松田輝正(Terumasa Matsuda)|TSUIDE|note
桐蔭学園→慶應義塾大学→ゴールドマン・サックス・アセットマネジメント株式会社→フィデリティ投信株式会社→株式会社TSUIDE(CEO/Founder、ビズリーチ運営のVisional、東証プライム4194にグループイン)。経営しながら感じることなんかを備忘録兼ねて書いていきます。
https://note.com/t_matsuda_tsuide
やる気のあるやつを笑うカルチャーはクソだ
「絶対にスタメンになれない人」に着目せよ
組織を腐らせないために
1.コントロールできる項目を詰めろ
2.腐っている暇をなくせ
3.目標設定で手を抜くな
〈コンサルタント職〉
〈経営企画室〉
〈SE〉
〈PM〉
〈営業〉
先日、ある飲み会で、自分の会社の同僚に対して「あの人ちょっと頑張っちゃってるんですよね。そんなことできるわけないのに」と言っている人がいた。
もちろん、僕はその背景を知らない。本当に社内外の誰も求めていないようなことを1人だけで無理にやろうとしている謎の社員が、その人の会社にいて、みんなの邪魔になっているのかもしれない。
しかし、率直にいうとやる気のあるやつを笑うカルチャーはクソだと僕は思う。こういうカルチャーは、必ず組織を腐らせる。
これは、ラグビー部時代に思ったことだが、組織には
・スタメン確定の人
・スタメンになれる可能性がある人
・絶対にスタメンにはなれないだろうなという人
の3種類いて、実は組織が腐らないようにするために一番大事なのは3つ目の「絶対にスタメンにはなれないだろうなという人」なのだ。
高校でいうと高校3年生、大学では大学4年生で、実力も分かってて、控えめに言っても期待値は皆無の、絶対にスタメンになれないだろう選手。
こういう人たちが最後まで頑張っている学年は本当に強かった。
桐蔭学園ラグビー部にいたときの、僕の1個上の全国優勝した代はまさにそういう学年だったのだが、この学年の一度もスタメンにならなかった人たちは後輩に何か教えようとすることもなく、先輩風を吹かせて何かさせようとすることもなく、ただ、ひたすらに毎日決められたトレーニングに全力で向き合い続けていた。
正直、僕も全く腐らずにここまできたわけではないので、そのときは「なんであの人たちスタメンになれないのに頑張ってるんだろう」と思ってしまうこともたくさんあった。
しかし、経営をしている今なら分かる。あの姿こそが、本当にかっこいい先輩の姿だったのだ。
実際にその頑張りは監督も認めていて、僕が知る限り、最後の試合で本来スタメンしか着れない「ユニフォーム」がスタメン以外の全メンバーに配られた学年はその学年だけだ。
話を戻すが、こういう「スタメンになれないだろうなという人」が、スタメンや、スタメンになれそうな人たちの頑張りをバカにし始めたら、組織はあっという間に腐る。
※ちなみに、今も桐蔭学園は全国高校ラグビー大会の優勝常連校だ。
さて、TSUIDEは腐っている人が全くいない組織だ。その秘訣は採用なのだが、それを言うと元も子もないなので、ここでは、僕がどうやって腐る人を出さずに経営をしているかをいくつか紹介しようと思う。
人や仕事には、アンコントローラブルな項目と、コントローラブルな項目があり、それを見極めないで人を詰めていくと、その人は腐る。
50m走が遅い人に「なんで4秒台で走れないんだよ!」と怒り続けていたら、腐るに決まっているが、それは、本人にとってアンコントローラブルな部分を詰めているからだ。
そういう人に対しては「なぜ準備運動をしないのか?」「なぜ太もものトレーニングを怠るのか」など、コントロールできることについて詰めなければならない。
営業も同じで、「なんで契約取れないんだよ!」と部下を詰める上司の話をよく聞くが、それは間違いで、「何件電話かけたんだよ」「どういう本で普段学んでいるんだ?」とコントロールできる部分を詰めていくのが正しい上司のあり方だ。
代表、役員、メンバー問わず凡事徹底し、スピード感を重視していれば腐る暇などないはずだ。
TSUIDEのメンバーは飲みにもそんなにいかない。もちろん仲の良いメンバーでたまには意見交換をして切磋琢磨するのはいいことだが、そこまで仲の良くないメンバーと惰性で飲みに行って、話に困っても会社の愚痴が出るのが関の山だし、そんな暇があればみんな自分の成長に投資するべきだ。
経営をしている以上、目標設定は誰でもしていると思うが、ここでもコントローラブルな設定が重要になる。
経営者は、目標設定の際、無謀でもなく、楽でもない、「クソきついけどいける!」という、ギリギリのラインを見極めなければならないのだ。
売上1億円の会社の社長が「来年は100億円目指すぞ!」と言っても誰もついてこないのは明白だろうし、「来年は1.1億円目指すぞ!」と言われてもメンバーの士気は上がらない。
このラインを経営者として的確に判断することで、メンバーが腐らずについてくる。もちろん、「この人と一緒ならこの目標も達成できる」と思ってもらえるように経営者やマネージャーが最強であり続けることも重要だ。
最後になるが、スタメンに入り、全国1位になることのみが正義の学生スポーツと違い、社会人になると各人の価値観やモチベーションも多様で、職種もそれぞれ違うところが経営の醍醐味でもあり、難しいところでもある。
しかし、経営者の指標だけは、お客様の売上と利益の向上を支えた上での、自社の売上と利益の最大化であり続けなければならない。それさえきちんと守り、メンバーにも徹底できていれば、最悪、腐ってしまう人が出てきても、最低限のレベルが高いので、組織は正しく動き続けるはずだ。
絶対に腐らない組織で、腐らずに成長し続けたい人を、TSUIDEはいつでもお待ちしている。
より深くTSUIDEを知りたい方へ。
代表・松田が綴るnoteはこちらからご確認いただけます。
株式会社TSUIDEでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
ご興味を持った方は下記リンクからご応募ください。
皆さまとお話しできる日を楽しみにしております。
ITコンサルタント
AIコンサルタント
セキュリティコンサルタント