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フードロスをテーマとした「クリエイティブクッキングバトル」に参加してきました!

こんにちは!macaroni 編集部の古矢です。私はふだん、macaroni 独自の企画を考え、記事にする仕事をしています。取材をすることもあれば、レシピを考えたり、社内で自ら撮影することも。何でも屋みたいな感じになってきました(笑)

8月〜10月まで開催されていた、フードロスをテーマにしたイベント「クリエイティブクッキングバトル」に macaroni 編集部チームが参加し、私も応援隊として行ってきました!今回はそのレポートを書きたいと思います。


クリエイティブクッキングバトルとは?


今回参加した「クリエイティブクッキングバトル」。公式の説明によるとこんなイベントです。

家庭からでる食料廃棄を楽しく解消する。

起きている廃棄をどうするかより、 そもそも食料廃棄が起きにくい状態にする。 クリエイティブクッキングバトルは、”ありモノからおいしい料理を作ることは生活の中で 最もクリエイティブな行為である” をコンセプトに 残り食材を工夫して自由に料理する能力に焦点を当てた、 エンターテイメント型フードロス解消バトルイベントです。

……エンタメ・料理・バトル、絶対楽しいやつ!

家庭に余っている食材を各チームが持ち寄り、その場で分配し、共通で用意された調味料を使って45分間で料理を作り上げます。審査基準は「おいしさ」「見た目」「工夫のアイデア」「残った生ゴミ量」。まさに、ライブ感と社会性が溢れんばかりの料理バトルという感じ。今年で正式な開催は2回目となるこのイベントは、クックパッドさんとctlさんが中心となり、さまざまな企業や行政の支援のもと開催されています。(詳しくはこちら

macaroni も精鋭メンバーで参戦!

立候補・推薦で決まった参加メンバーはこの4人。左から、といちゃん(最年少&元パティシエ)、みやちゃん(お酒好き野菜ソムリエ)、まりねえ(スーパーアクティブ主婦)、りょうくん(フェス好き料理男子)。料理上手が多い弊社ですが、在籍する料理家の面々ではなく、編集部の料理好きメンバーで挑みました。そりゃあ、グルメメディアですからね!勝ちたい! ガチです!

家から持ち寄った食材はこんな感じ。


コーンスープの素、缶つま、生姜などなど。激辛調味料のハリッサは困るな……。全チームが持ち寄った食材と、事務局が用意した食材の中から、使いたいものをいっせいに取り合います。これが結構激しいんです。


この興奮と勢い、伝わるでしょうか…… ちなみにひとり、ダッシュに気合が入りすぎて靴が脱げている男性がいました(笑)
どのチームも選ばなかった食材は、ランダムで各チームに配られるのですが、こればかりは運!


できるだけゴミが出ずアレンジしやすい食材が配られることを祈るばかりでしたが、殻の使い方が悩ましいえびと、量が多く使い切りづらい白菜が回ってきてしまい、頭を悩ませる macaroni チーム。

最終的に手元に揃ったのは、パプリカ、ズッキーニ、なす、アボカド、白菜、牛乳、チーズ、卵、コーンスープの素、タイカレーペースト、カレー粉、そば、えび、豆腐、豚ひき肉。

作戦は「レンジを活用すること」。水分を飛ばしたり熱を入れたり、効率的に進めようという目論みだそう。

いざ!45分間のプライドをかけた戦い!


作戦会議を終え、いよいよ本番。45分間で調理・盛り付け・献立表の記入まで完成させます。スタートの合図で、いっせいに持ち場に走り出す各チーム。包丁やまな板も人数分はないし、オーブンやミキサーの数も限られているなかでの調理…… どんなものが完成するのか……


みんなバタバタ必死ながらも、声をかけあって協力していてなんだかいい感じ……!


会場であるクックパッドのキッチンはとても広くて使いやすい。4チームが料理をしている中、審査員が見回ったり、司会が実況していたりと、カジュアルな雰囲気でバトルは進んでいきます。


ちなみに今回の司会は、料理芸人のクック井上さん。ご自身もお料理上手なことから、目の付けどころやコメントのバリエーションがすごい。おかげで、見学組もかなり楽しむことができました。

「これ火が通ってないんじゃない!?」「テーブルに乗っていない料理はフードロスですよーー!」

残り時間が少なくなるほどに会場の熱気が増し、みんなドタバタ。これ、めちゃくちゃ焦るだろうなー……そして、あっというまの45分。各チームの完成した料理はこちら!





これが余り物で、しかも45分で作った料理と思えますか? どのチームもレベルが高くて本当においしそう。(実際、とてもおいしかった!)


macaroni チームの完成品はこちら。白菜を使ったシュウマイや、アボカドとチーズのムース風、エスニックなすそばなど。食材が多かっただけあって、なんと45分で7品が完成。めっちゃ作ったな、うちのチーム(笑)

ここから全員で試食タイム。有名外食企業の現役料理長や、デザイン会社の社長さんなど、業界問わずクリエイティブでグルメな審査員たちも、審査に入ります。

結果発表… macaroni の順位は!?


いよいよ結果発表。macaroni の順位は……なんと〜〜〜 4位!!!

悔しさが残る結果に。最後にランダムで回ってきた食材をうまく活用しきれなかったようです。「このバトルは正直運です」と、実行委員長のキムラさんからもやさしいお言葉が…… 難しいなぁ。

しかし良いことも。会場にいる全員が1票だけ、良いアイデアだと思った料理に投票できる「みんなのクリエイティブ賞」で、macaroni チームが作った「アボカドとチーズのムース風」が同率2位をいただきました! やったー!


アボカドとチーズをホイッパーで泡だてて、レモン汁や砂糖で味付け。牛乳で伸ばして片栗粉を入れて、すこし火通したものです。これが大好評でした。

メンバーの感想を聞いてみると、「限られた道具で調理しなければいけないのが難しかった」「とにかく時間がない!」など、苦戦したことが伺えます。

その反面、「あのチームすごかったよね!」「あそこでこうしておけば…」と、打ち上げ中もバトルの話題で大盛り上がり。初めての経験、すごく楽しい思い出になったようです。

皆さま、本当にお疲れさま&ありがとうございました!


フードロス削減は、個人がやるかやらないか

今回のイベントのテーマ、「フードロス」。この言葉だけ聞くと、世界規模の大きな問題に聞こえます。実際そうなんですが、この画像の具体的な数字を見ると、すごく身近な話に思えませんか?


画像引用元:クリエイティブクッキングバトル事務局(企画概要書)
https://ccb.kitchen/wp/wp-content/themes/ccb/assets/doc/ccb_about.pdf


私は現在一人暮らしですが、正直、使いきれなかった食材を捨てることもたまに……。食に深く関わる仕事する社会人として、いや、一地球人として、意識を改めねばと強く感じた1日でもありました。
フードロス削減のためにできることは、結局個人がやるかやらないか。本当にそこからなんですよね。今回のクッキングバトル、どのチームも残ったゴミの量は30gくらいでした。でも、国民一人あたりが一日に出すゴミの量は、お茶碗一杯分(約140g)といいます。今回のバトルのように本当に意識すればできるんだから、日頃できないわけがない。少しずつでも実行していかなければいけませんね。

まとめ

こうした外部イベントへの参加は、刺激にもなるし良いなと感じました。「クリエイティブクッキングバトル」はイベントとしてのクオリティもすごく高い。テーマ、運営、規模、社会性。そして、参加者が本当に楽しんでいる。今後 macaroni でも何か仕掛けられたらいいなと、密かに思っています。

また今回、4人が奮闘する様子を見ながら「みんな楽しんで声かけあって取り組んでて、良いチームだなぁ」と、終始にんまりしながら見ていました(笑)

私はトラストリッジの社員になってまだ7ヶ月ほど。社内のコミュニケーションはかなりフランクで、年齢や立場に関係なく、意見を言い合ったり協力しあったりする文化が根付いているなぁと思っています。みんな前向きで、嫌な顔せず力を貸してくれるメンバーが多いんですよね。今回のクッキングバトルで、気持ちのいいコミュニケーションと関係性があらためて垣間見えたのでした。手前味噌ですが……。

あ、もし少しでもトラストリッジ / macaroni に興味がわいたら、いろんな職種で採用強化中なので、ぜひご連絡ください(編集部も絶賛募集中…!)


おまけ(明日からできるフードロス対策商品)

最後、ちょっと編集者らしく、フードロスにまつわるおすすめグッズをご紹介(笑)


「フードストレージバッグ」といって、食材の鮮度を保つための袋なんですが、肉、魚、野菜となんでも使えます。私はおもに野菜の保存用として使っていますが、使い切れなかった野菜も元気に保存されるのでかなり便利。

画像に写っているピーマンと芽の生えたにんじん……。半端に使ったあと、3週間くらい経ったものを冷蔵庫の奥に発見したのですが、フードストレージバッグのおかげでシワひとつない鮮度で生きていました。(保存環境や食材によって効果は異なります)

「FORMATICUM フードストレージバッグ」で調べてみてください。

では、最後まで読んでいただきありがとうございましたー!

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