2020年1月に日本国内初の新型コロナウイルス感染者が報告されてから、5月3日には国内の感染者が15,000人を超え、わたしたちの「日常」は一変しました。厚生労働省が感染拡大防止のため「テレワーク」を推奨するなど、これまで以上に「働き方改革」が注目され、リモートワークが大きく進みました。
トライエッティングがオフィスを構える愛知県では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年4月10日に県独自の緊急事態宣言が発出されました。(2020年4月16日には国から「特定警戒都道府県」に指定)
弊社では、それより早い段階の2020年3月2日より、インターンを含む全社員を対象にリモートワークを推奨。いわゆる「3つの密」(密閉空間・密集場所・密接場面)を徹底的に避けるため、Web会議ツールや電話などのオンライン会議を利用することで、お取引先様との対面でのコミュニケーションを控えさせていただきました。また、不特定多数との接触の可能性がある外部セミナーも原則として参加禁止。採用面接に関しても、最終面接をのぞき、原則オンライン実施してきました。
そして、リモートワークに関するシステム導入を積極的に行い、4月10日以降はリモートワークへと完全移行!これまで通勤に要していた時間を有意義に利用でき、作業効率も上がりました。
一方で、短期間での移行により社員の自宅での作業環境が整わず、腰痛などの体調面での変化があったり、効率が下がってしまったりすることもありました。そこで、物品の支給なども検討しましたが、社員それぞれに必要な環境や課題は異なるため、リモートワーク環境を整える目的(物品購入がメイン)として、一律でリモートワーク環境を整える手当を支給しました。椅子を買うもよし、モニターを買うもよしとして、各自の在宅勤務における課題解決を図ってもらいました。
社員の自宅でのリモートワーク環境を整えることは重要です。なぜなら、リモートワークを余儀なくされる状況下でも、弊社はこれまで以上に営業活動や開発において高いパフォーマンスを発揮していきたいと考えているためです。
愛知県は国の緊急事態宣言の対象区域から解除されましたが、県独自の緊急事態宣言は5月末まで続きます。弊社では、今回の新型コロナウイルス感染拡大防止のためのリモートワークをきっかけに、社員の働き方についてより柔軟に考えていきたいと思っています。