1
/
5

大好きなゲーム開発会社に就職した僕が、建設系スタートアップのエンジニアになるまで [ 開発統括部長・中村杏 ]

若手ながらも開発ユニットの部長を務める中村さん。
元々はゲーム企業にいたという彼が、ハンズシェアにジョインしたきっかけはなんだったのでしょうか。

現在の仕事内容

- 現在のお仕事内容を教えてください。

こんにちは、中村です。
開発チームの統括として、Railsを書きながらプレイングマネジャーをしています。

- 元々はどういうご経歴だったのですか?

実は幼少期からゲームが好きで、大学、大学院ともに情報系を専攻していました。
学生時代からエンジニアになろうと思っていました。
大学の時には、当時はまっていたゲームをオマージュして、RPGの自作などもしていました。

新卒で、念願のゲーム会社へ入社。
まずはエンジニアではなくプランナーとして働き始めました。
憧れの職業ではありましたが、入社すぐは雑務ばかりだったのと激務だったこともあり、毎日深夜残業ばかりで休みもなく…
会社全体の体質がどうなっていたのか、当時の僕にはわかりませんでしたが、とにかくそのプロジェクト時代はずっと炎上していて…
あまりのきつさに、3ヶ月で辞めようと決めました。

- 大変でしたね。その後はどうされたのですか。

辞めた後は、ゲームと関係ない仕事になるのですが、親の紹介で、小学校の生活指導員の仕事を始めました。
6年生のクラスのアシスタントや生徒のケアをしていました。

彼らの卒業と共に持っているクラスが終わるので一年サイクルなんですね。
それが終わる頃、どうしようかなと思っていたら、ちょうど友人から声がかかって。
未経験でもエンジニアに挑戦出来ると伺い、ハンズシェアを受けました。

- 学生時代からなりたかったエンジニア職ですね。

はい。
ただ、その当時は現在のツクリンクとは別に求人サービスがありまして、それの立ち上げをやることになりました。4〜5ヶ月でリリースまでもっていけたのですが、なかなか厳しく…

同時に現場点検をするアプリの開発も始まっており、求人サービスの次はそれを手がけていました。
その後、ツクリンクの開発に移り、アプリ開発の間からプロジェクトマネジメントをしていたこともあって、現在のプレイングマネジャーのポストについたという経緯です。

ハンズシェアで働いてみて

- 以前は激務環境だったとのことですが、現在はいかがですか。

ハンズシェアは、前の会社と比べるととても働きやすいです。
入社して割とすぐの話ですが、寝っ転がりながら開発していた時期もありました。
友人の紹介ということでハードルが低かった事もあるのかもしれませんが(笑)

働く時間もコントロールさせてもらえます。
自分がそうですが、自己管理ができるタイプにはとても働きやすいと思います。

- 建設業界は初めてかと思いますが…

はい、建設業界は初めてですが、特にハードルは感じずにやれています。
自社のサービスを使う立場にないため、ユーザの気持ちになれないのがつらいところです。
企画立案まで噛めないのはちょっと残念だなと思っていますが、開発に特化する形で貢献できればと思います。

- 建設業界に対して、こう変えていきたいといった想いはありますか。

実は、祖父が工務店をやっているので、他人事な感じはしないんです。
とはいえ当初は、ITと建設は遠く感じていたのですが、内山さんのインタビュー記事を読んでみて、建設が傾くと自身の生活に影響があるという実感が改めて湧いたんです。

自分の家、オフィス、よく行くお店…実は建設というのはとても身近に存在するもの。
そこに気付けてからは、自分がサービス改善をすることでの影響がイメージしやすくなりました。

これからやりたいこと

- 今後やってみたいことは。

開発スキームの定型化やチーム育成に取り組んでみたいと思っています。
現在は、4人の正社員と2人の業務委託のチームなのですが、強いチームに育てていくにはどうしたらいいのかと日々考えています。

僕の理想のチームはスタンドアローン、いわゆるティール組織。
管理者がいなくても、個人が強い状態であれば、自発的に、有機的に進化していくことができる。
それを目指して、最近は開発プロセスを変えていて。
ウォーターフォールではなくスクラムを導入するようにしています。

評価制度もまだ曖昧なので、これはしっかりやりたいと思っています。
エンジニアの評価は定量的に行うのが難しいので、これは課題ですね。

- 今後のキャリアはどうお考えですか?

エンジニアとしてもっとやっていきたいという気持ちもありながら、せっかくマネジャーのポストをいただいているので、マネジャーのスキルをのばしていきたいという思いもあります。

僕が今持っているスキルや経験というのは、今後外に出た時に再現性があるかというと少し怪しくて。
誰にでも言える事だと思いますが、今のチームだから上手くいっているところもあると思うので、自分固有のスキルと呼べるものを確立していきたいと思っています。

エンジニアリングタスクを少しずつ手放して、空いた時間で本を読んだりしていますね。
最近では『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』という本を読んでいます。
マネジャーとしての役割が言語化され、キャリアが描きやすくなりました。

ゲームはずっと作りたいと思っているので、ハンズシェアが上手くいったら、ゲーム作成にキャリアチェンジしているかもしれません(笑)。
未来が楽しみですね。

- そうですね。まずはハンズシェアの未来作りから。ありがとうございました。

Invitation from ツクリンク株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
ツクリンク株式会社's job postings
7 Likes
7 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Eriko Nonaka's Story
Let Eriko Nonaka's company know you're interested in their content