気がつけば経っていた15年の月日。
好きで始めたWebの仕事がここまで続くと思ってはいなかったし、ここまで続けてきてまだ好きと言える自分がいる。
私自身は過去を語ることを基本的には拒んできた。
なぜなら過去成したことを語って満足する人間にはなりたくなかったし、
理念やビジョンを語るデザイナーとしても経営者としても、過去よりも未来を語るべきだと考えていたからだ。
しかし37の年になり、業務や面接等で、多くの若手クリエイターと関わっていく中、
自分自身が歩んできた道が、多くの志を持つ人達にとって、
非常に有益であり未来を紡ぐ情報の一つになり得ると強く感じた。
業務や面接の中で、意図せず雑談感覚で伝えていた想いや経験談を、
目を大きくして聞く人達を見て、
自分の言葉の重みや深みというものを感じざるを得なかった。
私自身が歩んできた15年の中、泥水を啜りながら前に進み続ける中で、
感じたこと身につけたことを、
多くの若手クリエイターのこれからビジョンや成長を創り上げていく一助にしていただきたいと考えている。
ただ勘違いしないでいただきたいのは、
過去のことは過去のこと以外何ものでもないということである。
これからも私自身は多くの経験をしていくだろうし、
それによって考え方や手法は変わっていくだろう。
あくまで現時点での所感や経験値としての記録であり、
今後のアップデートに関しても引き続き報告していくことをお約束したいと考えている。
これを読んでいる皆様も、あくまで参考とし、
真理は自分自身でしっかりと見極め追求していって欲しいと思う。
さて、私から伝えることのテーマであるが、
基本的には
自叙、経営、働き方、事業、マネジメント、起業・創業、アプリケーションの使い方やTips、コーディング、Webディレクションと
多岐に渡る記事の準備をしているが、
メインテーマとしては、
Webデザイナーが業界を上手く最短で高いレベルで渡っていけるようにするための
心持ちや視点、手法や考え方を書いていく想定である。
敷居が低く、価値が見出しにくい職種でもあり、知識や経験なく事業として行っている方も少なくない。
同時に、業界の多方で間違ったWebデザイン制作が行っていると考えている。
デザイナーとして誇りを持ち、
信頼してくれる顧客にしっかりとしたクリエイティブを提供できるようぜひ参考にしていただきたいと考えているし、
他のクリエイターと以下に差別化をし、
自身の価値を以下に高めていくかの手助けになればと思っている。
同時に、発注側に立つ方には、
Webデザインがそもそもどういった考え方で制作されていて、
どういった視点で価値評価すれば良いのか、ぜひとも参考にしていただきたい。
Web制作というものはまだまだ価値を創り上げていく途中段階であると私は考えている。
ぜひとも共に、より価値のあるWebサイトを目指していっていただければ、之幸いと感じております。
何かを得るためには、何かを失うだろう。
ただそこには自分自身の想いがあり、その想いを真っ直ぐに物事に励んでいくことこそが、
信念を突き通すことであり、自分自身と向き合うことでもある。
それこそが自身の未来を創り、新たな自分や社会の未来へと繋がっていく。
そういった方の助けになるように、著者である私も、一つ一つの記事に魂を込めていく所存である。
ぜひとも末永くお付き合いいただければと思います。
【著者】
大谷 晃巨 -Otani Akinao-
1982年4月 東京生まれ
2004年4年制の大学(経済学部)在学中に、趣味で始めたWebサイト制作にのめり込み、2005年専門大学とダブルスクール。
その後、大学を中退しWeb業界へ。
リクルート社やサイバーエージェント社でのアルバイトを経験の後、フリーランスに。
フリーランス中にデザインの壁にぶち当たり、
Web制作会社に就職。デザインレベルを向上すべく昼夜仕事に没頭する。
フリーランスや制作会社、マーケティング会社等にて従事した後、
2014年に3度めの独立。
しばらくはフリーランスを行う。
2016年には株式会社Tsunagaruを設立。
現在、企業やサービスのWebを中心としたクリエイティブ制作や
ブランディング、ソーシャルブランディング事業などを手掛けている。
https://www.facebook.com/akinao.otani.71
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