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医療関連のITサービスに注力する理由

医療機関の課題

日本の医療機関はIT化がとても遅れていると感じることがあります。

私がIT業界の人間だから、余計にそう感じるのかもしれませんが、病院を訪れると患者の情報管理、会計、満足度調査、従業員のストレス診断などを紙と手作業でおこなっている様子を目にします。
調べてみたところ、日本の医療機関のIT化は、他の業界にくらべると5~10年ほど遅れていると言われているそうです。

また、近年は医師が不足するという事態も発生しています。医師の総数は毎年3,000~4,000人程度増加しているにも関わらず、ある地域では医師不足による医療崩壊が起こり、医療現場においては過重労働が長い間改善されていません。

このような状況や課題が重なってくると、医療従事者が疲弊してしまい、同時に、患者が医療サービスに対しての不満や不信感をもつようになってしまいます。
これらの原因の一部は、日本の構造的な問題にもあるので、社会的な課題でもあると感じています。


スマホ、Web、IoT、を用いて解決したい

このような課題を分析してみると、病院や医療関係企業、組織体制などの既存の役割範囲では、解決策を講じられないような、言わば隙間のような部分に、要望や課題があることがわかります。

私たちは、こうした要望と課題をITで解決していこうと考えています。
隙間を見つけてビジネスを作り上げるのは、ベンチャー企業が社会に対して果たすべき役割だとも感じています。

詳しくは書けませんが、外来に来られた患者の満足度調査や、医師による接患サービスの向上方法など、ありそうで実現できていない要望について、スマホ、Web、IoTを用いて新しいITサービスを提供していこうと考えています。

弊社のこのような取り組みが、医療機関のIT化を推進し、日本の医療サービスの向上に少しでも貢献できれば嬉しいです。


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