカケは何ですか?
萩原:
2014年にうるるがベトナムにオフショア拠点を作ることになったんですよね。それで誰かがベトナムに行かなければならなくて。すごく良い機会だと感じて手を挙げさせてもらいました。単身ベトナムに渡り、その2年後の2016年に当時エンジニアだった比嘉が別の会社から同じ立場でベトナムに来たんです。比嘉がベトナムに到着した際に、日本人同士集まって比嘉の歓迎会的な感じで一緒に飲んだのが最初の出会いでしたね。
比嘉:
その日から3ヶ月後には萩原は日本に帰ったんですが、その3ヶ月間ほぼ毎日のように一緒に酒を飲んでいましたね(笑)。一緒に飲んでいた理由は、仕事で感じる課題感がすごく近かったからなのかな。先に萩原がベトナムに来ていて、自分自身が感じた課題を萩原が先に経験したりもしていたので、一緒に解決策を話したりしていましたね。あとは、単純に酒の飲み方のノリが合いました(笑)。
萩原:
ベトナムで気が合う仲間ができて、飲みながら仕事の話をしたり、バカ話をしたり。笑 そういった存在にすごく助かっていましたね。
比嘉:
お互いに現場のメンバーだったので、感じる課題の質も近かったのも意気投合できた理由だと思います。
-うるるに誘おうと思ったのはなぜですか?
萩原:
僕は2016年4月に比嘉より一足先に日本に戻りました。その後、日本とベトナムで離れているときは比嘉と特に連絡を取っていなかったんですよね。
比嘉:
そうそう。そして、その年の11月に僕が当時勤めていた会社を辞めるタイミングで日本に戻りました。その時、地元の沖縄か東京を選択に迷っていて、そのタイミングで久々に萩原と再会してまた一緒に酒を飲んで、萩原にはその時にうるるに誘ってもらいました。結果的には、東京の他社を選びました。理由は、僕自身会社の全体感を見渡せるような小さな規模の会社に行きたかったんですよね。うるるの規模は既に100名を超えていたので、自分のニーズには合わないと感じ、結果的に20名弱の会社を選びました。
萩原:
その後はベトナム時代と変わらず飲み仲間として、月に2回くらいは飲んでいましたね。笑 飲む度に毎回冗談っぽく「いつうるるに来るの?」って聞いていました。それから数年経ち、比嘉が再度転職を考えた時、比嘉が「チームワークを大切にし、社会貢献性のある仕事が良い」と言っていたので、「これはうるるしかないだろう」と感じ、本気で比嘉を誘いました。
-比嘉を"本気"で誘った理由を教えてください
萩原:
一番の理由は比嘉がうるるの組織作りの軸である「うるるスピリット」に合致していると感じたからです。人を大切にするし、何より人に興味がある。ベトナム時代から一貫してそういったところが変わらなかったので、うるるに絶対に合うと感じました。
比嘉:
一方僕も、萩原に対して同じようなことを感じていたんですよね。例えばベトナムで知り合った共通の友人(日本人)がベトナム人の奥さんを初めて日本に連れてきた際に、初めての日本を楽しんでもらおうということで、浴衣を着させてあげたり、屋形舟に乗せてあげたりなど、おもてなしの精神が半端なかったですよね
▲屋形舟にて
「お前がパフォーマンスを出せないような会社だったら、俺はうるるを辞める」
-友人を誘うことへの抵抗はありませんでしたか?
萩原:
実は抵抗は結構ありました(笑)。当時、自分なりに会社に対して課題を感じていたことが結構あって。人間関係やその時のチームの状況など、良くない部分もいくつかあったので、そこに誘うことで少なからず比嘉に大変なことを感じさせちゃうだろうなとは感じていました。でも、よく考えると課題はどの会社にもある。だから、比嘉自身が「一緒に乗り越えるよ」という気概があれば良いかなと思っていました。気になる所はあるけど、それを言ってたら一生誰も誘えないし、そもそもそういった会社の課題感は比嘉に相談をしたりもしていたので。ただ、自分以外のメンバーがその課題をどう感じているかは比嘉に聞かせてやりたかったので、自分以外のメンバーと会話する場をセッティングしました。
比嘉:
どこの会社にも課題はあるので、僕としてはあまり重く捉えていなかったですね。そして、うるるに対して特に興味があったのは「人を大切にする」という社風なのですが、萩原以外の社員の方がそこに対してどう感じているかは聞いてみたかったんですよね。
-うるるのどこに魅力を感じましたか?
比嘉:
採用担当の方と会話をさせてもらう機会をもらって、社風の話になったのですが、採用担当の方も萩原と同じように社風を捉えていることが分かり、うるるは会社全体として人を大切にする会社なんだなというのが分かりました。
萩原:
その後、カジュアル面談をセッティングして、他のメンバーとも会ってもらいました。
比嘉:
そうそう。その時の社員の対応もすごく良かったのを覚えています。「比嘉がやりたいことをやれるためにはどのポジションが良いんだろう」などと真剣に考えてくれたり。その時に自分の中に残っていた唯一のハードルは「萩原との仲」でした。萩原とは本当に仲が良かったので、一緒に仕事をすることでその関係性が壊れてしまうかもしれない。本当に自分がパフォーマンスを発揮できるのか、そんな不安を漠然と感じていました。その際にセッティングしてくれた飲み会に自分と同級生メンバーや新卒一年目のメンバーがいたのですが、同級生とはお互いの仕事と経験のことで共感し合えたし、新卒一年目のメンバーの悩みにも答えることが出来た。その時に、自分の経験を活かして彼らに何かを伝えられたり、うるるに貢献できるかもれないと感じました。
比嘉:
そして最後の決め手は、萩原から「比嘉がパフォーマンスを出せないような会社だったら俺もこの会社を辞める」という一言でした。この一言でうるるの選考を受けること決めました。
「当事者意識を持って、納得して働く」社風を感じた
-実際に入社してみての感想を教えてください
萩原:
比嘉は最初僕と同じシュフティ事業部に配属されましたが、僕がすぐにNJSS事業部に異動になったので、殆ど一緒に仕事はしていないのですが、シュフティ事業部で予想通り活躍していますよね。あとは思ったより会話が減りました(笑)。同じ会社に入れば沢山会話するようになると思っていたけど、意外とそうではなかったですが、部署も違うしやっている仕事も違うししょうがないのかなと感じています。
比嘉:
萩原は僕がうるるに入ってすぐ異動しましたが、もともと僕たちって違う会社でしたし、それは大した問題ではなかったですね。
比嘉:
うるるに入社して、すぐにうるるの社風を感じました。うるるには「当事者意識を持って、納得して働く」というスピリットがあるのですが、本当に皆が納得した上で物事を進めていくんですよね。最初はこれだとスピード感が出ないかなと感じることもありましたが、今考えると全員が納得感を得るための時間を敢えて取った方がそこで良い議論が生まれるしやりやすいと感じています。あと、入社前後のギャップはほとんど感じていなくて、それは入社前に沢山の方とお会いし沢山の事実を事前に知れていたからだと思います。
▲うるるの仲間たちと酒を囲む二人
-入社後の二人の関係性はどうですか?
比嘉:
入社後は萩原以外のメンバーのことを早急に知りたかったので、敢えて萩原以外のメンバーとよく飲みに行きました。同じ会社になったらもっと一緒に飲みに行くんだろうなと思っていましたが、結果的にはうるるに入ってからは一緒に飲みに行く機会がイッキに減りましたね。笑
萩原:
比嘉に対しては、入社前(一緒に仕事をしたことがなかった時)に比べて頼もしさを大きく感じるようになりました。研修と実践を経てプロダクトオーナーとしての考え方を獲得し、本人の中で良い軸を持てたのかな。あと、入社当初は遠慮みたいなものが垣間見えることがありましたが、この軸をベースに自分の考えをチームメンバーに発信していけている様子があります。頼もしさを感じるし、悩んだときには全力で彼を応援したいと思っています。
比嘉:
萩原は先んじて管理職に上がって、そこで経験を積んでいるので、視座が高くなったと感じています。以前よりも周りを良くするための発言や動きを感じるし、純粋にすごいなと感じています。
互いに圧倒的な成果を出した後、ダラダラと旨い酒を飲みたい
-これからの互いの目標を聞かせてください
▲うるるのエントランス付近にて
比嘉:
萩原に早く追いつかなきゃって感じています。僕自身が、エンジニアのキャリアでしたが、うるるではビジネス開発がしたくてディレクターへジョブチェンジをしたので、違う目線でお互いを焚きつける関係になれたらいいなと思います。そして、うるるでビジネス開発とシステム開発で一緒にタッグを組んで仕事できたら、一つ夢を叶えられることになるんだろうなと感じます。
萩原:
部署が違っても同じ課題感をそれぞれで感じているのがわかったので、良いプロダクト作りができている状態を共に目指し、まずはそれぞれのチームで成果を出したいですね。そして、いつか同じチームで仕事をして、二人で圧倒的な成果を出し、美味しいお酒をダラダラと飲めたら最高です。
編集後記
私・小林も、萩原や比嘉とは良く一緒にお酒を飲ませてもらっていて、その度に二人の信頼関係を感じていましたが、今回のブログ取材を通じ、改めてそれを感じました。
特に萩原が比嘉を誘った際に伝えた、 「比嘉がパフォーマンスを出せないような会社だったら俺もこの会社を辞める」という萩原の思いは私の中でも非常に印象的です。そしてこの思いは、自分の会社に対する自信の表れであり、親友への愛情表現なのかなと感じました。
萩原・比嘉とまた一緒に美味しい酒を飲める日を楽しみにしつつ、キーボードを叩くのを終えたいと思います。