こんにちは。
ツクリンク採用担当です。
今回は、弊社のエンジニアsyunに登場していただき、未経験・異業種から転職してきて2年の振り返りを語っていただきました。
ツクリンク株式会社でエンジニアをしている syun です!
弊社デザイナーの入社2年を振り返る記事に触発されたので自分も振り返ってみようと思います。
弊社デザイナーの記事はこちら
https://www.wantedly.com/companies/tsukulink/post_articles/364565
概要
20代中盤で異業種・大手企業からスタートアップにエンジニア転職し、2年間が経過したので振り返ります。転職後の苦労と成長と今後のことについて語らせてもらいます。
転職前
高専で機械工学を専攻し、新卒で化学メーカーに入社しました。
約3年半プラントエンジニアとして製造現場で働きました。
気が付けばWEBアプリケーションエンジニアに
新卒2年が経った頃、身についたハードスキルがその会社以外では役に立ち辛いことに気づきました。また、マニュアル重視の作業が多く、もっと自分で工夫したり、チャレンジして失敗する経験を積みたいと考えていました。
モヤモヤを抱えながらも更に1年が過ぎたころ、当時(今もですが)プログラミングが話題になっていたこともあり、何となく始めてみました。学生時代にC言語で挫折した苦い思い出がありましたが、その難しさの分、前に進んだときの達成感が気持ちよく、夢中になっていました。パズルを解くような楽しさに中毒性があり「これを仕事にしたい」と転職を決意しました。約半年の独学後に、運良くツクリンクに拾って頂くことになりました。
転職時のレベル感としては、小さなポートフォリオを自力で作成出来る程度でした。Progate と Ruby on Rails チュートリアル の後に作成しました。
※ 2020年5月3日にクローズ
スタートアップの2年間で起こった変化
異業種転職かつ大手からスタートアップへの転職ということもあり、
非常に変化の大きい2年間でした。スキル面にとどまらず、人間面でも成長出来たように思います。
スキル面の成長
転職後、膨大なテーブル数や大量のファイルを見て「あ、今まで書いていたコードはお遊びレベルに過ぎなかったのか・・・」と圧倒されました。
最初の半年間は特に苦しかったです。
とにかくサービスに価値のあるコードを書けるようになるために、毎日夜遅くまで働き、休日は先輩の書いたコードを読んだりしていました。なにも出来ない悔しさが常にあったように思います。
弊社はメンター制度を採用しているため、困ったときはメンターに聞きつつ、実践の中でスキルを磨いてきました。何度も何度も質問してくる自分に対して「君の成長を担うのも僕の仕事であり、チームのためだから」と根気強く教えてくれたメンターには今も感謝しています。とにかく実践で経験を積めたことも結果として成長につながったと感じています。
この振り返りをする中で、共通認識を持ちたいとメンターに共有頂いた記事を思い出しました(当時を思い出して少しウルッときました)。今後メンターに就く方は一読することをオススメします。
入社1年を経て
入社1年が経つころにはコードとドメイン理解も進み、先輩エンジニアと同じ流れで仕事を進められるようになっていました。(コード品質はあんまりでしたが・・・)
以下のフェーズを担当していました。
- 要件定義
- 概要・詳細設計
- 実装
- リリース
- コードレビュー(基本2名以上の承認が必要)
習慣として、まずは自分が納得するまで考えて、根気強く解を見出すことを意識していました。時間が掛かることはあったものの、自走できる(足を引っ張らない)程度にはなっていたかと思います。
入社2年を経て
開発業務以外にも挑戦する機会が増えてきました。
チームとして成果を出すことに興味を持ちつつあります。
- 定期勉強会(Dev実験室)の導入
- 開発チームの振り返りのファシリテーター
- 開発チームの課題発見・改善
- 新入社員のメンター(成長を担うのではなく、社内業務案内役のようなもの)
エンジニアリングスキル面ではより良い設計・実装を心掛けています。
社内レビュー、書籍、OSSから学び、実戦で試すというサイクルを意識しています。(実際のところまだまだ勉強不足ですが・・・)
スタートアップならではの人間面の成長
ツクリンクは入社当時20名程の組織でした。(現在は50名を超えました)
もちろん全ての仕事が整備されているなんてことはなく、浮いているタスクや敬遠されているタスクなど至るところに転がっていました。
意識的にというよりも、半強制的に自らタスクを取って進めて行く必要があり、気付けば主体性が身に付いていたように思います。他人任せで生きてきた自分を振り返れば大きな成長だと思います。
何よりも嬉しかったことは仕事が好きになれたことです。
プログラミングが楽しいことに加えて、日々の業務を通して達成感や成長を実感できているので、仕事が楽しいです。
また、社内文化として手を挙げれば挑戦させてもらえる文化が浸透しているので、適度に新しいことにチャレンジ出来る楽しさもあります。
今後やりたいこと
振り返りを経て、圧倒的に成長できた2年間のように思いました。
今後やりたいこととしてはこんなことを考えています。
もっと技術を磨いていきたい
当然ですね。エンジニアの価値は技術力がベースだと思います。
上でも書いたように、より良い設計・実装が出来るように学び続けていこうと思っています。鈍化してきた成長曲線を再度上げられるようにしていきたいです。
チームの開発力を高めたい
将来的な話としてプロダクトマネージャーのロールがやんわり気になっています。プロダクト作りの楽しさってたまらないですもんね。
短期的な視点ではチームの開発力を高めることに興味があります。
スクラム本を読むなどして知見を溜めている最中です。
最後に
ツクリンクでは一緒に建設業界を盛り上げていく新しい仲間を絶賛募集中です!少しでも興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください!